・所要時間:120分
・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)
<テーマ>
農場を拡大し、野菜・家畜をたくさん育てて、豊かに幸せに暮らすことを目指す箱庭系拡大再生産ワーカープレイスメントゲーム!
<準備>
◆各プレイヤーに下記を配布。
◆共通
<ゲームの進行>
<得点計算>
◆以下を合計して、最も得点が高い人が勝ち。
●妻
ゲーム準備のカードドラフトが最高に楽しい!
以前「ファミリーバージョン」をやった時はただ食料が苦しくてそんなに楽しいと感じなかったけど、今回は全然印象が違った。めっちゃ面白いねこのゲーム。
私たちのボドゲ力が増したのもあるけど、やっぱりこのカードの効果があるのが良いと思う。
毎回登場するカードが変わるし、カード効果を前提に計画するから他の人とアクションが被らなくなるのも良いね。
●ゆづ(9歳の娘)
羊とか牛とかどんどん育てて増えていく感じがすごく楽しいの。
私は動物を増やすのが好きすぎてそればっかりやっちゃっていつも点数が低いんだよね。
だから次は他のアクションもやって勝ちたい!
●ヨタくん(5歳の息子)
動物をいっぱい飼えて楽しかった!
その動物たちをお肉に領して食料が大丈夫になるのが嬉しかった!
●自分
面白すぎます。
自分のボード上で部屋や畑や牧場を増やしていく快感、小麦や野菜や家畜を育てて増やしていく快感、職業カードや進歩カードをプレイすることでやれることが増えていく快感。全てのアクションが「成長」に直結していて、RPGでゲームが進むにつれてレベルが上がってのめり込んでいくあの感覚に似ています。これぞ拡大再生産ですね。
やれるアクションの選択肢は多いけど、基本的な方向性がしっかり決まっているので変に迷ったり混乱することもない高次元のまとまり方をしています。ファミリーバージョンも面白かったけど、カードがある本家は、各プレイヤー間の戦略性に微妙な違いが出るし、ゲームをするたびに違う展開になるなど、遥かに面白いと感じました。
カードも最初に枚数固定で配布され、特に増えないので、「ゲーム途中で新たに登場したカードを逐一確認する手間」がないのも素晴らしいです。このあたりは、ドミニオンやサンダーストーンの長所と同じですね。
ウヴェ氏のゲームはどれも名作で素晴らしいけど、本作はその中でも最高峰に成長感・拡大再生産感を感じる内容で、このことが「すぐにまた遊びたくなる麻酔のような中毒性」につながっています。
あらゆるボードゲームの中で最高峰だと思います。長い間大ヒットとして人気があるのもうなづけます。
・総合評価:9
・独創性:8
・わかりやすさ:8
・システム洗練度:10
・間延び感の低さ(起伏):9
・リプレイ性:10
・コンポーネントの魅力:10
・脳汁感(ジレンマ味わい度):7
・テーマ再現性:10
・戦術の幅:9
・ドキドキわくわく感:9
・手番ごとの成長感:10
・攻撃性の低さ:9
・9歳児と本気で遊べる度:9
・5歳児も楽しそう度:8
・備考:ウヴェさんのゲームの小麦駒って、何気にゲームごとにサイズが違うんだよね。
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