【好きなボドゲデザイナー】フリードマン・ブリーゼ氏

こんにちは! ヒロです。
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今回は、ボードゲームデザイナーをご紹介するシリーズです。

世界には、世界レベルでヒットする大人気ボードゲームを量産する凄腕のデザイナーが存在します。
我が家でも贔屓にしているボードゲームデザイナーが数名いて、それをご紹介するシリーズです。

第1回の前回は、ワーカープレイスメントの始祖、ウヴェ・ローゼベルク氏をご紹介しました。
こちらから★

第2回目の今回は、個性溢れる緑色の鬼才、フリードマン・ブリーゼ氏をご紹介します。

◆経歴◆
✦出生年:1970年 
 ウヴェさんと同い年!
✦出身国:ドイツ
✦ボードゲームデザイン開始:22歳の時
✦学生の時の得意科目:数学
✦職業:
 ボードゲームデザイナー。ボードゲーム出版社2F-Spieleの代表取締役
✦2つの信念:
 1.ボードゲームのパッケージは緑色
 2.ボードゲームのタイトルはFから始める 



◆代表作◆
・パワーグリッド(電力会社) 
電力会社(Power Grid)
電力会社を経営する拡大再生産ゲーム!奇才「フリードマンフリーゼ氏」の代表作。
 
電力会社:最初の火花 (Power Grid: The First Sparks)
名作「電力会社」のシステムをベースに、石器時代をテーマにしたゲーム!
ファイユーム 
ファイユーム (Faiyum)
デッキ構築×エンジンビルド×ネットワーク構築ゲーム!紀元前のエジプトで、湿地帯のファイユームを発展させよう。
フルスロットル 
フル・スロットル (Full Throttle)
6台の原付のレースで、3位以内に入る原付を予測するゲーム!
ファストスロース 
ファースト・スロース (Fast Sloth)
色々な動物を利用して「なまけもの」を運ぶピックアンドデリバーゲーム。フリードマン・フリーゼ氏の手腕が光ります。
フリーライド 
フリーライド (Free Ride)
ヨーロッパの都市を線路で繋ぎ、列車を移動させて目的地に向かうゲーム!
フォッペン 
フォッペン(Foppen)
オーソドックスなマストフォローのトリックテイキングゲーム!手札を早くなくした方が勝ちという珍しいルールがポイント。
・フッチカート ・ファミリア 
ファミリア (FAMIGLIA)
2人専用の拡大再生産カードゲーム!最強のマフィア組織を作ろう。
フィジー 
フィジー (FIJI)
得点となる「干し首」を集めるために頭を悩ませる逆算思考&競り&バッティングゲーム!
トリックマイスター 
トリックマイスター(Stich-Meister)
得点条件、カードの強弱などがラウンドごとに変わる変則的トリックテイキングカードゲーム!
・ファウナ ・ファイブキューカンバーズ(5本のきゅうり) ・袋の中の猫フェロー ・ビール侯爵 
ビール侯爵(Fürstenfeld)
大麦とホップと清水からビールを作り、設備や宮殿を作って「ビール侯爵」の称号を目指す、拡大&縮小再生産デッキ構築&破壊ゲーム!
ラクラク大統領になる方法 
ラクラク大統領になる方法 (FREMDE FEDERN/Copycat)
名作「電力会社」の鬼才フリードマンフリーゼ氏による、ワーカープレイスメント&デッキ構築ゲーム!
サンドキャッスル 
サンドキャッスル (Fine Sand)
名作「電力会社」のフリーゼ氏によるデッキ解体ゲーム!

以上、フリードマンフリーゼ氏のご紹介でした。

気になった作品があれば、詳細ルールやレビューを書いた各ブログにぜひ飛んでみてください!

22歳で初めてボードゲームを世に出すとともに会社を設立し、そこから一貫した哲学で独特かつ面白いボードゲームを大量にリリースしています。

過去の海外のインタビューで、彼は自分のボードゲームデザインスタイルについて、こう語っています。

  1. 自分が作った全てのゲームが一番好き。
  2. 管理された偶然性が好き。
    山札管理、袋からの引き、並べ替えとシャッフルを織り交ぜて使うこと。
    ダイスを振るのはあまり好きじゃない。
  3. 雪だるま式システムが好き。
  4. いきなり終わるレースゲームが好き。
    ゲームが所定の手番後に終わるゲームは好みじゃない。
  5. 自分の決断が他人に影響するゲームが好き。
    直接攻撃ではなく間接的な影響がより望ましい。

このインタビューからも、フリーゼ氏が自分のボードゲームに対し誇りを持ち、ゲームシステムに強い信念を持っていることが伝わります。
彼の作ったボードゲームは、まさにその信念の賜物といえる、他に類のないオリジナリティの高いものが多いです。

同じ拡大再生産ゲーム、や、同じトリックテイキングゲームでも、フリーゼ氏のゲームなら新鮮な楽しさをくれるだろう、といつもワクワクしながら遊ばせてもらってます。

髪の毛はずっと緑色で、作るボードゲームのパッケージも全て緑色で、彼の会社のホームページも緑色。
フリードマン・フリーゼのFを大事にして、作るボードゲームは全てFから始まり、会社も2Fという名前。

こだわりで生き抜いている、職人の様な人生観。
こういう人が自信を持って産み出すボードゲームは、やはり並々ならぬ力が宿りますよね。

これからもたくさんの素敵なボードゲームを作ってください!

~Fin~

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