・所要時間:45分
・今回の人数: 4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)
ルール概要
<テーマ>
オリエント急行の経営者となり、線路を敷いて列車を走らせたり、客車を増強して列車自体をアップグレードしたりするゲーム。
【中古】ボードゲーム ファーストクラス 完全日本語版 (First Class)
<準備>
- 各プレイヤーに初期セットを配布。
- 個人ボード
- 2枚の客車カードと2つの車掌コマ。
- 1コイン
- 目標カード1枚
- アクションカードを1、2、3の3つに分けてシャッフルして山札にする。
Aの山札から18枚のカードを、「6枚☓3列」になるよう表向きに並べる。
※ 毎回使う共通カードに加えて、5種類の拡張カードのうち2種を選んで混ぜる。
<ゲームの進行>
- 手番では、中央の表向きに並んだアクションカードから場の1枚を選び、「カードに書かれたアクションを行う」か「捨てて自分の客車カード1枚をアップグレードする」のどちらかを実施。
使用たり捨てたりしたカードは自分専用の捨て札置き場に置く。
※カードを選ぶ代わりにスタートプレイヤータイルをとって2コインもらってもOK。(スタートプレイヤータイルをとると、他プレイヤーにボーナスアクションが入る)
- カードに書かれているアクションは下記の通り。
アクションカードには下記アクションのいずれかor複数の組み合せで書かれている。 - 「0」の客車カードの追加
- 客車カードのアップグレード
- 客車カード上の車掌コマを移動させる
- 路線カードを追加
- 路線カード上の列車コマを移動させる
※移動した結果通過・停止した駅に勝利点があれば即獲得。
- コインを支払うことで、下記5つのフリーアクションを実施できる。
- 「0」の客車カードの追加(1コイン)
- 客車カードのアップグレード(1コイン)
- 客車カード上の車掌コマを移動させる(1コイン)
- 路線カード上の機関車コマを移動させる(1コイン)
- 目標カードの獲得(4コイン)
- プレイヤーがカードを取った結果、列の残りカードが2枚になったらその2枚は破棄される。
- 各プレイヤーが3回ずつカードを獲得&アクションを行うと1ラウンドが終了。
2ラウンド目は1の山札の残りから、3、4ラウンド目は2の山札から、5、6ラウンド目は3山札から、それぞれカードを18枚引いて並べてスタート。
- 2、4、6ラウンド終了時に得点計算。
- 列車コマが通過or停止した「路線カード内の駅」に書かれているボーナスを全て獲得。
- 車掌コマがいる客車までの客車ガードに書かれた数字の合計数分の勝利点を獲得。
- ラウンド終了でゲーム終了。
6ラウンドの得点計算後、最終ボーナスとして目標カードの最終ラウンドでは、これにゲーム終了時のボーナスカードの勝利点を加算し、コインを勝利点に交換して、合計点が高い人が勝ち。
感想
●妻
面白い!
以前遊んだ時は最後に得点がバカスカ入り過ぎて大味のゲームだった印象だけど、改めてしっかり遊ぶとジレンマも強く、後半に向けて盛り上がる感じとかすごく良いね!
●ゆづ(9歳の娘)
楽しい!
自分の番でやるのも中央からカードを1枚取るだけだから簡単!
やりたいことがたくさんあって、凄く悩んじゃったよー。
●ヨタくん(5歳の息子)
めっちゃ楽しい! ベリグーだね。
ヨタくんは、線路のカードをたくさんとって列車をどんどん進めるのが好きだなー。拡張は殺人事件のやつが最高!
●自分
切れ味の良い素晴らしいゲーム!
以前プレイした時は、最後の方で「これまでのラウンドは何だったの?」ってくらいに大量点が入って白けてしまい、イマイチな記憶だったけど、改めてプレイすると全く異なる感想でした。
初期のラウンドから1手番1手番を無駄なく積み上げて準備していき、最後の方でガッツリ得点が入るよう逆算していくゲームだと考えると非常に楽しいです。
得点ボードを何周もさせるので、点数が間違えやすいのがかなりイマイチ。よって我が家では得点ボードは使わず、ゲーム紙幣を勝利点代わりにもらうようにしてます。この方法なら得点計算はノーストレスだし、最後の結果発表もワクワクできます。
5種類の拡張モジュールから2つを選んで入れるので、毎回ゲーム展開が変わるのも飽きにくくて良いです。
プレイ時間の短さと切れ味の良さから、平日の夜にしっかり遊びたい時に重宝しそうです。
総合評価
- 総合評価:8
- 独創性:8
- わかりやすさ:8
- システム洗練度:8
- 間延び感の低さ(起伏):8
- リプレイ性:9
- コンポーネントの魅力:7
- 脳汁感(ジレンマ味わい度):8
- テーマ再現性:7
- 戦術の幅:9
- ドキドキわくわく感:7
- 手番ごとの成長感:9
- 攻撃性の低さ:7
- 9歳児と本気で遊べる度:9
- 5歳児も楽しそう度:9
- 列車ゲームで列車自体を育てるゲームって珍しいですね。
~Fin~
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