・所要時間:15分
・今回の人数:3人(俺、妻、姉様)
ゲーム概要
短時間で終わる正体隠匿系ゲーム!
たくさん魚を獲って高得点が狙おう。
- スタートカードの上に4色の船コマを置き、スタートカードの横に6枚の海カードを置く。
海カードは、「魚なし」2枚、「魚1匹」2枚、「魚2匹」1枚、「魚3匹」1枚。
- 船の色に対応した4色のカードが7枚ずつ、合計28枚ある。
この28枚をシャッフルして各プレイヤーに7枚ずつ配る。
このカードが最終的な得点源。
- 船の色に対応したタイル各3枚計12枚、アヒルタイル2枚、海賊タイル1枚の、合計15枚のタイルを裏向きで混ぜて中央に置く。
- 各レイヤーにはタイルを3枚引くために必要となる資源コマが1個つず配られる。
- 手番では、タイルを1枚~3枚表に向け、そこに書かれている船のうちどれか1つを選び、その船コマを海カード1マス分前に進める。
1枚のみ引いたら資源コマを1個もらえる。
3枚引くには資源コマ1個支払う必要がある。
よって、はじめは1枚ずつ引いて資源コマを集めつつ、勝負所で一気に3枚のタイルを引けるようにしておくことも必要。
- アヒルタイルは何も起こらず、海賊タイルは手番プレイヤー以外全員が資源コマを1個捨てる。
- 4つの船のうちいずれか一隻が最後の海カードに到達したらゲーム終了。
その時点で各船が置いてある海カードを確認し、描かれている魚の数が「その色の船=各プレイヤーの手元のその色のカード」の得点になる。
各プレイヤー自分のカードの得点を合計し、最も高い人が勝ち。
感想
2019年当時
●自分
短時間で終わる正体隠匿系ゲーム。
自分の正体をばらさずに駒を動かして得点するタイプのゲームは、アンダーカバーや薔薇の名前、ラストキャメルなどいずれも名作が多いけど、どのゲームもそれなりに長くて結構疲れる。
それを極限までシンプルにしつつ、招待隠匿系特有のドキドキ感や心理的駆け引きをそれなりにもたせているので、素晴らしい。
4つの船のうち1つのみ選んで勝負するわけではなく、手元のカードとにらめっこして、全体的に得点が多くなる船配置を狙うので、正体隠匿系特有のキリキリする感じは薄く、全体的にほんわかしている。
短いけどルールもわかりやすく切れ味も良いので、いろんな場面で重宝しそうなゲームです。
総合評価
- 総合評価:7
- 独創性:6
- わかりやすさ:8
- システム洗練度:7
- 間延び感の低さ(起伏):8
- リプレイ性:8
- コンポーネントの魅力:7
- 脳汁感(ジレンマ味わい度):6
- テーマ再現性:6
- 戦術の幅:6
- ドキドキわくわく感:7
- 手番ごとの成長感:6
- 攻撃性の低さ:7
- 7歳児と本気で遊べる度:8
- 3歳児も楽しそう度:5
- アヒルタイルが出たときの笑顔:9
- 稼ぎ頭の船が魚ゼロのところに行った時のがっかり感:10
~Fin~
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