・所要時間:20分
・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)
ゲーム概要
一度得点化すると後戻りできない点が特徴!
数字の書かれたタイルが6色1~11まで各2枚ずつを使って得点していくゲーム。
- 各プレイヤーはシャッフルされた全てののタイルが入った袋から8枚引いて初期手札にしたらゲームスタート。
- 手番では、「1~4枚の不要なタイルをゲームから除外してその数袋から引く」か「手札から同色タイルを好きなだけ自分の前に並べる」のいずれかを実施。
自分の前にタイルを並べる際は、色ごとに分け、上の方が数字が大きいタイルがくるように並べて置く。
次の手番以降に再度タイルを自分の前に並べる際は、同色の列に追加する形もOKだが、すでに並べてある同色タイルの一番小さい数字以下のタイルしか置けない。
- 手番を繰り返していき、各プレイヤー自分のタイミングで「得点化フェイズに移行します!」と宣言し、以降の手番でやるアクションを変更できる。
宣言以降の手番では、「1~4枚の不要なタイルをゲームから除外してその数袋から引く」(これはもとのアクションと一緒)か、「自分の前に並べたタイルのうち1色を下方(小さい数字)から順に得点化する」のどちらかを実施。
得点化する場合は、手札から同色タイルを好きなだけ出して合計数を算出し、その合計数以下の合計数まで、タイルを得点化できる。
得点化したタイルは裏向きにして自分の近くに積んでおく。
なお、一度得点化フェイズに移行したら、もう前のフェイズ(タイルを目の前に並べるフェイズ)には戻れない。(ノーリターン)
- 手札補充時にタイルがなくなったら、そのラウンドで終了。
得点化したタイルの合計数から「目の前に並べたタイルで得点化できなかった合計数」を引いた数値が最も大きい人の勝ち。
感想
2020年当時
●妻
めっちゃ面白い!
よく考えられたゲームだね。
●ゆづ(8歳の娘)
楽しい!
でも、いつ得点フェイズにいったらいいか全然わからなくて負けちゃう。
●ヨタくん(4歳の息子)
うーん。
面白いんだけど、ヨタくん、いつも並べたタイルが残ってマイナスになっちゃうんだよなぁ。
●自分
「出すときはより大きなタイルから小さなタイルへ」「得点化する時は小さなタイルから大きなタイルへ」というルールが痺れるくらいに美しく機能しています。
効率的に高得点を狙うにはできるだけ同色タイルをたくさん出したいので、大きな数字を先に出して追加しやすいようにするんだけど、いざ得点フェイズになると高い数字が並んでいるなかなか得点化できずに残すリスクがすごく高まってしまう、、、。
うーん、悩ましい。
残ったタイルのマイナス点が嫌だからさっさと得点化フェイズに移行して全てを消化しようとすると、得点化が早々に完了してしまいもったいないことになってしまうのも悩ましい。
他プレイヤーの捨て札や、得点化に移行するタイミングを観察し、ギリギリ目の前のタイルを消化できそうなタイミングで得点化フェイズに移行するかのタイミングが勝負なゲームです。
そして、一度フェイズを変えると戻りたくても戻れない。
ゲーム名通り、まさにノーリターンな感じでGOOD。
切れ味鋭く、万人が楽しめる素晴らしいゲームだと思います。
我が家でも大好評!
総合評価
- 総合評価:8
- 独創性:9
- わかりやすさ:9
- システム洗練度:9
- 間延び感の低さ(起伏):8
- リプレイ性:8
- コンポーネントの魅力:8
- 脳汁感(ジレンマ味わい度):7
- テーマ再現性:5
- 戦術の幅:6
- ドキドキわくわく感:6
- 手番ごとの成長感:6
- 攻撃性の低さ:7
- 8歳児と本気で遊べる度:8
- 4歳児も楽しそう度:9
- 備考:袋のタイル残数をしきりに確認したくなるゲーム後半のじりじり感がたまらないです。
~Fin~
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