テラフォーミング・マーズ・カードゲーム:アレス エクスペディション (Terraforming Mars: Ares Expedition)

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我が家全員大好きな名作ゲームテラフォーミングマーズ
今日ご紹介するのは、そのアレンジ版。

名作「レースフォーザギャラクシー」のバリブルフェイズオーダーシステムを取り入れて、テラフォーミングマーズの楽しさはそのままにプレイ時間・ダウンタイムが短くなっています。



テラフォーミング・マーズ・カードゲーム:アレス エクスペディション

・所要時間:9 0分
・今回の人数:3人(俺、妻、ヨタくん)

ゲーム概要

  • 各プレイヤーに個人ボードと5 枚(5 種) のフェイズカードを配布。
    次にプロジェクトカードの山札から8枚を引いて手札に。
    企業カードを2枚ずつ配布して1枚を選択し、その企業カードに記載された初期資金・資源を獲得。
  • 各ラウンド、まずは全プレイヤーが同時に5種のフェイズカードから1 種を選択して、同時に公開する。
  • 公開されたフェイズがこのラウンドで全員が行えるフェイズになる。
  • フェイズ(カード) は下記5種。
    1. 開発:
      緑のカードを1枚プレイ。
      開発フェイズカードを選択したプレイヤーはカードコストがマイナス3MCになる。
    2. 建設:
      青 or 赤のカードを1枚プレイ。
      建設カードを選択したプレイヤーは、カードを1枚引くか、追加でもう1枚青or赤カードをプレイできる。
    3. アクション:
      青カードのアクションを1回と、スタンダードアクションを任意の数実行。
      アクションカードを選択したプレイヤーは、追加でもう1回青カードのアクションを実行できる。
    4. 生産:
      個人ボード上の算出量に応じた収入(MC、カード、植物、熱)を獲得。
      生産カードを選択したプレイヤーは、追加で4 MCを獲得。
    5. 研究:
      山札からカードを2枚引いて1枚を獲得し、1 枚を捨てる。
      研究カードを選択したプレイヤーは、カードを5枚引いて、2枚獲得し、3枚捨てる。
  • そのラウンドで選ばれたフェイズを全て実行したら、手札を10枚になるまで捨てて次のラウンドへ。
  • 上記を繰り返して、「海洋タイルが全て置かれた」「温度パラメーターがMAXに」「酸素パラメーターがMAXに」の全ての条件が満たされたらそのラウンドでゲーム終了。
  • カードの得点と、緑地タイルの得点を合計し、最も得点の多い人の勝ち。

感想

●妻
通常のテラフォーミングマーズと比べて待ち時間が少なくなってサクサク進むところが良いね!
カードがただで貰えたり、意外とプレイ感が違って別の楽しさがあるね。

●ヨタくん(6歳の息子)
楽しい!
みんなでやりたいアクションをせーのでオープンするのがワクワクするね。
ヨタくん、テラフォーミングマーズ好きなんだよなぁ。

●自分
想像通りの面白さ!
通常版と、カードアイコンや資源など共通しているものが多いので、ルール理解が早く、プレイの満足感も同等。

一方で、カード取得方法、収入獲得方法、アクション選択方法など、根幹のルールが異なるので、違った面白さも感じました。
バリアブルオーダーシステムはやっぱり優秀なシステムですね。
とにかくダウンタイムが減ってプレイ時間がその分少なくなるのがGOOD!

テラフォーミングマーズでは豪華な都市・緑地タイルをアップグレードして遊んでいる身としては、あの中央ボードがどんどん素敵になっていく雰囲気が好きなのだけど、このアレスはそこが海洋タイルのみに簡略化されているところが少し物足りないかな。
違うゲームとして、通常版とアレスもどちらも遊べて良いですね☆



総合評価

  • 総合評価:8
  • 独創性:8
  • わかりやすさ:8
  • システム洗練度:9
  • 間延び感の低さ(起伏):9
  • リプレイ性:8
  • コンポーネントの魅力:7
  • 脳汁感(ジレンマ味わい度):8
  • テーマ再現性:7
  • 戦術の幅:9
  • ドキドキわくわく感:8
  • 手番ごとの成長感:8
  • 攻撃性の低さ:8
  • 10歳児と本気で遊べる度:8
  • 6歳児も楽しそう度:9

~Fin~

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