・今回の人数:5人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん、姉様)
・プレイ時間:45分

ゲーム概要

5人の画家の絵を競るオークションゲーム!
メディチと並び、クニツィア氏の3大競りゲームの1つ。

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  • 各プレイヤーに、初期資金と、シャッフルした画家カードの山札から1枚のカードを配布。
  • 手番が来たら手札から1枚のカードを選んで出品。
    このカードを全プレイヤーで競るが、画家カードには「競りの方式」が書かれているのでその方式で競る。
  • 各自が自由に値段を競り上げていく「公開競り」、手番プレイヤーの左隣から1人1回ずつ値段を宣言していく「一声競り」、お金をこぶしに握りしめて、全員一斉にオープンする「握り競り」など色々ある。
  • 上記競りを繰り返し、5人の画家のうち1人の画家の絵の5枚目が出されたら、その5枚目の競りをせずに即ラウンド終了。
    5枚目を出された画家のカードは1枚3万ドル、場に出されたカードが2番目に多い画家は2万ドル、3番目が1万ドルの価値になるので、各プレイヤーは自分が出した画家カードの合計を集計し、収入を得る。
  • ラウンドに応じた枚数の手札補充を行い、次のラウンドへ。
    2・3・4ラウンドも同様に5枚目の画家カードが出されるまで競っていく。
    各ラウンド終了時に、場に出た画家カードに応じて画家の順位・カード単価が1~3位まで決まるが、その際に1~3位までに入った画家はそのラウンド以前に1~3位に入ったことで設定された過去の単価も全て合計される。
  • 4ラウンド行ったらゲーム終了。
    最も所持金が多い人が勝ち。



感想

2019年当時
●妻
よくできてるゲームだけど、ちょっと難しいかな。
勝ち方が難しい。

●ゆづ(7歳の娘)
難しい。
欲しいカードがなかなかとれないね。

●自分
メディチと並び、クニツィア氏の3大競ゲームの1つ。
色んなパターンの競りを楽しめるのが魅力。

競りって本能的に楽しい行為だと思うけど、日常的に自分が競りに参加することはないので、それを疑似体験できることが素晴らしい。

ただ、ゲームの難易度は高く、特に最初の方は値付けの基準がわからないのでお金を使いすぎてしまいがち。お金が枯渇するとカードを入手できなくなり、ラウンド後の収入も減る悪循環になり、何もできなくなってしまう。この辺のシビアさは、人によっては苦しいと感じるかも。個人的にはかなり好きです。

いずれにせよ、「競り」という行為を存分に味わえる傑作です。



総合評価

  • 総合評価:7
  • 独創性:8
  • わかりやすさ:8
  • システム洗練度:8
  • 間延び感の低さ(起伏):7
  • リプレイ性:7
  • コンポーネントの魅力:8
  • 脳汁感(ジレンマ味わい度):7
  • テーマ再現性:7
  • 戦術の幅:6
  • ドキドキわくわく感:6
  • 手番ごとの成長感:6
  • 攻撃性の低さ:7
  • 7歳児と本気で遊べる度:6
  • 3歳児も楽しそう度:3
  • 備考:大きな声で値段を上乗せしていく公開競りって、一度はやってみたい行為だよね。
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~Fin~

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