・所要時間 :60分
・今回の人数:2人(俺、妻)
ルール概要
◆アーサー王と円卓の騎士になり、脅威を乗り越え、クエストを達成していく協力型ゲーム。
【中古】キャメロットを覆う影 (Shadows over Camelot) [日本語訳付き]
- クエストを達成すると白い剣、失敗すると黒い剣がボード上の円卓に置かれていく。
- 剣が12本配置されると終了。
白い剣の数が半分より多ければ勝ち、同数以下だと負け。
- 剣の本数による負け以外にも、「キャメロット城の前に攻城兵器が12個置かれる」「プレーヤーコマ(騎士)が全滅」でも敗北する。
- プレーヤー全員のコマ(騎士)を円卓に配置。
- 白カードをシャッフルして、各プレーヤーに5枚ずつ配布。
残りはボード上に山札として置く。 - 黒カードをシャッフルして、ボード上に山札として置く。
- 手番では、下記1→2 の流れでアクションを行う。終わったら次の人の手番。これを、ゲーム終了条件を満たすまで繰り返す。
1、下記のいずれか1アクションを行う。
- 「黒カードを1枚引く」
- 「キャメロット前に攻城兵器を1つ配置」
- 「生命力を1つ失う」
◆黒カードには下記の種類がある。
- 黒騎士カード:黒騎士クエストに配置
- ランスロットカード:ランスロットクエストに配置
- 絶望(黒い聖杯)カード:聖杯クエストに配置。聖杯クエスト終了後は、攻城兵器を1つ配置。
- エクスカリバーカード:エクスカリバーミニチュアを、逆の岸に1つ移動。エクスカリバークエスト終了後、攻城兵器を1つ配置。
- ピクト人のカード:ピクト人ミニチュアをクエストに配置。
- サクソン人のカード:サクソン人ミニチュアをクエストに配置。
- 傭兵カード:ピクト人クエストか、サクソン人クエストに、該当のミニチュアを1つ配置。
- 黒のスペシャルカード:多種ある。いずれも上記の黒カードの効果を強烈にしたカード。
2、英雄アクション:以下のいずれかを実行。
- 「クエスト・円卓の場所へ移動」
- 「クエスト・円卓アクション」
- 「スペシャル白カードをプレイ」
- 「生命力を1つ回復」
- スペシャル白カードは、プレイヤーを助ける強力なカード。多種あり、それぞれ異なる効果をもつ。
◆円卓・クエストアクションは下記の7つある。
- 円卓アクション
- 黒騎士アクション
- 白カードを1枚表で設置。2ペアのみ出せる。
- 白カード or 黒カードが指定数配置されたら勝負。白の合計が黒の合計より大きければ成功、以下なら失敗。
- ランスロットアクション
- 白カードを1枚、表にして設置。フルハウスのみ出せる。
- 白カード or 黒カードが指定数配置されたら勝負。白の合計が黒の合計より大きければ成功、以下なら失敗。
- 特殊効果をもつランスロットの鎧もGET!
- ピクト人アクション
- 白カードを1枚、表にして設置。1から始まるストレートのみ出せる。
- 白カードを5枚出せたら勝ち。
- ピクト人のミニチュアの4つ目が置かれたら負け。
- サクソン人のクエスト
- 白カードを1枚、表にして設置。1から始まるストレートのみ出せる。
- 白カードを5枚出せたら勝ち。
- サクソン人のミニチュアの4つ目が置かれたら負け。
- エクスカリバーのクエスト
- 白カードを1枚、何でもよいので裏向きで捨てると、エクスカリバーを1マス自分の岸の側へ移動。
- エクスカリバーが、自分の岸に到達した時点で成功。
- エクスカリバーが逆の岸に到達したら失敗。
- 特殊効果をもつエクスカリバーをGET!
- 聖杯のクエスト
- 聖杯カード(白カードの1種)を1枚、表で配置。
- 7つある配置場所を聖杯カードで埋めたら成功。
- 7つある配置場所が黒カードで埋まったら失敗。
- 特殊効果をもつ聖杯をGET!
【補足】プレイヤーは、ゲーム開始前に、キャラクターを決める。キャラクターには下記の通り、固有の能力がある。
- アーサー王:自分の手番に1回、他の騎士と白カードを1枚交換できる。
- ガラハッド卿:自分の手番に、スペシャル白カードを追加で1枚プレイできる。
- パーシヴァル卿:手番の開始時に、黒カードの山札の一番上のカードを覗き見れる。見た後、「黒カードを1枚引く」「攻城兵器を1つ配置」「生命力を1つ失う」を選択できる。
- ケイ卿:戦闘決着時(白カードと黒カードの数字を合計して比べる時)、追加で白カードを1枚出せる。
- ガウェイン卿:円卓でカードを引く場合、3枚引ける。
- パラミデス卿:クエストで勝利した際、法相に加えてさらに生命力を1回復。
- トリスタン:円卓から他のクエストに行く時、アクションを消費しない。
- ベディヴィア卿:手札の白カードを1枚捨てて、山札から1枚引ける。
<好感度ポイント>
- ぎりぎり勝てるか負けるかの素晴らしいゲームバランスの協力型ゲーム。
- 基本的にカードを引いてプレイするだけなので、やることがシンプル!
- クエストを達成した時の達成感がすごい!
感想
●妻
面白い!!
パンデミックもそうだけど、この手の協力型ボードゲームって、すごい面白いね。
●自分
ゲームタイトルと、コンポーネント、テーマから、ものすごく重くて難しいゲームを想像したけど、実際は全然違う!!!
わかりやすい!! 楽しい!! 結構軽い!! 最高の協力型ゲームでした。
各クエストが「ポーカー的な役を揃える」か「引いたカードを置く」くらいなので、ゲームの説明も楽で、すぐにプレイできる。
パンデミックと比べると、難易度調整ができない点が劣るといえば劣るけど、プレイをしている時のわくわく感はこちらが上。
パンデミックは、随時増えていく病原体をつど食い止めていき、じりじりと治療薬作成(カード構築)をしていく苦しさが楽しいゲーム。
それに対して、キャメロットは、1つ1つのクエストを派手に成功させて報酬をもらい、得点を得ていく攻めが楽しいゲーム。
プレイ感は結構違うので、好みが分かれるところだけど、俺は断然こちらが好み。
プレイ人数は3人くらいがちょうどいいくらいなのかな。
大人数でやる際は、「裏切り者」(正体を隠して仲間のふりをしているが、悪が勝ったら勝ちの人)を1人混ぜてプレイするのが良いです。
ただ、協力ゲームにおいて1人裏切っているのが楽しいかどうかはやってみるまで疑問です。。。
このゲームは、みんなで「いえーい!達成したぜー!」とハイタッチをするのが醍醐味かと。
いずれにせよ、これまでやった数々の協力型ゲームの中でも、最強の超名作だと思います。
総合評価
- 総合評価: 7
- 独創性:8
- わかりやすさ:6
- システム洗練度:7
- 間延び感の低さ(起伏):6
- リプレイ性:7
- コンポーネントの魅力:8
- 脳汁感(ジレンマ味わい度):7
- テーマ再現性:6
- 戦術の幅:6
- ドキドキわくわく感:9
- 手番ごとの成長感:6
- 攻撃性の低さ:9
- 9歳児と本気で遊べる度:7
- 5歳児も楽しそう度:5
【中古】キャメロットを覆う影 (Shadows over Camelot) [日本語訳付き]
~Fin~
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