こんにちは! ヒロです!
いつもブログを読んでくださりありがとうございます。

手番でやることが手札補充orカードプレイというタイプのシンプルなカードゲームは、ゲーム初心者の友人とも気軽に楽しめて良いですよね。

この手のシンプルなカードゲームは、強烈なジレンマがないと緩すぎて楽しくなくなってしまうので、他プレイヤーとのインタラクションやカードプレイ条件などの縛りでプラスαの楽しさを演出することが必須です。
要は、プレイするのは簡単だけど、ゲームを作るのが難しい。
よって、このカテゴリーの名作ゲームは、凄腕のデザイナーが作成した作品が多いです。

今日ご紹介するゲームは、敏腕ボードゲームデザイナーのヴォルフガング・クラマー氏が過去に手掛けた名作の一つです。

キャッシュ(CASH)

・所要時間:30分
・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)

ゲーム概要

  • 全ての鍵カードから4枚の手札を秘密裏に選んで手札にする。
  • 金庫カードをシャッフルして山札にして中央に配置し、7枚をオープンにする。
    金庫カードには4種の鍵カードのうちどの鍵カードを何枚出すと獲得できるかが書かれている。
  • 手番では、「4種類の鍵カードから1枚選んで手札を補充する」か「必要な鍵カードを支払って獲得可能な金庫カードを獲得できるだけ獲得する」のどちらかを実施。
    1手番で2枚以上の金庫カードを獲得したら、枚数に応じた数のボーナスカード(10点)を獲得。
  • 中央の金庫カードが全てなくなったら、山札から7枚を補充。
  • 手番を繰り返し、金庫カードが無くなったらゲーム終了。
    獲得した金庫カードとボーナスカードの数字を合計して、1番高かった人の勝ち。



感想

●妻
手札を補充するか、支払って金庫を獲得するかだけの超絶シンプルなルール。
「パール」とか「ゆかいなふくろ」っぽい、ジレンマが楽しいセットコレクションカードゲームだね。

●ゆづ(10歳の娘)
楽しい!
鍵カードをたくさんためてから金庫カードをとりたいのに、他の人が先にとっちゃうのが悔しい!

●ヨタくん(6歳の息子)
めっちゃ楽しいね!! 
誰かが取りそうなちょっと前に高い点数のカードをとっちゃうのがコツだよね!

●自分
凄まじくシンプルなルールながら、強烈なジレンマとインタラクションのある優れたカードゲームです。
「いつどの金庫カードをいつ獲得するか」という1点において、他プレイヤーと強烈な駆け引きが気持ちよく盛り上がれます。

6人までプレイ可能なので、大人数でワイワイ盛り上がるパーティーゲームとして使いやすいですね。



総合評価

  • 総合評価:6
  • 独創性:6
  • わかりやすさ:8
  • システム洗練度:7
  • 間延び感の低さ(起伏):7
  • リプレイ性:7
  • コンポーネントの魅力:6
  • 脳汁感(ジレンマ味わい度):8
  • テーマ再現性:6
  • 戦術の幅:6
  • ドキドキわくわく感:6
  • 手番ごとの成長感:5
  • 攻撃性の低さ:5
  • 10歳児と本気で遊べる度:7
  • 6歳児も楽しそう度:7

~Fin~

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