・所要時間:60分
・今回の人数:2人(俺、妻)

ゲーム概要

王道のタイル配置ゲーム!
古代ローマの町を整備して、得点を獲得しよう。

  • 共通ボードから交互に建物タイルをとって、各自のボードに配置。
  • 建物配置により即時効果。資源やお金がもらえる。
  • 「もらったお金や資源」及び「建物の完成度」により得点。
  • 何から得点を得るかは、各ラウンドで1 つずつ独自の得点方法を選択。
  • 2人プレイの場合、得点方法は初期から9個用意されており、ラウンドごとに2つずつ消化される。
  • 一人当たり7枚配置したら1ラウンド終了 × 7ラウンド。

<高感度ポイント>

  • 自分だけの箱庭を作っていく楽しさ。
  • 直接攻撃はないが、タイル選択と得点方法選択で「あ~、それ私が欲しかったのに!」と言ったインタラクションがあり、ソロ感はあまり感じない。
  • 得点方法(得点カード)が4ラウンド分初めからオープンされているので、初手から、長期的な方針をたてやすく、じっくり考えて取り組める。



感想


面白い。
負けたのが悔しいので、またやりたい。
次はちゃんと初めから考えてやれば負けないと思う。(← 負けず嫌いの可愛い妻)

●自分
オーソドックスな箱庭系ゲーム。
トリッキーなところが少ない優等生。

我が家では、軽量級のキングドミノを始め、アグリコラプエルトリコなどの中量級~重量級ゲームまで、自分だけのボードに街を作っていく、いわゆる箱庭系ゲームにハマる傾向があります。

今回も御多分に洩れず、ストライクでした。
しかも、1回目からかなり好感度高い!

1ゲーム60分なのもちょうど良く、しっかりゲームした充実感も味わえる。
目的が明確なので、考える方向はシンプル。
長期計画で建物をとっていく必要があるため、結構考えどころも多い。

60分級のゲームだと、途中で単調になって間延びしがちだけど、このゲームはそれがなかった。これは凄いこと。

加えて、妻は頭脳派の長考タイプなので、短慮サクサク系の俺とやると、ひたすら俺の待ち時間が多くなって暇することもあるけど、このゲームでは、自分の次以降の手もいくらでも考えられるので、待ってる感覚がなく、暇しない。

だいぶ褒めちぎりましたが、あえて言えば、終盤に向けて盛り上がっていく要素がないのが惜しいかな。

最後に向けて加速していって、勝つか負けるかをヒリヒリやっていく異常に面白いタイプのゲームとたまに出会うけど、このゲームはそうじゃないね。

良い意味で優等生なゲームです。



総合評価

・総合評価:7
・独創性:6
・わかりやすさ:7
・システム洗練度:7
・間延び感の低さ(起伏):7
・リプレイ性:7
・コンポーネントの魅力:7
・脳汁感(ジレンマ味わい度):8
・テーマ再現性:6
・戦術の幅:7
・ドキドキわくわく感:7
・手番ごとの成長感:7
・攻撃性の低さ:7

~Fin~

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