こんにちは! ヒロです!
いつもブログを読んでくださりありがとうございます。

我が家の大好きなボードゲームデザイナーフリードマンフリーゼ」氏

彼の作るゲームはいずれも面白く独特で、面白さに唸らされるものばかりです。
彼が凄いのは、デッキ構築やトリテ、競り、ネットワーク構築など、既存のシステムを使うゲームでも、かならず唸らせてくれる工夫があること。
そしていずれもルールが美しい。
今回ご紹介するゲームはそんなフリーゼ氏が作った鉄道ゲームです。



フリーライド (Free Ride)

【中古】ボードゲーム フリーライド (Freie Fahrt) [日本語訳付き]

・所要時間:60分
・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)

ゲーム概要

ヨーロッパの都市を線路で繋ぎ、列車を移動させて目的地に向かうゲーム!

  • ゲーム開始時に、各プレイヤーに所定の数の線路コマを配布。
    都市カードを「3枚1組の列 × 複数列」ボード横に並べ、そこから各プレイヤー順番に好きな列の2枚を獲得し、手元に置く。
    片方が出発地でもう片方が目的地になる。各プレイヤーは自分が獲得した出発地の都市に列車コマを配置。
  • 手番では、「線路を敷く」「列車を動かす」「線路コマを補充する」のいずれかを実施。
  • 「線路を敷く」場合、2つの都市の間のルートを選択して、その間のマスに線路コマを置く。
    線路は1手番で2マス分置けるが、一部のマスは1手番で1つしか置けないものもある。
    線路を敷いたら、自分のものだとわかるように所有権マーカーを配置する。
    都市間のマスを全て埋められなかったら、次の手番以降に線路を敷く時はそのルートの続きから敷かなくてはならない。
  • 「列車を動かす」場合、線路が完成している都市間を2ルートまで移動できる。
    他プレイヤーの線路を通る場合は、1金を線路所有者に支払い、その線路上の所有権マーカーも持ち主に返す。
    これにより、その線路は公共のものもなり、以後誰でも無料で通れるようになる。
    列車を動かした結果、保有する目的地の都市に到着したら、出発地・目的地の両方のそのカードを裏向きにして脇に避けて得点化する。
    手元にカードがなくなったら、中央ボード横に並ぶ補充用の都市カードのいずれかに都市に移動した際に、そのカード(出発地カードとして)と同じセットのもう一枚のカード(目的地カードとして)を獲得できる。
  • 「線路コマを補充する」は、1金支払って線路コマを5個もらえる。
  • 都市カードは随時補充される。
    都市カードの山札は1~3の3枚に分かれていて、山札の2のカードが登場したら、各プレイヤー出発地・目的地カードセットを2セット同時に保有できるようになる。
    山札3のカードが登場したら、列車の移動時に3ルートまで進めることができるようになる。
  • 列車の移動アクション終了時に、撤退を宣言し、ストックから1金をもらうことができる。
    撤退を宣言して以降の手番では、何もせず1金をストックからもらい続ける。
  • 全員が撤退したらゲーム終了。
    達成した都市カード(1枚目)ごとに5勝利点、同じ都市の2枚目以降ごとに2勝利点、1金ごとに3勝利点を計上し、合計点が高い人の勝ち。



感想

●妻
面白い。
どのルートを作ってどの都市に行くのかずっと考え続けるから、終始没頭できるね。

●ゆづ(10歳の娘)
楽しい!
都市を見つけるのが最初は大変だったけど、慣れて覚えたらサクサクプレイできるようになった!

●ヨタくん(6歳の息子)
楽しい!
色んな街に列車を動かすのがワクワクするね。
同じ町のカードだと達成しやすいけど、点数が低いんだよなぁ。

●自分
さすがフリード様。
素晴らしい完成度です。

マップに線路コマを置きまくるチケライ的ゲームかと思いきや、そうではなく完成した線路上をひたすら旅して都市を巡るゲーム内容。
コインがそのまま勝利点になるので、なるべく他の人の線路を通りたくないし、他の人に自分の線路を通らせたいというシバリがピリリと良い感じ。

手番でできるのは列車の移動か線路の配置のどちらかなので、列車を進めまくると線路が少なくてコインを獲得する機会が失うから、常にどっちのアクションかの選択のジレンマが心地良い。
都市カードもマップ上の都市名も日本語じゃなく、都市カードにチケライ的な地図ヒントがないので、慣れるまでは都市を探すイライラが多少あるけど、遊んでいるうちに覚えていくので問題なし。

ゲームバランスが良く、総合力がとても高いゲームだと感じました。



総合評価

  • 総合評価:8
  • 独創性:9
  • わかりやすさ:8
  • システム洗練度:9
  • 間延び感の低さ(起伏):8
  • リプレイ性:8
  • コンポーネントの魅力:8
  • 脳汁感(ジレンマ味わい度):9
  • テーマ再現性:7
  • 戦術の幅:7
  • ドキドキわくわく感:7
  • 手番ごとの成長感:8
  • 攻撃性の低さ:8
  • 10歳児と本気で遊べる度:8
  • 6歳児も楽しそう度:8

~Fin~

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