・所要時間:45分
・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)
ゲーム概要
イタリアの舞台に多数の都市の支配権を競う陣取りゲーム。
アークライト(Arclight)
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- 各プレイヤーは自分の色のキューブを保有。
カードを出し合って制したエリアに個のキューブを置ける。
- 各プレイヤーに10枚ずつカードを配布したらゲームスタート。
- スタートプレイヤーは、イタリアのどの都市で戦争を起こすか決め、トークンを配置。
その後手番を実施。
- 手番では、「手札からカードを1枚プレイ」か「パス」かどちらかを行う。
一度パスしたらその戦争では追加のカードは出せない。
全員がパスしたら戦争終了。各プレイヤーの目の前のプレイ済みカードの戦力合計を比べ、最も高い人がその戦争で勝利し、このエリアを支配。
自分色のキューブを置ける。
- カードは、下記などがある。
- 「戦力が1~6と10の傭兵カード」
- 「傭兵の合計戦力を倍にする鼓笛隊カード」
- 「その戦争でプレイ済の傭兵カード1枚を手札に戻せる変わり身カード」
- 「プレイ済みの全プレイヤーの傭兵カードのうち戦力が最も高いカードを全て除去する法王カード」
- 「春カードを除去し、全ての傭兵の戦力を1にする冬カード」
- 「冬カードを除去し、戦争終了時にプレイされている全プレイヤーの傭兵カードのうち最も数値の高い傭兵の戦力を+3する春カード」
- 「戦争をいきなり終わらせることができるカード」
- 「戦力が1だが次の戦争のエリアを選べる愛人カード」
- 「戦力が10でいかなるカード効果も効かないカード」
- 戦争終了後、手札に傭兵カードが残っているプレイヤーが1人だけになったら、全員に10枚になるまで手札補充。
その上で、支配している都市の数分、各プレイヤーに追加でカード配布。
傭兵カードが手札に残っているプレイヤーが複数いたら、手札補充をせずに続行。
- 戦争終了後、愛人カードをプレイしたプレイヤーがいればそのプレイヤーが、いない場合は戦争に勝ったプレイヤーが次に戦争を起こす都市を選んでトークンを置き、カードをプレイして戦争スタート。
- 上記を繰り返し、戦争終了時に、5つのキューブを置いたプレイヤー、もしくは3つの隣接する都市にキューブを置いたプレイヤーが出たら、その人の勝ちでゲーム終了。
感想
●妻
勝ち方がわからない。
配られたカードが悪いとやりようがなく負けるのが何かイマイチ。
面白いとは思う。
●ゆづ(9歳の娘)
私、このゲーム得意なんだよね。
手札を使いすぎると負けちゃうから、どうでも良いところですぐパスするのがコツだよね。
●ヨタくん(5歳の息子)
数字をカードをどんどん出して、相手をやっつけられるのが楽しい!
手札がすぐなくなっちゃうのが嫌だな。
●自分
プレイしたカードの強弱で陣地をとっていくスタイルのゲームはよくありそうだけど、このゲームは「どの都市で戦争を起こすかの選択」と「手札補充がなかなかされない」というシステムにより、非常に強いジレンマを感じられるようになっています。
特に後半戦は、人によって欲しい都市とどうでも良い都市が分かれるので、巧みな戦争都市選択が重要。
また、勝負所を間違って手札を使いすぎると、その後の戦争で他プレイヤーに楽に多数の都市をとられてしまうので、1枚1枚のカードプレイがとても重たい。
プレイ時間のわりに重量級の手ごたえを感じさせてくれる良いゲームです。
展開によっては、なかなか決着がつかずゲームが長引くことも、基本的にやることはずっと同じなので、長時間化すると単調に感じて若干間延びするのが惜しいです。
総合評価
- 総合評価:7
- 独創性:7
- わかりやすさ:7
- システム洗練度:7
- 間延び感の低さ(起伏):6
- リプレイ性:8
- コンポーネントの魅力:7
- 脳汁感(ジレンマ味わい度):8
- テーマ再現性:7
- 戦術の幅:6
- ドキドキわくわく感:6
- 手番ごとの成長感:6
- 攻撃性の低さ:6
- 9歳児と本気で遊べる度:8
- 5歳児も楽しそう度:7
- 備考:カード絵やボードが醸し出す雰囲気が非常に良いです。
~Fin~
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