・所要時間:30分
・今回の人数:2人(俺、妻)

ルール概要

非常に珍しい、2人専用のトリックテイキングカードゲーム!

【中古】ボードゲーム [日本語訳無し] 森の中のキツネデュエット (The Fox in the Forest Duet)
  • 13枚の手札をもってスタート。
  • 手番でカードを手札から1枚出し、相手プレイヤーがそのカードよりも強いカードを出せなければトリックGETし、出せたら相手がトリックGET。
  • 手札の13枚を出し切ったら終了。
  • 13回中、トリックをいくつGETしたかで点数が決まる。
    • 0~3トリックは0点。
    • 4トリックは1点
    • 5トリックは2点
    • 6トリックは3点
    • 7~9トリックは6点
    • 10~13トリックは0点
  • つまり、お互いが【7~9トリック】を狙います。
  • トリックキングルールは、「マストフォロー」「切り札スートあり」の一般的なものです。
    マストフォロー
    初めにカードを出したプレイヤーのカードのスート(色)をもっているならそのスートのカードを出さなくてはならない。そのスートを出せなければ無条件で負け。
    切り札スートあり
    ゲームスタート時に山札から1枚だけオープンし、そのスートを切り札スートとする。フォローができなかった場合でも、切り札スートを出せれば勝ち。
  • スートは3色のみ。1~13のカードのうち奇数の数字には特殊効果があります。
    • 1のカード:次のリード(初めにカードを出す人)になる
    • 3のカード:手札の1枚のカード手札を切り札と交換する
    • 5のカード:山札の上からカードを1枚引いて、手札1枚と交換する
    • 7のカード:トリックをGETすると追加で1トリックGET
    • 9のカード:切り札になる
    • 11のカード:相手プレイヤーは、同じ色の1か最大の数を出す

<好感度ポイント>

  • トリックテイキングゲームで、2人専用という独自のシステムがそもそも良い。
  • 特殊効果カードがほど良く効くため、戦術性が高く、ゲームバランスがとても良い。
  • 基本的にトリックをGETした方が勝算が高いので、お互いが勝負に行く一方で、勝ちすぎると0点になる恐怖が悩ましい。



感想

●妻
これ、相変わらず面白いね。
これならいつでもできる!

●自分
2人用のゲームとしては神レベルによく出来ているので、2人でボードゲームやる人は、とりあえず買ってやってみてください。
高い確率ではまります。

トリックをとるかとらないかの判断が必要なところや、カードに特殊効果があるところで、ブードゥープリンスに似ているかな。ブードゥープリンスも傑作トリテだけど、より複雑で、インストが難しいんだよね。

それに対して、このゲームはかなりシンプルにまとまっていて、そこもまたGOOD!

絵の雰囲気もいいし、個人的にかなり一押しなゲームです。
べた褒めしましたけど、メーカーの回し者ではございませんのでご安心を。



総合評価

・総合評価:7
・独創性:7
・わかりやすさ:7
・システム洗練度:7
・間延び感の低さ(起伏):8
・リプレイ性:8
・コンポーネントの魅力:5
・脳汁感(ジレンマ味わい度):7
・テーマ再現性:6
・戦術の幅:7
・ドキドキわくわく感:7
・手番ごとの成長感:7
・攻撃性の低さ:3
・備考:やっぱりトリテは面白い!

【中古】ボードゲーム [日本語訳無し] 森の中のキツネデュエット (The Fox in the Forest Duet)

~Fin~

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