・所要時間:45分
・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)

ゲーム概要

16個の宮殿に1~3個ずつ置かれた美術品タイルを競り落としてなるべく高値で売却し、お金を稼ぐゲーム

  • 12種類の美術品タイル(各2~4個ずつある)を裏向きにシャッフルして中央ボードの16個の宮殿に表向きで置いていく。
    各宮殿には同種のタイルが2個以上にならないよう配慮しつつ、1~3個ランダムで置く。
    どこか1つの宮殿に「塔駒」と「ゴンドラ駒」を置いたらスタート。
  • 現在塔駒のある宮殿に置かれた1~3個の美術品タイル全てをかけて競りを行う。
    スタートプレイヤーから順に、入札。
    任意の入札金額を宣言し、ゴンドラ駒を「入札金額の数分」先の宮殿へ、時計回り方向に進めていく。(宮殿は一繋ぎで時計回りに連続している)。
    次のプレイヤーは前の入札額以上を入札してゴンドラ駒を進めるか、パスをする。
    1人を残し全員がパスしたら落札。
    入札金額を支払い、競りにかけられていた美術品タイルはそのプレイヤーが全てGET。
  • 次の競り対象は、前の競りでゴンドラ駒が止まった宮殿の美術タイルになる。
    その宮殿に塔駒を配置し、再度競りをスタート。
    ちなみに、その宮殿に美術品タイルがない場合は、時計回りで次の宮殿が対象となる。
    これを繰り返していく。
  • なお、中央ボードの左側には、12個のマスがあり、そこに「3円~16円」のいずれかが書かれた価格タイルをゲームスタート時にランダムで配置する。
    上記の競りを繰り返していくと、中央ボード上にある2~4個全てがGETされた美術品タイルが徐々に出てくるが、その場合は即座にその種類の美術品タイルの売却が行われる。
    12個の価格マスは順番になっていて、そのタイミングの売却額が美術品タイルの販売単価になる。
    その美術品タイルを保有する全プレイヤーはその金額で販売してお金をGET。
  • 以上を繰り返し、中央ボードの美術品タイルが2種類以下になったらゲーム終了。
    お金を最も多く持っている人が勝ち。



感想

2020年当時
●ゆづ(8歳の娘)
値段をいくらにすれば良いかが難しかったけど、美術品タイルを集めるのは楽しかった!

●ヨタくん(4歳の息子)
途中で飽きちゃった!
お金をたくさん使うと、美術品タイルをもらえなくなるから難しかったよ。

●自分
オーソドックスな競りゲームだけど、「同種全てが獲得されたらその美術品タイルはその時点の売却額で即座に売却」というルールにより、次の競り対象をどこにするかが重要となり、良いアクセントになっている。
今の価格が安いなら、自分が多く保有する美術品タイルが次の競り対象になって強制売却にならないようにするために、あえてもう少しだけ金額を入札してゴンドラ駒の位置を進める、など考えどころが多い。

ゲームシステムとしては、入札を繰り返して美術品タイルを集めるだけなので、シンプルにまとまっていてとっつきやすい印象。
競りゲームが好きなら楽しめる良作ですね。
ただ、最後の方はいくらかけると勝てるかが計算できてしまうので、負けているプレイヤーはほぼ挽回できないです。
競りゲームの性質上仕方ないのですが。

総合評価

  • 総合評価:6
  • 独創性:8
  • わかりやすさ:7
  • システム洗練度:6
  • 間延び感の低さ(起伏):6
  • リプレイ性:5
  • コンポーネントの魅力:6
  • 脳汁感(ジレンマ味わい度):6
  • テーマ再現性:6
  • 戦術の幅:5
  • ドキドキわくわく感:6
  • 手番ごとの成長感:6
  • 攻撃性の低さ:6
  • 8歳児と本気で遊べる度:6
  • 4歳児も楽しそう度:2
  • 備考:無駄なコンポーネントがないのが好印象。

~Fin~

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