こんにちは!ヒロです。
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今日ご紹介するのは、近年の大人気作「アルナックの失われし遺跡」の拡張です。
アルナック拡張の紹介の前に、「ボードゲームの拡張」について僕の思うところを書きます。
人気のボードゲームは既存客へのアップセルのために拡張をどんどん出していくのが当然だと思います。
「ドミニオン」「カルカソンヌ」「ウイングスパン」「エバーデール」「テラミスティカ」「アグリコラ」など、これまでも数々の名作ボードゲームが「拡張」をリリースしています。
人気のボードゲームなんだから、拡張も当然人気になるよね、と思いきや、良く考えるとそうでもないことに気づきます。
「拡張」とは、言葉通り、「原作のシステムを拡大して要素を増やすこと」になります。
そもそも完成度が高いから評価された原作に、「要素を増やしてしまったら逆効果にならないか?」と、思いませんか?
僕は、デジタルゲームでは、ドラクエやファイナルファンタジーなどの人気作は続編が次々と発売されて、例外なくヒットし続け、シリーズ総数として爆発的なヒットになっているんだから、ボードゲームの拡張も同じように売れるよね、と思ってました。
でも、冷静に考えるとちょっと位置づけが違いますね。
デジタルゲームの続編は、あくまで原作をよりパワーアップさせて、システムもバージョンアップし、全く異なるけどテーマ・世界観・根幹のシステムは継承しているというスタイル。
これは、ファンが無理なく継続購入できる仕組み。
一方のボードゲームの「拡張」は、そうではなく、あくまで「原作」に「要素を加える」もの。
完成されたものに手を加えるチャレンジは、そもそもが「蛇足チャレンジ」なので、「逆に面白くなくなった」などの、リスクの大きい、結構不利なチャレンジです。
そのリスクの大きなチャレンジを、ファンの期待に応えて、複雑になり過ぎない範囲で「原作よりもかなり面白くなった」と言ってもらえるように、作り込んだデザイナーの気概に感銘を受けるわけです。
※一部のゲームには、そもそもこの拡張を元のゲームに入れておくべきだろ! という、商業戦略的な拡張もあることはここでは置いておきます。
ゆえに、「拡張を入れてより面白くなった」という状態は普通ではなく、原作ファンの期待を越える「とっても凄いこと」だと思うのです。
長くなりましたが、そんな拡張愛をもつ私が、アルナック調査隊長の拡張の紹介をしたいと思います。
アルナックの失われし遺跡:調査隊長(Lost Ruins of Arnak: Expedition Leaders)
過去の下記記事をご覧ください。
●妻
キャラクターを入れるとワクワク感が増すね!
私は男爵夫人を使ったけど、使いやすかった。
でもヒロさんの、隊長(ワーカーが最初から3人になるやつ)、強すぎない?
カードが毎ラウンド4枚入れ替えられるのは、色んなカードが出てきて良いと思った!
●ヨタくん(7歳の息子)
楽しかった!
ヨタくんは鷹使いを選んだんだけど、鷹を動かして資源を貰うのがすごく便利だったよ。
次は別のキャラクターを使いたい!
●自分
基本ゲームのバランスを崩さずに、過不足なく綺麗にはまる、良い拡張でした。
「キャラクターごとに初期能力付与」のシステムは、例外なく面白くなりますね。プレイヤーごとの方針が少しずれることで、アクションが被ることのストレスが少し緩和されるのも良いんでしょうね。
個人的に、原作アルナックで唯一イマイチだと思っていた、「カードが余り使われない問題」も、カードの巡りが良くなったことで欲しいカードが増えたことで解消されていい感じでした。
キャラクターとカード入れ替えルール変更は、原作所の最初のプレイから入れて遊んで良いと思いました。
下記は調査隊長の拡張。
※拡張単体では遊べません。
下記は基本セット↓
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