・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)
・プレイ時間:2時間30分
ゲーム概要
重量級ワーカープレイスメントゲーム!
【中古】ボードゲーム テラマラ 多言語版 (Terramara) [日本語訳付き]
- 各プレイヤー、キャラクターカードを1枚選んで手元に置く。
キャラクターカードは、各自特殊能力を持っていて、ゲームを通じで特定のアクションが強化されるもの。
その後、初期資源カードを1枚選び、そこに書かれた初期資源を得たらゲームスタート。
- プレイヤーは6個の一族コマを持ち、毎ターン1つずつ中央ボードの所定のスペースに配置していく。
コマを置けるスペースはラウンドが経過するごとに増えていくが、1ラウンド目は9箇所。
生資源(牛、石の欠片、金属片、木材)を得るスペースや、手元の生資源を加工品(牛革、石材、金属、丸太)に加工するスペース、他プレイヤーから資源を奪う襲撃スペースや、スタートプレイヤーになれるスペース、後述のパロメーターを上げるスペースなどがある。
- 各プレイヤー、「軍事力」「馬車力」「船力」の3つのパロメーターがあり、スペースによっては特定のパロメーターを上げられる。
なお、上記のスペースへの駒配置アクションの際、基本的に他プレイヤーの小間が置いてあるスペースには配置不可だが、軍事力がその駒の持ち主よりも高い場合のみ、軍事力パロメーターを1つ下げることでそのスペースに駒を置ける。
「馬車力」を上げると一定の周期でボーナスがもらえる。
「船力」を上げると、獲得できる「建物カード」の選択肢が増えていく。
建物カードは、莫大な勝利点を得たり、特殊能力を得て以後のアクションが強化されたりと強力なカードで、指定の数の加工品を支払うことでもらえる。
- なお、1ラウンド目の時点で、2~5ラウンド目のスペースに駒を配置することもできるが、置いた駒を回収できるのは該当するラウンド終了時なので、先のスペースに置いてしまうと手元に駒が返ってこなくなり、後々不便に。
後半のスペースの方がアクションが協力なので、この辺は判断が必要。
- 1ラウンド目が終了したら、1ラウンド目のアクションスペース4つが消え(1ラウンドのスペースタイルを裏返す)、代わりに馬車力を活かしてボーナスがもらえるスペースなどが出現する。
- 上記を繰り返し、5ラウンド終了でゲームセット。
途中で得た勝利点に、得たカードの勝利点、軍事力の勝利点、馬車力の勝利点、手元に残った資源・加工品の勝利点などを合計し、最も勝利点の高い人が勝ち。
感想
2020年当時
●妻
すごく難しいゲームだった。
ルールは大丈夫なんだけど、生資源と加工品の対応が直感的に理解しにくかったり、駒を置ける条件や制約が結構あったりと、情報量が多くて消化しきれなかった感じ。ゲーム終わった後に凄く疲れちゃった。
こんなに疲れるゲームは久しぶりで、もうお腹いっぱいです。
●ゆづ(8歳の姉)
初めは楽しかったけど、途中から難しくて長かったので飽きちゃった。
●ヨタくん(4歳の息子)
うーん。あまり楽しくなかった。
ずっと同じことやってた気がするよ。
●自分
これは考える要素の多いまさに重量計ゲーマーズゲームですね。
「どこに駒を置くか」で物凄く激しく悩みます。
先のラウンドのアクションスペースに置きたいけど、軽はずみに置くとその後のアクション数が減ってダメージが大きいし。。かと言って、手堅く空いているスペースだけやっていっても勝利点が伸びていかない。
加えて、「軍事力」「馬車力」「船力」全てが重要なので、どこをどう上げていったらよいかずっと頭を使い続けてました。
結局プレイ時間は2時間30分に及び、最後の方は頭がオーバーヒートしてクラクラしてました。
子供は途中で離脱して逃げていきました 笑。
一度通してやってルールを把握できたので、次はスムーズにできると思うのですが、あまりに披露したので、しばらくはいいかな、と思ってしまいました。
長時間の重ゲーを繰り返し遊べる環境の方にお勧めですね。
総合評価
- 総合評価:6
- 独創性:7
- わかりやすさ:6
- システム洗練度:8
- 間延び感の低さ(起伏):7
- リプレイ性:7
- コンポーネントの魅力:6
- 脳汁感(ジレンマ味わい度):6
- テーマ再現性:6
- 戦術の幅:7
- ドキドキわくわく感:6
- 手番ごとの成長感:7
- 攻撃性の低さ:3
- 7歳児と本気で遊べる度:4
- 4歳児も楽しそう度:1
- 備考:超硬派な本格派ボードゲーム感:10
~Fin~
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