・所要時間:45分
・今回の人数:2人(俺、妻)

ゲーム概要

農場タイプのワーカープレイスメントゲーム!

  • 中央ボードの駒置きスペースに、自分の駒を交互に置いていき、アクションを実施。
  • アクションは下記の5つ。
    全て、農産物生産に纏わるアクション。
    1. 市場から農産物の種を買う。
    2. 自分の農場ボードの荒れ地を【耕して畑にする】or【建物を建てる(納屋など)】
      ※建物は特殊効果
    3. 自分の農場ボードの畑に、買ってきた種を植える。(肥料コマが必要)
    4. 種を植えた畑に水をやる。(水コマが必要。種がその畑に複製される)
    5. 畑から収穫する
      ※収穫した種は農産物(チップが種-農産物 の両面になっている)としてGET。
      このGETした農産物はお金としての価値も持っていて、市場で種を買うなどに使える。
  • 手持ちのコマを置ききったら1ラウンド終了。
    5ラウンド終了後にゲームセット。
  • 【農産物チップの点数】【種チップの点数】【建物の点数】などを合計し、多い人が勝ち。

<好感度ポイント>

  • 一切の妥協なく、農産物生産に特化している確固たる姿勢。
  • 肥料コマがうんこの形をしているセンスの良さ。
  • 手番にできる選択肢が多いため、自分の長期設計に基づいたアクションができる。



感想

2019年当時
●妻
面白いと思うけど、まだこのゲームのポテンシャルを私たちが引き出してない気がする。
(ん? 最長老様・・???)

●ヨタくん(息子。3歳)
うんこのゲーム、楽しいの~??

●自分
農場タイプのワーカープレイスメントゲームは過去にいくつかやってきたけど、このゲームほどテーマに対する信念を感じたことはない。

やれるアクションが、「自分の農場でどう農作物を育てるか」の1点のみに集約されている潔さ!

勝つためには農作物を効率的に育てまくるしかない。
全てのアクションは農産物生産の効率化に向かっている。
これぞ農場ワーカープレイスメント!

何よりも、肥料がうんこコマなことにとても感動した。
肥料は確かにうんこである。でも、ここまで明確にうんこにしているゲームはない。
あられちゃんに出てくる見事なうんこの形で、色もうんこ色。
はじめ見たときは、馬鹿なのかな? と思ったけど、テーマを考えるとなまじ間違っておらず、逆に崇高な姿勢すら感じました。
まさにうんこ道。

案の定、息子がうんこコマを見て食いつき、「パパ~! うんこのゲームしよ~!」と箱を持ってくる始末。
内容は3歳時には難しいのでできないけど、うんこの駒をアラレちゃんのようにつんつんして、とてもいい笑顔で笑います。
うん。子供はうんこ好きだよね。

うんこのくだりがやや長かったですが、ゲームとしてもかなりの奥行きを感じました。
ただ、初回では5ラウンドだと思うように農産物を回転させられなかったので結構な難易度です。
ゆえに、また挑戦したくなる、そんな良いゲームです。



総合評価

・総合評価:6
・独創性:6
・わかりやすさ:7
・システム洗練度:6
・間延び感の低さ(起伏):6
・リプレイ性:6
・コンポーネントの魅力:7
・脳汁感(ジレンマ味わい度):6
・テーマ再現性:6
・戦術の幅:6
・ドキドキわくわく感:6
・手番ごとの成長感:6
・攻撃性の低さ:7
・3歳児も楽しそう度:6

~Fin~

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