・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)
・プレイ時間:60分
ゲーム概要
独特システムな拡大再生産ゲーム!
蒸気と歯車の世界を舞台に、自ら工場を変えていこう。
FACTORIA ファクトリア 3 5人プレイゲーム 制作:赤瀬よぐ よぐゲーム
- 人数分の工場シートをプレイ人数分中央ボードに並べる。
各工場には、「1レベルの遺物を支払い2レベルの遺物をもらう」や、「1レベルと2レベルの遺物を支払い、3レベルの遺物をもらう」、「2レベルの遺物を持っていることをみんなに示し、2レベルの遺物をもらう」などなど様々。
また、工場シートのすぐ脇に、お金を払うと特殊能力を得られる技術書カード5枚を並べる。
各プレイヤーは、1円と、レベル1の遺物2つと、レベル2の遺物1つをもってスタート。
- 各ラウンド、まず4つの工場のうち1つを選択し、同時に宣言する。
宣言した先の工場に自分のミープルを配置。
同じエリアを選べるのは2回まで。
配置後、各自、自分のミープルを配置した工場を稼働する。
- 工場シートを選んだのが自分1人だった場合、その工場シートを稼働する前に工場の改良ができる。
改良とは、もとのレベル以上の遺物に入れ替える(手持ちの遺物を工場シートに配置し、もともと置いてあった遺物を受け取る)こと。
改良すると、完成した遺物を1度だけ無償で手に入れることができてお得。
一方で、同時に複数人が選んだ工場シートは、工場稼働後、ボーナスを受け取れる。
- その後、好きな遺物1つを購入するか好きな1種類を好きなだけ売れる。
さらにその後、コストを支払って技術書カードを開発できる。
技術書カードは、工場稼働を2回繰り返しやれたり、誰かと被ったときに追加でお金をもらえたりなど、結構協力。
- 上記を繰り返し、100ゴールド以上持っているプレイヤーがでたら、次のラウンドでゲーム終了。
最終的に最も所持金が多いプレイヤーが勝ち。
感想
2019年当時
●妻
うーん。
面白いシステムなんだけど、結局最高レベルのドラゴンをとった人が勝つから、よくわからないにうちに終わる印象。
ドラゴンを誰かがとったら、それで終わりでいいんじゃないって感じで。
●ゆづ(7歳の娘)
改良が難しい。
コツコツ遺物をとってもあまりお金が増えなくて、勝つのが難しかった。
●ヨタくん(4歳の息子)
ヨタくん、よくわからなかった!
●自分
工場を自分で変えていくシステムが独特で面白い!
最初は少しずつ安い遺物が増えていくだけだけど、それまで工場に置かれていたレベルの遺物以上の遺物を購入できるだけのお金が集まった瞬間、一気に拡大再生産が始まっていく。
高いレベルの遺物を使って工場を改良すれば、その後からその遺物は普通に全員が簡単に入手できるようになり、お金もがんがん入ってくるようになり、そのお金で次のレベルの遺物を買って、と加速していく。
この一気に拡大していく爽快感がこのゲームの最大の特徴。素晴らしいと思う。
技術カードを使うと、スタンダートな拡大再生産を一足飛びにできるようになるので、ちょっとずるい感じがするかな。
ゲームバランスを壊してしまうくらいの強い能力が気になる。
プレイ時間もそこまで長くなく、独特なゲームシステムの素晴らしい拡大再生産ゲームだと思います。
総合評価
- 総合評価6
- 独創性:8
- わかりやすさ:7
- システム洗練度:6
- 間延び感の低さ(起伏):5
- リプレイ性:7
- コンポーネントの魅力:5
- 脳汁感(ジレンマ味わい度):7
- テーマ再現性:6
- 戦術の幅:7
- ドキドキわくわく感:6
- 手番ごとの成長感:9
- 攻撃性の低さ:8
- 7歳児と本気で遊べる度:7
- 4歳児も楽しそう度:2
- 備考:ドラゴンつよい!!
~Fin~
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