マリポーサ(Mariposas)

・所要時間:60分
・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)

ゲーム概要

名作「ウィングスパン」のデザイナー作!
美しい「オオカバマダラ」という蝶の4世代にわたる行動をテーマにしたゲーム。

  • ゲームは春・夏・秋の3ラウンド。春は1人4ターン、夏は5ターン、秋は6ターンを実施。
  • 中央ボードのスタートマス(ミチョアカン)に、各プレイヤーの第一世代の蝶コマを配置。ボード上の指定の場所に、春、夏、秋それぞれ1枚ずつ季節目標カードを配置。季節目標カードは、該当の季節のラウンド終了時に達成度に応じて勝利点がもらえるもの。
  • カードをシャッフルして各プレイヤーに2枚ずつ配布したらゲームスタート。
  • 手番では、カードを手札から1枚プレイし、書かれた回数中央ボード上の蝶コマを移動させる。
    移動後に止まったマスに花トークンが書かれていたらその種類の花トークンをGET。
    都市(中継所)マスだったらそこに置かれている都市トークンの裏に書かれている特典をGET + ダイスを振って出目の花トークンをGET。
    加えて、そのマスが繁殖マークに隣接しているマスなら、次の世代の蝶コマを止まった蝶コマの上に追加(繁殖)できる。
    繁殖コストは、第2(3,4)世代を追加するには花トークン3(4,5)枚か、同種の花トークン2(3,4)枚が必要。
    手札を2枚に補充して手番終了。
  • 全プレイヤーが4ターンずつ実施して春ラウンドが終わると、春の季節カードに書かれた条件達成度に応じた勝利点を獲得。
    手元に第二世代の蝶コマが残っている場合は無料でボード上の第一世代の蝶コマの上に追加してOK。
    その後、第一世代の蝶コマを全て取り除く。その後、夏ラウンドへ。
  • 夏ラウンド、秋ラウンドを同様に行い、秋ラウンドが終わるとゲーム終了。
  • 季節カードの勝利点と、スタート地点(チョアカン)に戻ってきた第4世代のチョウの数による勝利点と、都市(中継地点)マスでもらったカード枚数分の勝利点を合算し、総得点が高い人が勝ち。



感想

●妻
独特なテーマとプレイ感だね。よく出来てると思う。
結局スタート地点に戻る点数が高いから、途中であまり遠くに行かない方がいいのかどうか、次にやるときに確かめたいな。

●ゆづ(9歳の娘)
面白かった!
遠くに行き過ぎて最後に全然戻れなくて点数が低くて悔しかった。やり方がわかったから次は負けないよ!

●ヨタくん(5歳の息子)
楽しかった!
スタート地点にたくさん戻ってこれて嬉しかった!

●自分
すごく独特のテーマとゲームシステムです。
要するに中央ボード上でスタート地点から自分の蝶コマを移動させて花トークンを集め、それを使って繁殖し、できるだけ多くの第4世代の蝶コマをスタート地点に戻す、という明確な目的があるのでゲーム自体はとてもわかりやすいです。

スタート地点に戻すだけでは勝利点が足りないため、各ラウンド終了時に計上される季節カードの勝利点も重要。ただ、この季節ラウンドの達成条件が中央ボード上の自分の蝶コマの位置を示すものが多く、スタート地点から遠いところを指定されることが多いため、結果的にスタート地点に戻ってくるかどうかギリギリのところで最終ラウンドを終えることになる。

このあたりの難易度の高さとジレンマの多さが効いていて、すごく楽しいです。
ボードもコマもテーマも美しく、かなり独特なゲームですね。



総合評価

  • 総合評価:7
  • 独創性:10
  • わかりやすさ:7
  • システム洗練度:7
  • 間延び感の低さ(起伏):7
  • リプレイ性:6
  • コンポーネントの魅力:8
  • 脳汁感(ジレンマ味わい度):7
  • テーマ再現性:9
  • 戦術の幅:6
  • ドキドキわくわく感:6
  • 手番ごとの成長感:7
  • 攻撃性の低さ:8
  • 9歳児と本気で遊べる度:8
  • 5歳児も楽しそう度:6
  • 備考:オオカバマダラについて知ることができます。

~Fin~

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