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今日ご紹介するゲームは、クールなフェニックスの箱絵が特徴のGO OUT系ゲームです。

ロシアの伝統ゲーム「ドゥラーク」が元になっていて、非常に独特なルールとのこと。
伝統ゲームは例外なく面白いので、どんな感じなのかプレイ前からワクワクです。

ブレイズ(Blaze)

・プレイ時間:30分
・プレイ人数: 3人~5人

ゲーム内容

  • 各プレイヤーに投票カードセットを配布。
  • プレイカードを全てシャッフルし、各プレイヤーに5枚ずつ配布。
    残りの山札を、「1ラウンド用」と「2ラウンド用」に分ける。
  • 1ラウンド用の山札を中央に起き、一番上にをめくり、山札の下に表向きでずらして差し込む。
    この色がこのラウンドの切り札。
  • プレイカードは、「1~9&フェニックス」が各2枚ずつ × 3色の計60枚で構成。
  • 手番では、左隣のプレイヤーに対し、手札からカードを出して攻撃。
    同じ数字なら色問わずMAX5枚まで出せる。
    隣のプレイヤーは、攻撃として出されたカードそれぞれに対して、防御として「同色でその数字以上のカード」か「数字問わず切札色のカード」をだす。
    攻撃が切札色の場合は切札色でそれ以上の数字のみ出せる。
  • 防御後、手番(攻撃)プレイヤーと攻撃支援プレイヤー(防御プレイヤーのさらに隣のプレイヤー)は、攻撃カードがMAX5枚になるまで話し合って追加カードを出せるを追加で出せるのは、攻撃・防御で既に出ているカードと同数字のカード。
    攻撃・防御を繰り返し、誰もカードを追加しなくなったら決着。
    攻撃を防御しきれなければ、防御プレイヤーはそのターンで場に出されたカードを全て手札に加えなければならない。また、次の攻撃ができない。
    防御に成功したら、そのターンのカードは全て捨て札になる。
  • その後、手札が5枚未満のプレイヤーがいたら、手番順に5枚になるまで補充。
  • 手番を繰り返し、山札がなくなったら前半フェイズ終了。
    各プレイヤーは、後半フェイズでカードを出しきれず最後まで残るだろうプレイヤーを予想し、自分の投票カードをそのプレイヤーの前に伏せて配置。
    投票カードは1か0の数字が書かれていて、自分が一番最後まで残りそうだと思ったら、適当なプレイヤーに0の投票カードを置いておく。
    投票後、後半フェイズへ。
  • 前半フェイズの続きから手番を再開。
    後半フェイズでは手番終了時の手札補充なし。
    手札を出し切ったプレイヤーから、点数の高い得点カードを獲得していき、残り一人になったらラウンド終了。
    最後まで残ったプレイヤーに置かれた投票カードをオープンし、予想が当たったプレイヤーはその自分の投票カードを得点カードと一緒にしておく。
    はずれたカードは、置かれたプレイヤーの得点として没収される。
    その後2ラウンドへ。
  • 1ラウンドで使ったカードを集めてシャッフルし、各プレイヤーに5枚ずつ配布。
    その後、2ラウンド用の山札を中央に配置し、一番上を切札としてオープンして山札の下に表向きでずらして差し込んだら、スタート。
  • ルールは1ラウンド目と同じ。
    2ラウンド目が終わったらゲーム終了。
    総得点が高い人の勝ち。



感想

●妻
面白かった!
最初は意味不明なゲームだと思ったけど、やってるうちに楽しくなってきた。
私がゲーム強い印象があるから、誰も賭けフェイズで賭けてくれないから勝てないよ、、。
最後ヨタ君がやっと賭けてくれたのに、ほんとにビリになってガックシ。。また遊びたい!

●ゆづ(10歳の娘)
うーん、、。
感想が難しいんだよね。
どうやって勝てるのかわかんないし、勝ってもなんで勝てたのかわかんないし。
まぁドキドキして楽しかった。

●ヨタくん(7歳の息子)
ヨタくん、負ける人が誰か当てるのが得意みたいで、連続して当たって得点できたのが嬉しかった!
ルールが分かってきたら楽しくなったよ。

●自分
ルールが直感的に理解しにくくて苦戦しました。
遊んでみても、流れはわかったけど何をどうすれば勝ちに近づくのか手探りまくり。
何ゲームか遊んだ頃に、このゲームの面白さの本質が見えました。

このゲームは、後半フェイズに向けて、いかに前半で強い数字や切札色のカードを集めるかがすごく重要ですが、実は同じくらい最下位予測に絡むことが大切。
特に、最下位だと予測してもらい、最下位を逃れるともらえる得点が美味しいので、前半フェイズであまり良いカードが揃わなかった感をわざと表情に出して、最下位予測で自分を選んでもらうようにもっていくブラフも必要。

セットコレクション的な前半、予測の中盤、ゴリゴリ強いのを出しまくる後半と、フェイズのメリハリが聞いていて、游んだ後にしっかり遊んだ手応えを感じさせてくれます。
また、カードもキラキラしていて何か嬉しくなる豪華仕様。

ただ、いかんせんルールの把握が難しく、玄人向けです。
うちの子供たちも、2ゲーム目までは何が面白いのかわからない様子でした。
人を選ぶゲームですね。



総合評価

  • 総合評価:6
  • 独創性:9
  • わかりやすさ:4
  • システム洗練度:6
  • 間延び感の低さ(起伏):6
  • リプレイ性:6
  • コンポーネントの魅力:7
  • 脳汁感(ジレンマ味わい度):6
  • テーマ再現性:6
  • 戦術の幅:7
  • ドキドキわくわく感:7
  • 手番ごとの成長感:7
  • 攻撃性の低さ:4
  • 10歳児と本気で遊べる度:6
  • 6歳児も楽しそう度:5

~Fin~

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