順風満帆/貿易商の苦悩 (Bofore the Wind)

・所要時間:60分
・今回の人数:2人(俺、妻)

ゲーム概要

港湾運営会社となり、商売での成功を目指そう!

<目的>

  • 商品を手に入れ、倉庫に保管し、船に商品を載せて出荷する。
  • 商品を出荷するともらえる勝利点で一番になろう!

<ゲーム進行>

  • 毎回プレイヤーの人数分アクションカードがオープンされるので、中から順番に好きなものを選ぶ。
    他のプレイヤーがとったものを選ぶこともでき、その場合、競りになり、競り勝った人がお金を競り負けた人に払う。
    競り負けた人も場に残ったカードをもらえる。
  • とったアクションカードに書かれた内容のアクションを行い、商品をもらったり、もっている商品を倉庫に入れたり、倉庫に入れた商品を出荷したりする。
  • 中央には船カードが並べられて入て、それぞれに「何の商品が何個必要か出荷条件が書かれている。
  • 出荷するにはその条件を満たすことが必要。
    出荷すると船に書かれた点数がもらえる。
  • これを繰り返し、既定の点数に到達したプレイヤーの勝ち。

<このゲームの珍しいところ>

  • カードの絵がとても美しい。
  • コンポーネントがカードのみなのに、ボードゲームとして奥行きがある。
  • アクションカードを競り落とすシステムが独特。



感想

2019年当時
●妻
まぁまぁ面白いけど地味だね。
ずっと同じことを繰り返す感じなので、もういいかな。

●自分
箱の絵の美しさ、カードの美しさ、そしてゲームシステムの洗練された美しさ。
カードゲームとして本当に素敵な作品だと思う。
面白いです。

一方で、拡大再生産性がないため、毎ラウンド同じことを繰り返していく感じが、ちょっとものたりないかな。

同じことを繰り返していくゲームシステムなら、プレイ時間はもう少し短くてもいいかも。
ちょっと長いので、飽きる人は途中で飽きる可能性も。

「アクションカード選択と競り」に戦術が集約されるゲームだけど、その選択がとても悩ましく、ゲームとしての完成度は高いです。



総合評価

・総合評価:6
・独創性:6
・わかりやすさ:7
・システム洗練度:5
・間延び感の低さ(起伏):6
・リプレイ性:6
・コンポーネントの魅力:7
・脳汁感(ジレンマ味わい度):6
・テーマ再現性:7
・戦術の幅:6
・ドキドキわくわく感:6
・手番ごとの成長感:6
・攻撃性の低さ:6

~Fin~

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