・所要時間:20分
・今回の人数:2人(俺、妻)

ゲーム概要

手軽に楽しく遊べるダイスロール&紙ペンゲーム!

  • 5つのサイコロを振って、2個 – 2個 – 1個 に仕分け、2個ペアはそれぞれ数を合計し、得点用紙の該当の数字列にチェックを入れる。
    ※数字は2から12までの11種類。どの数字もマイナスから始まり、それぞれ何回かチェックするとプラスに転じる。
  • 「1個」に仕分けたサイコロは、得点用紙の右側にある3つの予備行の1つに数字を記入し、1マス目にチェックを入れる。
  • 得点用紙にチェックをつけ終えたら、再度5個のサイコロを振り、それを繰り返す。
  • 「予備行に記載されている数字」のサイコロが出たら、それを仕分けの「1個」に割り当てて、チェックを入れる。
    「予備行に記載されている数字」のサイコロが出なければ、好きなサイコロを「1個」に割り当て、その数字を記入し、1マス目にチェック。
    予備行は3つあるので、異なる数字3つまで記入する。
  • 3つの予備行のうち、1つが埋まり切ったら、そのプレイヤーは終了。
    他のプレイヤーが終了するのを待つ。
    全員終了したら得点計算。最も点数の高い人が勝ち。

<好感度ポイント>

  • 2や3、11や12など、確率の低い数字は得点が早めにマイナスからプレスに転じる。
    一方で、4~10は、確率が高いため、得点をプラスにするには何度もチェックをつけないといけない。
    この選択が悩ましく楽しい。
  • 全員全く同じ条件でプレイしているのに、終了後に各自の得点用紙を見ると結構違っていて、面白い。
    それだけ戦略に幅がある。



感想

2019年当時
●妻
面白い!
ガンシュンクレバーといい、こういうサイコロゲームって、すごく面白いんだね~!

●自分
すげー面白い。
こういうゲーム、今まで知らなかったのが悔しいと思うくらい。

「サイコロ5つと得点用紙」というシンプルなコンポーネントだけで、発想1つでここまでおもしろいゲームができるとまざまざと見せつけられた。

個人的には、ボードゲームはコンポーネント自体のわくわく感がとても重要なので、その意味で面白さが同程度の他のゲームよりも評価は低いけど、ゲームシステムや熱中度は全然引けをとらない。
誰と遊ぶ時も、気軽に持っていけるし、ルールもシンプルで、100%盛り上がることが確実なので、1家に1つもっていて良いゲームですね。

最近サイコロゲーム、ほんと好きになったなぁ。
サイコロ考えた人、すごいですよね。

ところで、サイコロって、いつ頃から何のためにあったんだろう?
ということで調べてみました。
・正六面体のサイコロの発祥地は、古代インドとも古代エジプトとも言われ、歴史は古い。
・アジアでは、古いものではインダス文明のハラッパー遺跡などから出土。
・日本へは、奈良時代に中国から伝来。
・遊戯でも使われたが、宗教儀式で使われたことも多かった。
 なぜなら、サイコロの目の確率は人智では予想ができないものと考えられていて、
 サイコロの動きを神の意志と捉えていたから。
とのこと。
さいころ = 神の意志。
サイコロゲームはやはり崇高なゲームですね。



総合評価

・総合評価:6
・独創性:6
・わかりやすさ:6
・システム洗練度:6
・間延び感の低さ(起伏):6
・リプレイ性:7
・コンポーネントの魅力:7
・脳汁感(ジレンマ味わい度):7
・テーマ再現性:
・戦術の幅:6
・ドキドキわくわく感:6
・手番ごとの成長感:6
・攻撃性の低さ:6

~Fin~

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