ファイブトライブス:ナカラの魔人 (Five Tribes:the Djin of Naqala)

・所要時間:60分
・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)

ゲーム概要

<テーマ>

マンカラ的に部族駒を移動させ、部族ごと・土地ごとの特有能力を使って得点していくゲーム。

created by Rinker
Days of Wonder
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<準備>

  • 各プレイヤーは、自分の色のラクダ駒8個と50金を受け取る。
  • 中央に土地タイルをランダムに並べる。(6×5に)
  • 各土地タイルの上に袋からランダムに引いた部族駒を3個ずつ配置。
  • 資源カードをシャッフルして山札にし、9枚を表向きに1列に並べてマーケットを作る。
  • 魔人カードをシャッフルして山札にし、3枚を表向きに並べる。
  • 各プレイヤーの順番マーカーをランダムに並べてプレイ順を決める。

<ゲームの進行>

  • 「手番順競りフェイズ」「アクションフェイズ」「整理フェイズ」の順に進行。
  • 「手番順競りフェイズ」では、前ラウンドのスタートプレイヤーから順に自分の順番マーカー手番順トラックの好きなマスに配置。
  • 手番順トラックは、手番順が先になる可能性の高いマスほど支払うコインが高くなっている。
  • 全員が順番マーカーを置いたら手番順が確定。
  • 「アクションフェイズ」では、手番順に好きな土地タイルを1つ選び、その上の部族駒を全て移動させる。
    • 部族駒が1つでも残っている土地タイルしか選べない。
    • 選んだ土地の部族駒を全て手に取り、隣接する土地タイルに手の中の1つの部族駒を置き、   さらにそこから隣接する土地タイルに1つを置く、を手の中の全ての部族駒を置ききるまで繰り返す。
    • 手の中の最後の1つの部族駒は、それと同色の部族駒が残っている土地タイルにしか置けない。
    • 最後の1つの部族駒を置いた土地タイル上の同色の部族駒を、置いた部族駒と一緒に獲得。その際、獲得した部族駒の色によって異なる効果を発動。
      • 黄:ゲーム終了時に勝利点。
      • 白:ゲーム終了時に勝利点。もしくは、魔人カードのコストとして使用。
      • 緑:獲得した数と同じ数の資源カードをマーケットの先頭(山札から遠い場所)から獲得。カード獲得後、緑駒は袋に戻す。
      • 青:その土地タイルと隣接タイルを確認し、「青の土地」の数だけコインを獲得。コイン獲得後、青駒は袋に戻す。
      • 赤:獲得した赤色駒1つごとに、その土地から1マス離れたところにある部族駒を1つ取り除ける。(赤色2個なら2マス離れた駒を取り除ける)
    • 部族駒を獲得した結果、その土地タイル上の部族駒が0になればそのタイルを支配でき、自分のラクダ駒を1つ置き、土地タイルの効果を発動。
    • 土地タイルの効果は、
      • やしの木コマをこの土地タイル上に配置
      • 宮殿コマをこの土地タイル上に配置
      • 3コインを支払って、資源カードを1枚獲得
      • 6コインを支払って、資源カードを2枚獲得
      • 白コマ2個支払って魔人カードを1枚獲得 など。
        ※ 魔人カードは、特殊能力があるものやゲーム終了時に得点を獲得できるものなどがある。
    • 部族駒移動後、任意で手札の商品カードを売却してコインを獲得できる。(種類数に応じてコイン数が増える)
  • 「整理フェイズ」では、資源カードと魔人カードを補充する。
  • 以上を繰り返し、最後のラクダ駒を置ききったプレイヤーが出るか、部族駒が移動できなくなったらゲーム終了。
  • 自分のラクダ駒のある土地の点数(やしや宮殿があると点数UP)や、黄・白駒の得点、魔人カードの点数、資源カード種類数の得点などを計算し、総得点の高い人が勝ち。



感想

●妻
どこの土地タイルから部族駒をとるか、どこの土地タイルで部族駒の配置を終えるか、頭の中でずっと考え抜くゲーム。
難しいけどルールはわかりやすいし、面白いね。

●ゆづ(9歳の娘)
楽しかった!
マンカラみたいに駒を動かすのが面白いね。
どの駒をとると効率的か考えないと全然点数がとれないのが難しい!

●ヨタくん(5歳の息子)
楽しい!
ヨタくんは資源カードをとにかくたくさん集めて点数をとることにしたよ!

●自分
タイル上の部族駒の配置を見ながら、毎手番最適解を探してうっていくタイプのゲーム。
他プレイヤーの部族駒の動かし方の影響をもろに受けるので、ソロ感は少ないです。
プレイすればするほど手番での最適解の発見が早く正確になるので、プレイ経験によって差がつきやすいゲームだと思います。

「どの色の駒をどのタイルで着地させるのが最も点数が高いか」をプレイ中延々と考え続けるため、かなり頭が疲れる、、。

強力な能力が使える魔人カードや、莫大なコインがもらえる資源カード、赤い部族による遠距離攻撃など、色んなアクセントがあるので単調にならず、毎回重点戦略を変えて繰り返し遊べます。
プレイ時間が短いゲームの中ではやりごたえがあって良いゲームだと思います。



総合評価

・総合評価:7
・独創性:8
・わかりやすさ:6
・システム洗練度:8
・間延び感の低さ(起伏):7
・リプレイ性:7
・コンポーネントの魅力:7
・脳汁感(ジレンマ味わい度):6
・テーマ再現性:7
・戦術の幅:8
・ドキドキわくわく感:6
・手番ごとの成長感:7
・攻撃性の低さ:6
・9歳児と本気で遊べる度:7
・5歳児も楽しそう度:8
・備考:上手いこと青色部族駒を移動・着地させて、大量コインをもらえると気持ちいです。

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~Fin~

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