インプルーブメントオブザポリス(Improvement of the Polis)

・所要時間:60分
・今回の人数: 2人(俺、妻)

ゲーム概要

ゲムマ大賞エキスパート部門受賞作!
ギリシャの都市国家を率いて、植民地支配と経済活動を繰り返し、都市を成長させていこう。

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  • 各プレイヤーは同じ構成のアクションカードを持つ。
  • 全9ラウンド。
    各ラウンド開始時に、イベントカードを1枚オープ1枚オープンする。
    イベントカードにはそのラウンドで成し遂げるべき条件と獲得できるボーナスが書かれている。
    続いて、税収として、個々の税収ゲージに従いお金を得る。その後、各プレイヤーは自分の2つのダイスを振り、手元のアクションカードの中から2つを選択してダイスの下にプロット。
    アクションカードには1~6までのコストが書かれていて、原則ダイスの出目以下のアクションしかできない。
    出目より大きなアクションをする場合は、個々の市民ゲージをその分減らす。
  • 全員がアクションを決めたら、小さな数字のアクションから全員同時に実行。
    1→6の順で全て行う。
  • アクションは、政治カード(特殊効果)をもらったり、政治カードを使ったり、勝利点を得たり、お金をもらったり、兵力を得たり、自分の能力を上げたりする。
    政治カードを出したり、自分の能力を上げるアクションでは、お金や知識トークンが必要となる。
  • アクションフェーズが終わったら、希望者はコストを払って自分の能力を上げてOK。
    これにもお金や知識トークンが必要。
    その後、ラウンド開始時にオープンしたイベントカードを確認し、条件該当者は得点を得る。
    さらに、メインボードに書かれた5つの目標のいずれかを達成したプレイヤーも得点を得る。
  • 大きな流れは以上。
    書くとややこしそうだが、やってみるとシンプル。
    お金と知識トークンをためて、政治カードを出したり、自分の能力を上げたり、栄誉ゲージを上げたり、特別な知識トークンを得たりすることを繰り返していく。
  • 上記を9ラウンド繰り返したら終了。
    下記を合計し、最も点数の高い人が勝ち。
    • 政治カードに書かれた勝利点
    • 自分の能力を上げたことによる勝利点
    • 栄誉ゲージ数 × 特別な知識トークン数



感想

2019年当時
●妻
すごく面白かった。
拡大再生産だね。
結局政治カードが重要だと思った。
アクションの選択肢が多くて悩ましかったな~。

●自分
拡大再生産ゲームとして非常に良く出来てる!
さすがゲームマーケット大賞エキスパート部門受賞作。

ルールがとてもわかりやすく、カードやボードの絵も美しい。

各能力を上げることも、政治カードを出すことも、全てがバランス良く重要なので、選択のジレンマがすごい。
やっていくうちにできることがどんどん増えていく感じはすごく楽しく、ハマっていく。

軍事力などがあるが、他プレイヤーを攻撃する要素はなく、あくまで植民地を攻略するために使われるだけ。
よって、嫌な思いをほとんどしない。

ゲーム時間もほどよく引き締まっていて、総合力がすごく高い作品だと感じた。
自分の好みにずばりはまってました。
選ぶ個人ボードによって戦略も変わるためリプレイ性も高いです。



総合評価

  • 総合評価:8
  • 独創性:8
  • わかりやすさ:8
  • システム洗練度:8
  • 間延び感の低さ(起伏):8
  • リプレイ性:8
  • コンポーネントの魅力:8
  • 脳汁感(ジレンマ味わい度):8
  • テーマ再現性:7
  • 戦術の幅:7
  • ドキドキわくわく感:8
  • 手番ごとの成長感:9
  • 攻撃性の低さ:9
  • 7歳児と本気で遊べる度:7
  • 3歳児も楽しそう度:3
  • 世界と戦える日本のゲーム度:9
  • 箱絵のアテネの美人度:10
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~Fin~

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