・所要時間:20分
・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)
ゲーム概要
<テーマ>
「8」と「28 」にできるだけ近い数字を狙う、ブラックジャック的カードゲーム。
<準備>
- 青の宝石(1点分)55個と、赤の宝石(2点分)15個を中央にストックとして用意。
- カードは1~10までと、1と10どちらにもなれるカードで構成。全てのカードをシャッフルして山札にする。
- 各プレイヤーは1枚引いて裏向きにし自分の前に置く。
<ゲームの進行>
- 手番では、以下を行う。
- まず、ストックにある青い宝石を1 つ取って中央に置く。
- 自分の左隣から時計回りに1プレイヤーずつ、追加のカード1枚を欲しいかパスかを聞いていく。
- 追加のカードが欲しいと答えたプレイヤーにはカード1枚表向で渡す。
※ 表向きのカードの合計が28以上になっている( =ドボンしたプレイヤー)は、追加のカードを受け取ることはできず、ラウンドから脱落。
- いずれかのプレイヤーがパスせずに追加のカードをもらった場合、手番プレイヤー自身のカード追加処理を終えたら次のプレイヤーに手番を交代。
- 誰かの手番時に、全プレイヤーが連続してパスしたらラウンド終了となり、勝負!
- まず、このラウンドで溜まった宝石を、「8に近い人用」と「28に近い人用)に半分ずつに分ける。余った分は次のラウンドに持ち越し。
- 全プレイヤーは裏向きのカードをオープンし、自分の合計数字を宣言。
- 8以下で、8に最も近い数字のプレイヤーは「8に近い人用」の宝石をGET。複数人いれば割り切れる分を分配して残りは次ラウンドに持ち越し。
- 次に、9以上28以下で、28に最も近い数字のプレイヤーは、「28に近い人用」の宝石をGET。複数人いれば割り切れる分を分配して残りは次ラウンドに持ち越し。
- 1:11カードを複数使うことで、8にも28にも合計出来るカードを揃えた場合は、その人はそのラウンドの宝石を総取り。
- 勝負が終わったら次のラウンドへ。
- 以上を繰り返して、手番開始時にストックに青い宝石がなくなったら、代わりに赤い宝石を1つ中央に置き、そのラウンドでゲーム終了。
感想
●妻
駆け引きがすごく面白かった!
最初は高度な駆け引きが必要な難しい大人のゲームだなぁと思ったけど、途中から子供たちもガンガン駆け引きを仕掛けてきて面白かった!
●ゆづ(9歳の娘)
もう1枚もらうかのジレンマがすごくて楽しかった!
24とかだとすごい迷って、もう1枚もらった時にドキドキした!
●ヨタくん(5歳の息子)
駆け引きが超面白かった!
ヨタ君が7の時、本当は止めたいけど勝つためにもう1枚お願いして超えちゃう時が結構あるの。
●自分
ブラックジャックやオイチョカブ系ゲームを進化させた非常に楽しいゲーム!
他プレイヤーの様子を見て、8以内でおさえて独り占めを狙うかの選択が熱い!
何より面白いのは引きたいけどいったんパスするブラフ。
自分はまだ2くらいで全然追加で引けないけど、「もう8出たので入りません。パス!」とかいって他プレイヤーに8を越えさせておいて、自分は悠々と2で宝石半分もらうとか。この当たりの駆け引きをみんながやるようになると勝負が本当に盛り上がります。
ダウト系ではスパイシー、スピード系はリグレット、神経衰弱系はシャーロック、ウスノロマ系はゾン噛ま、インディアンポーカーはコヨーテ、といったように、そもそも完成度が高いトランプの名作を少しアレンジして面白さをUPさせたゲームって、本当に凄いと思う。
総合評価
- 総合評価:8
- 独創性:8
- わかりやすさ:8
- システム洗練度:10
- 間延び感の低さ(起伏):9
- リプレイ性:9
- コンポーネントの魅力:8
- 脳汁感(ジレンマ味わい度):9
- テーマ再現性:6
- 戦術の幅:7
- ドキドキわくわく感:8
- 手番ごとの成長感:7
- 攻撃性の低さ:7
- 9歳児と本気で遊べる度:7
- 5歳児も楽しそう度:7
- カイジっぽい勝負にどっぷり浸れます。
~Fin~
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