こんにちは! ヒロです。
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今日ご紹介するボードゲームは、ワインがテーマの往年の名作ゲームです。

以前より興味はあったのですが、なかなかに入手困難で未プレイ。
たまたま駿河屋さんで販売されていたため即買いしました。

往年の名作ゲームは、それぞれに味があって楽しいんですよね。
ワインテーマのゲームは面白いものが多いので、楽しみ。
レッツプレイ!

フィノ(Vino)

・所要時間:60分~90分
・プレイ人数: 3人~5人

ゲーム内容

  • イタリアのワイナリーがテーマのゲーム。
    ぶどう畑を誰よりも多く保有(配置)することを目指す。
  • 各プレイヤーに、記録ボードと1,000金を配布したらゲームスタート。
  • 最初に、各プレイヤーは9の地域のうち異なる2地域+1地域に、1つずつ自分のぶどう畑を配置。
  • 中央ボードは、9の地域に分かれていて、それぞれぶどう畑を配置できるマスが描かれている。
    配置マスには必要な金の数が記載。
    また、地域によっては、配置マスの中に公共マスが含まれる地域もある。
  • ワインには5つの品種がある。
    各地域には品種マーカーが配置されていて、プレイヤーはその地域に最初にぶどう畑を配置する際に、どの品種にするか選択肢、マーカーを自分の記録ボードの該当地域マスに配置する。
    以降、そのプレイヤーはその地域にぶどう畑を配置した際に生産できるぶどうはその品種に固定される。
  • ゲーム中にぶどう畑を1つ配置する度に、その地域における自分の品種のぶどうを1つ生産し、記録ボードに反映させる。
  • 各ラウンド、「ぶどう畑配置フェイズ」「ワイン販売フェイズ」で構成。
  • 「ぶどう畑配置フェイズ」では、各プレイヤーは自分の記録ボードを衝立で隠し、秘密裏に今回ぶどう畑を配置したい2つの地域を選択。
    一斉にオープンする。
  • 誰も被っていなければ、その地域に好きなだけぶどう畑を配置できる。(もちろん有料で)
  • 誰かと被った場合は、その地域のぶどう畑の多い人から順番に好きな数配置。
  • ある地域にぶどう畑を配置した結果、その地域の残りの配置マスが公共マスのみになっていた場合、一時中断。
    その地域に最も多くのぶどう畑を配置しているプレイヤーは、無料で公共マス1つに配置。
    2番目に多いプレイヤーは、無料で公共2つに配置。
    3番目に多いプレイヤーは残りの公共マス全てに無料で配置。
    公共マス処理が終わったら再開。
    公共マス処理が終わった地域は、処理終了の印として、その地域に置かれているボトルコマを取り除く。
  • 全地域のぶどう配置が完了したら、「ワイン販売フェイズ」へ。
  • 「ワイン販売フェイズ」では、手番順に、1種類のワインだけを販売できる。
    獲得できる金は、「ワイン販売数+中央ボードの該当品種の価格補正」分。
    また、販売したワインの数に応じて、該当品種のぶどう畑を中央ボードから撤去。
    最後に、販売したワインの数に応じて、中央ボードの該当品種の価格マーカーを下げて、下げた分他の品種の価格マーカーを好きな配分で上げる。
  • 全員がワイン販売を行ったら次のラウンドへ。
    次のラウンドの手番順は、ワイン販売フェイズで得た収入が少ない人から。
  • 以上を繰り返し、中央ボード上の全てのボトルマーカー(公共マスが配されると取り除かれるコマ)が取り除かれたらゲーム終了。
  • 中央ボード上に最も多くのぶどう畑を配置しているプレイヤーの勝ち。
個人ボードはこんな感じです↑



感想

●妻
昔のゲームって感じだね。
楽しいんだけど、全体的にややもっさりしてる印象。
品種マーカーの視認性の悪さなど、プレイアビリティもイマイチ。
結構面白いんだけど、途中から展開が同じ感じで長く感じた。

●ヨタくん(7歳の息子)
まぁまぁ楽しかった。
ぶどう畑をたくさん配置してワインをたくさん作るとたくさんのお金が入ってくるから、それを使ってまたたくさんのぶどう畑を置いていく、っていう流れはワクワクしたよ。

●自分
古き良き拡大再生産ゲームという印象。
ワイン品種の価格変動や、公共マスの分配システムなど、ユニークな良いシステムも搭載。

ただ、いかんせんワイン品種マーカーの視認性が悪すぎて、ゲーム中にさっと把握できずイライラする場面が多発、、、。
ボードゲームはいかにシステムが良くても、プレイアビリティが低いと面白さが減ってしまうという難しさを再認識しました。

自分のワインの数を把握するための記録ボード上のワインコマはとても可愛らしくて雰囲気が合って良いです。



総合評価

  • 総合評価:6
  • 独創性:8
  • わかりやすさ:6
  • システム洗練度:6
  • 間延び感の低さ(起伏):5
  • リプレイ性:5
  • コンポーネントの魅力:7
  • 脳汁感(ジレンマ味わい度):6
  • テーマ再現性:6
  • 戦術の幅:6
  • ドキドキわくわく感:6
  • 手番ごとの成長感:7
  • 攻撃性の低さ:7

~Fin~

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