こんにちは! ヒロです!
いつもブログを読んでくださりありがとうございます。
今日ご紹介するゲームは、鬼才フリードマンフリーゼ氏による、ワーカープレイスメント&デッキ構築ゲームです。
ドイツ語の原題「FREMDE FEDERN」は、直訳すると「他人の羽」。
意味は、「他人の功績を我が物とする」です。
アグリコラのワーカープレイスメントと、ドミニオンのデッキ構築など、ゲームとして完成度の高いシステムをパクり、最高のゲームを作ろうという、フリーゼ氏らしい遊び心あふれる作品です。
ちなみに、アグリコラとドミニオンの作者にきちんと許可をもらって作っているとのこと。
筋が通っていて素敵ですよね。
当初は世界の七不思議のブースタードラフトも入っていたのですが、発売前のテストプレイで、プレイ感がもっさりするので除いたとのこと。
あくまで、パクってふざけるのが目的ではなく、楽しいゲームを作るのが目的なことがわかるエピソードです。
長くなりましたが、遊んでみた結果をレビューします。
ラクラク大統領になる方法 (Copycat)
・所要時間:120分
・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)
●妻
普通に面白い。
カードにテキストがないところとか、資源がコインと勝利点だけのところとか、プレイアビリティが以上に高いのもフリーゼっぽいね。
ドミニオンとかと違って拡張がないから、何回か同じプレイヤーで遊ぶと流石に飽きちゃうかな。
それでも、しばらく経つと遊びたくなるくらい面白いゲーム。
●ゆづ(10歳の娘)
すごく楽しかった。
ルールが分かりやすいのに、どのアクションを選ぶのかが悩ましいのがすごく良いね。
●ヨタくん(6歳の息子)
めっちゃ楽しい!!
どんどん強いカードが増えていくからワクワクするね。
漢字が読めなくても遊べるから楽ちんで好き!
●自分
流石はフリーゼ様ですね。
このゲームは結構前(ワーカープレイスメントが定着し、デッキ構築ゲームが流行り始めた頃)にリリースされてますが、その後にたくさんのフォロワーが、デッキ構築とワーカープレイスメントの融合ゲームを作っています。
よって、デッキ構築とワーカープレイスメントの融合という概念自体は今や珍しくないですが、このゲームの発売当初は、それこそ特許クラスに真似してはいけないオリジナリティの高いシステムだったと思われます。
そこにあえて手を出して、それぞれの作者の許可を得て、最高のゲームを作ろうとするフリーゼ様の精神性が本当にすごいと思いました。
そして、肝心のゲームの完成度もこれまた高いです。
ワーカープレイスメントの直感性と気軽さに対して、デッキ構築カードゲームのテキスト効果とコンボは脳の使い方やプレイ速度で若干の相いれなさがあるものですが、そこを繊細なカード構成や効果の調整で、違和感なく見事に調和させています。
他のシステムの抱き合わせとは感じないほどに自然に面白い1つの独立した楽しいゲームになっていて、のめりこめます。
普通に繰り返し遊びたい超面白ゲームです。
お見事!
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