・今回の人数:3人(俺、妻、ゆづ)
・プレイ時間:90分

ゲーム概要

服飾職人になり、自分の作ったドレスを着せた貴族を舞踏会に多数送り込むゲーム
舞踏会の会場は5つあり、それぞれで送り込んだ貴族の数を競うエリアマジョリティ

created by Rinker
アークライト(Arclight)
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  • 舞踏会会場が描かれた中央ボードの左上に恩恵カードを配置。
    「共通従業員カード」を1~6のレベルごとにシャッフルし、山札の一番上からレベル1→6になっていくように配置。
    「材料タイル」をシャッフルして裏向きに積み、「衣装タイル」を布袋に入れる。
  • 各プレイヤーに初期カードセットと15金ともろもろの資材を配布したらゲームスタート。
  • 各ラウンド開始時に、中央ボード上に「共通従業員カード」4枚、「材料タイル」を9枚、「衣装タイル」を9枚、それぞれ山札・袋から引いて配置。各プレイヤーは自分の手札からこのラウンドで使う3枚のカードを選択。
  • 手番では、選んだ3枚から1枚をプレイ。
    まずメインアクションとして、女王の恩恵、材料獲得、衣装作成、従業員雇用、従業員解雇、設備投資から1つを選んでプレイ。
    従業員カードは親方、職人、ペーペーの3種類あり、親方や職人しかできないアクションがあるので注意。
    その後、プレイしたカードに書かれたボーナスを得て、プレイしたカードを自分の捨て札置き場へ。
  • 「女王の恩恵」は、5金+スタートプレイヤーマーカー獲得。
    「材料獲得」では布、糸、絹などを獲得でき、「衣装作成」は、各衣装タイルに書かれた必要な種類・数の材料を支払うことで衣装を作成し、舞踏会場へ送り込める。(送り込まず金に変えるのも可)。
    「従業員雇用」は中央ボードから必要な金を支払って従業員カードを1枚購入して手札へ。
    「従業員解雇」は不要になったカードを破棄。設備投資は、コインを増える「噴水」、エリアマジョリティで有利になる「音楽家」、勝利点を稼げる「彫像」「花火」がある。
  • 全プレイヤーが3枚のカードをプレイした後、基本収入として全員5金を獲得。
    この際、噴水に設備投資した人は追加で金をもらえる。
  • 収入獲得後、次のラウンドへ。
    これを7ラウンド実施し、7ラウンド終了時にゲーム終了。
  • 「10金ごとに1勝利点」「舞踏会の会場ごとのエリアマジョリティ得点」「各設備投資による得点」「送り込んだ貴族ごとの得点」「カードに記載されている得点」などを合計し、最も高い人が勝ち。



感想

2020年当時

楽しかった!
わかりやすい、ボードも綺麗ですごくいいと思う。またやりたい。

●ゆづ(8歳の娘)
まぁまぁ楽しいけど、ちょっと長かったので飽きちゃったかな。

●自分
まずをもってボードの雰囲気がいいですね。箱絵の感じも何とも言えない味があります。

ゲームシステムもとても洗練されていて、直感的に理解しやすいです。
要は、従業員カードを増やして手番でやれる幅を広げた上で、材料を集めて衣装を作っていく、というのが骨子。
自分が作った衣装を着た貴族がボード上にどんどん増えていく感じは嬉しいし、設備投資を行うタイミングも他プレイヤーとの駆け引きがあってゲーム全体を単調にしないアクセントになっている。

隅々まで計算されている感じがして、すごく安心して楽しめました。繰り返し遊びたくなるゲームです。



総合評価

  • 総合評価:7
  • 独創性:8
  • わかりやすさ:8
  • システム洗練度:8
  • 間延び感の低さ(起伏):7
  • リプレイ性:8
  • コンポーネントの魅力:7
  • 脳汁感(ジレンマ味わい度):7
  • テーマ再現性:8
  • 戦術の幅:8
  • ドキドキわくわく感:8
  • 手番ごとの成長感:8
  • 攻撃性の低さ:6
  • 7歳児と本気で遊べる度:8
  • 4歳児も楽しそう度:6
  • 備考:最後に花火の得点計算でゲームを締めくくるロマンティックさ:10

~Fin~

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