ウォーターフォールパーク(Waterfall Park)

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今日ご紹介するボードゲームは、1999年発売の交渉ゲーム「チャイナタウン」のリメイク作品である「ウォーターフォールパーク」というタイル配置&セットコレクションです。

チャイナタウンは面白かったのですが、プレイ時間が長くて気軽に遊べなかったので、手放した経緯があります。
しかしながら、昨年末にリメイク作品が発売され、コンポーネントもテーマも凄く良い感じになっていたので、改めて遊んでみたいと思い購入しました!

早速レビューいってみましょう。



ウォーターフォールパーク(Waterfall Park)

created by Rinker
ホビージャパン(HobbyJAPAN)
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・所要時間:45分前後
・プレイ人数: 3人~5人

<ゲームの目的>

遊園地の開発業者となり、他プレイヤーと交渉して施設を拡充していこう。

<ゲームの準備>

  • ボードをテーブルの中央に置き、各プレイヤーは1色を選び、その色の土台を取る。
  • 「場所カード」をよく混ぜ、裏向きでボードの横に置く。(カードに書かれた番号がボード上の78スペースのうち1つに対応しており、アトラクションを建設できる場所を表している)
  • 「アトラクションタイル」をよく混ぜ、裏向きの山にしてボードの横に置く。
    アトラクションは9種類あり、各タイル上の数字(3か4か5)はそのアトラクションの最大サイズを示してる。
  • ボードの横にコインを置いてリザーブとし、各プレイヤーは価値1のコインを5枚取る。
    (ゲーム中は自分のコインは裏向きにしておく。)
  • ラウンドマーカーをラウンド1スペースに置く。
    4/5人ゲームでは、対応するプレイヤーエイドタイルをボード上に置く。
    プレイヤーエイドには、各ラウンドでプレイヤーが受け取るカードとタイルの枚数が示されている。

<ゲームの進行>

  • 全4ラウンドで、各ラウンドは以下4フェイズ。
    ※各フェイズ中、全プレイヤーが同時にプレイする。

  • 準備:
    • 場所カード:
      現在のラウンド数に応じて、プレイヤーエイドに示されている枚数の場所カードを各プレイヤーに裏向きで配る。
      プレイヤーは自分のカードを秘密裏に見て、2枚を捨て札にして場所カードデッキ上に戻し、他のカードを保持する。
      ※カードを選んでいるあいだ、プレイヤーは話し合うことはできない。
      準備が整ったら、各プレイヤーは選んだカードを公開し、ボード上の対応するスペースに自分の土台を1個置く。
      プレイヤーはその場所の所有者となり、使ったカードは箱に戻す。
    • アトラクションタイル:
      現在のラウンド数に応じて、プレイヤーエイドに示されている枚数のアトラクションタイルを各プレイヤーに裏向きで配る。
  • 交換:
    全プレイヤーは自分のアトラクションタイルを同時に公開し、任意の他プレイヤーと交渉できる。
    交渉内容は自由だが、以下ルールに従う。
    • 場所、アトラクション、コインを任意の数や組み合わせで交換することができる。
    • いつでも、どの交渉にでも口を挟むことができる。
    • 即座に完了できる取り決めは守らなければならないが、将来の状況に関する約束は破っても良い。
    • ボード上のアトラクションタイルを取り除いたり、移動させたりはできないが、各アトラクションの所有者をゲーム中に変更はできる。
  • 建設:
    自分のアトラクションタイルを以下ルールに従ってボード上に置く。
    (1枚も置かないことも、すべて置くこともできる。建設しなかったタイルは、次ラウンドのために表向きで手元に残しておく。)
    • 自分が所有している(自分の色の土台がある)空き場所にのみ置ける。
    • 自分のアトラクションに隣接している自分の空き場所に、そのアトラクションと同種のタイルを追加で置ける。
      ※同種のタイルが隣接していても、所有者が異なる場合は別々のアトラクションと見なさる。
    • 1人のプレイヤーの同種のタイルが最大サイズ(3か4か5)に等しい枚数だけ隣接したとき、そのアトラクションは完成する。
  • 収入:
    建設済みのすべてのアトラクションから収入を得る。
    自分の各アトラクションごとに、ボードの左上にある表を参照して、そのサイズ(隣接している同種タイルのセットの枚数)に応じたコインを得る。
    各プレイヤーはそのラウンドの全収入を宣言して、獲得したコインを裏向きで手元に置く。
    最後に、ラウンドマーカーを1スペース進め、場所カードデッキを混ぜ直し、次ラウンドがスタート。

<ゲームの終了>

  • 全4ラウンドでゲーム終了し、コインが一番多い人が勝利。
  • 同額の場合、最も多くのアトラクションタイルをボード上に置いているプレイヤーが勝利。
  • これも同数の場合、その全員が勝利を分かち合う。



●ヨタくん(8歳の息子)
面白かったよ!
最初にいっぱいきたタイルを集めていくと、どんどん点数がもらえるからよいなと思った。

うまく交渉して、ボーリング場は独り占めできて、点数もたくさんもらえたから嬉しかった!

●ゆづ(12歳の娘)
パパのうまい口車には乗らずに、淡々とタイルを集めていったよ。
ゲーム自体のルールは簡単だけど、やっぱり交渉するのって難しいね!

●夫
凄くルールがシンプルだけど、ボードゲームとはこれだよね!というのを凝縮した良いゲームだと思います。

元のチャイナタウンはルールは面白かったけど、プレイ時間が長く、交渉の末に声が枯れるということもあり、中々何度も遊ぶことができなかったけど、これはプレイ時間も短くなり、気軽に遊べる使用になったのも良いですね。
ボードゲームで遊んでみたいけど、何から遊べば良いか分からない人にこそ遊んでみてほしいゲームです。

●自分
何となくやったことがあるプレイ感だなと思っていたけど、雰囲気が全然違うから気づかず。
やはりリメイク作品だったのね。
コンポーネントが凄く素敵で、遊んでいてワクワクするね。

交渉ゲーム自体は正直得意ではないんだけど、これぞボードゲームって感じで結構好きかも。
ルールも簡単でシンプルだから、初心者にももってこいだね。



  • 総合評価:7
  • 独創性:7
  • わかりやすさ:9
  • システム洗練度:7
  • 間延び感の低さ(起伏):7
  • リプレイ性:7
  • コンポーネントの魅力:10
  • 脳汁感(ジレンマ味わい度):7
  • テーマ再現性:7
  • 戦術の幅:6
  • ドキドキわくわく感:7
  • 手番ごとの成長感:6
  • 攻撃性の低さ:6
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~Fin~

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