・所要時間:60分
・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)
ゲーム概要
中央ボードに14箇所ある14軒分の家建築スペースにフロアタイルを配置して、多層階の家を建てるゲーム。
- 手番では、「中央の場からカードを1~3枚もらう」か「手札からちょうど2枚を出してフロアタイルを配置する」か実施。
カードは3色1~3の数値があり、カードをもらう際は合計数値が3以下になるようにもらう。
手札から2枚出してフロアタイルを配置する際は、1枚で色が、残り1枚でフロアタイル枚数が決まる。
赤1と青3なら、「赤いフロアタイル3枚」か「青いフロアタイル1枚」のどちらかを選択。
- フロアタイルを配置する際は、「1つの家は1色のタイルのみ」「隣接する家は違う色でないといけない」という縛りがある。
フロアタイルを置くと、「置いたタイル枚数の得点」と「置いたタイルに隣接する家の隣接フロアタイル数の得点」を獲得。
- 家ごとに完成に必要なフロアタイル数が決まっていて、ぴったり埋まると自動的に屋根タイルが置かれて完成となる。
各家の最初の1つ目のフロアタイル(=土台タイル)と、最後の1枚のフロアタイルを置いたプレイヤーは、それぞれ指定の得点を獲得。
- 中央ボードには常に3枚の共通目標カードが置かれていて、フロアタイルを配置して条件を満たすとその目標カードの得点を獲得。
- ゲーム開始時に3枚の個人目標カードをもらっていて、ゲーム終了時の中央ボード上の家が目標を満たしていたら、得点を獲得。
- プレイ人数ごとに定められた「完成すべき家の数」が満たされるとゲーム終了フラグ。
満たされたラウンドの次のラウンド終了時にゲーム終了。
総得点が最も高い人が勝ち。
感想
2021年当時
●妻
これは楽しかった!
邪魔がほとんどないしパズルの要素もあるし、完全に好みのタイプのゲームだね。
隣に隣接している箇所にタイルを置くと効率的だけど、目標カードを達成するには先に置きたくなるから、ジレンマがかなりあっていい感じ。
●ゆづ(8歳の娘)
楽しかった!
1階と屋根のボーナスをたくさんとって、目標カードもちゃんと達成してたら、高い点数がとれたよ。
●ヨタくん(5歳の息子)
楽しかった!
建物タイルをいっぱい置けて、たくさん点数もらえると嬉しい!
●自分
得点を効率的に獲得できるようタイルを配置していくゲームなので、ジャンル的にはよく見かけるタイプです。
ただ、このゲームの面白いところは、「タイルを先に置くよりも、後から隣接部分が増えるように置いた方が得点が高い」「個人目標に合う色の家を建てるためには、他の人よりも早くタイルを置いた方が有利」という2つのシステムによってジレンマが発生していることです。
みんながゲーム中ずっとうんうん悶絶する感じがGOOD。
また、カードをもらう際も、枚数をもらうと数字の大きいカードがとれないというジレンマも大きく、ゲーム全体的に悩ましさが炸裂してます。
それでいて、カード運や他プレイヤーとの思惑の一致運など、運の要素が適度にあるため、全体的には悶絶しつつも軽めのプレイ感になっていて素晴らしいです。
シンプルなルールと美しい中央ボードによって、繰り返し遊びたくなるゲームです。
総合評価
- 総合評価:7
- 独創性:7
- わかりやすさ:8
- システム洗練度:8
- 間延び感の低さ(起伏):7
- リプレイ性:8
- コンポーネントの魅力:8
- 脳汁感(ジレンマ味わい度):9
- テーマ再現性:7
- 戦術の幅:6
- ドキドキわくわく感:7
- 手番ごとの成長感:7
- 攻撃性の低さ:7
- 8歳児と本気で遊べる度:8
- 5歳児も楽しそう度:8
- 備考:雰囲気の良い中央ボード上にカラフルな家が完成していく感じは、目にも楽しいです。
~Fin~
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