サンチアゴ・デ・クーバ (Santiago de Cuba)

・所要時間:60分
・今回の人数:2人(俺、妻)

ゲーム概要

ブローカーとなってサンチアゴで様々な人と出会い、特産品を得て、それを港で出荷して、勝利点を稼ぐゲーム!

  • 中央ボードは、サンチアゴの街が描かれている。
    中央ボードの真ん中に道路が通っていて、細かくマスが分かれている。
    道路沿いの各マスには、「様々な職業の人」がいる。
  • 中央ボードの上側には、「様々な場所が書かれたエリア」がある。
  • ターンでは道路沿いに車を1マス進める。(お金を払えば好きなだけ進める)
  • 止まったマスに書かれた「職業の人」に従い、特産物やお金をもらう。
    その上で、そのマスに書かれた色の場所エリアにある建物のうちの1つに、自分コマを置き、建物特有の特殊効果を発動できる。特殊効果の中には得点をGETできるものもある。
  • 道路の橋は港になっていて、車が港に着くと特産物を売れる。
    売れる商品とその数は、あらかじめ4つのダイスの目で決まっている。
    特産物を売ると、その分の得点がもらえる。
  • 特産物は5種類ある。
    ゲームの準備の段階で特産物の色に対応した5つのサイコロを振り、そのうち4つを中央ボードに乗せる。
    各色のサイコロの出目が、売れる特産物の数。
    除去されたサイコロの色の特産物は売れない。
  • すべての商品が売られる(ダイスが全て0になる)と、船が出向し、ダイスが振り直され、再配置される。
  • 船が7回出向したらゲーム終了。
    得点が最も高い人が勝ち。

<好感度ポイント>

  • 南国の街をイメージしたボードがとっても美しい!
  • ゲーム時間も1時間程度でちょうどよい。



感想

2019年当時
●妻
普通かな。
面白いと思うけど、ちょっと単調な気がした。

●自分
すごく美しいゲームボードで、雰囲気満点。
何か所有欲を掻き立てられるおしゃれなゲーム。
手番でやることも「車を何マスか進めてその指示に従う」だけなので、わかりやすくてGOOD。
特産品が売れるタイミングを見極めて上手いこと売り抜けるのが勝負。
他プレイヤーが集めている特産品を横目で見つつ、良さそうな特産品を集めるゲーム展開。
7ラウンド(船が出向するまでを1ラウンドとして)の間ずっと同じ道路をぐるぐるしてゲームが進むので、ちょっと単調かな。
後半にドライブがかかる仕組みだともっと良かったと思う。
ゲームをやっていると、あまり知らない街がテーマになっていることが多くて、ちょっと調べてみると面白いですよね。
子供たちがもう少し大きくなったら、家族旅行で行ってみたい街が結構あります。

今まで調べた街で印象的なのは、
・ドイツのカルカソンヌ:お城がたくさんある美しい街!
・イタリアのブラーノ島:カラフルな家が並ぶ美しい街!
行ってみたい!!

サンティアゴ・デ・クーバはというと、
・キューバ南東部にあるこの国第2の都市で、人口は約40万。
・キューバ革命発祥の地で、坂が多い。
・街は広めで、中心の高台の上にレストランや映画館のある旧市街があり、その周りに新市街がある。
・西側にはサンティアゴ・デ・クーバ湾と港があって、高台の上から見る景色は絶景らしい。
みたいです。

南米独特の自由な雰囲気を感じられそうで、行ってみたい。
ただ、家族じゃなくて一人旅で行くような場所かな。



総合評価

・総合評価:6
・独創性:6
・わかりやすさ:7
・システム洗練度:6
・間延び感の低さ(起伏):6
・リプレイ性:6
・コンポーネントの魅力:7
・脳汁感(ジレンマ味わい度):6
・テーマ再現性:7
・戦術の幅:7
・ドキドキわくわく感:6
・手番ごとの成長感:6
・攻撃性の低さ:6

~Fin~

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