・所要時間:90分
・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)
ゲーム概要
<テーマ>
パズル的タイル配置&複数アクション選択ゲーム。
魔法の大釜の中で呪文を構築することで、ウィッチストーンの周囲に魔力のネットワークを築き上げ、ウィッチストーンの支配者になることを目指す。
<準備>
- 個人ボード「魔法の大釜」の指定の場所に水晶コマを配置。
- 各プレイヤーに魔術師駒、魔力駒を配布。
- 各プレイヤーに同じ構成のヘクスタイルを配布。シャッフルして山札にしてから、うち5枚のを引いて手札にする。
※ヘクスタイルは2マスで構成。各マスに1種ずつのアクションが描かれている。
- 中央にMAPボードを設置。
- MAPボード上の4つの塔マスのいずれかに各プレイヤーの大魔女コマを配置し、本拠地とする。
- MAPの左側に描かれている五芒陣トラックのスタートマスに各プレイヤーのフクロウコマを配置。
- MAPの下側に描かれている魔法の杖トラックのスタートマスに各プレイヤーのキューブを配置。
- MAPの右側の巻物スペースにシャッフルした巻物カードの山札を配置し、その横にを枚オープンして並べる。
<ゲームの進行>
- 手番では、手札から1枚のヘクスタイルを個人ボードに配置して、2つ描かれたアクションをそれぞれ実行。
- 実行するアクションと同種のアクションヘクスと繋がっていれば、繋がった数分だけそのアクションを実行できる。
- アクションは下記6種
- 魔力コマを中央ボードの各マスを繋ぐ道上に配置。
※各道は1~3つの魔力コマ配置マスがあり、全て埋めたらそのマス数に応じた得点。 - 小さな魔女コマを中央ボードの本拠地に配置
or 小さな魔女コマを中央ボード上で本拠地から別のマスへ移動
※移動した魔女コマ1つに付き2点獲得。移動後のマスに追加アクションチップがあればチップをもらってそのアクションを実施。 - 五芒陣トラック上のフクロウコマを進めて、通過・停止したマスのタイルを獲得。
※勝利点タイルは獲得して即得点。アクションが書かれたタイルは、即座に書かれたアクションを2回実施するか、個人ボード上に配置して以降のアクションを強化するか選択。 - 個人ボード上の水晶コマを移動させる。
※移動した結果外周マスに到達したら、中央ボード上の指定のスペースに配置し、そのマスに描かれたアクションを2回実施。 - 魔法の杖トラック上の自分のキューブを進めて、通貨・停止したマスのアクション・得点計算を行う。
※得点計算は、各マスに書かれた基準(置いた魔女コマの数など)で行う。
※魔法の杖トラックで最も進んでいるプレイヤーならアクションを2回実施。 - 巻物カードを1枚獲得。
※個人ボードのタイル接続で複数回アクションができる場合、枚数ではなくとれるカード1枚の選択肢が増える。
※巻物カードは、アクション強化カードと、ゲーム終了時の得点カードがある。
- 上記を繰り返し、11ラウンド(11回めのヘクスタイル配置)終了時にゲーム終了。
勝利点が最も多い人の勝ち。
感想
●妻
めっちゃ悩ましいね。でも面白い!
アクション選択がたくさんあるけど、手番でやるのはヘクスタイルを置くだけでシンプルなとこが良いね!
●ゆづ(9歳の娘)
楽しかった!
私は小さな魔女をたくさん置く作戦だったけど上手くいって嬉しかった!
●ヨタくん(5歳の息子)
めっちゃ楽しい!
ベリグーだね!
ヨタくんはフクロウをたくさん動かして勝利点をたくさんもらえたんだよ!
●自分
手番のアクションはシンプルだけど、その一手の先に様々なアクションに展開されていくプレイ感は「トラヤヌス」っぽい感じでした。ヘクスタイルを繋げておくのはクニツィア氏の「頭脳絶好調」を彷彿。それにしても、テーマとかアクションの多様性とかはクニツィア氏のいつものゲームとはかなり違って驚きました。クニツィア氏はこんなゲームも作れるんだなぁ。まさに天才。
ゲーム自体はめっちゃ悩ましくて楽しい。アクション選択肢は多いけどどれをやっても得点に直結するから変なストレスはないです。次は別の戦術に挑戦しよう!とリプレイ欲もかき立てられる秀作です。
総合評価
- 総合評価:7
- 独創性:7
- わかりやすさ:7
- システム洗練度:7
- 間延び感の低さ(起伏):7
- リプレイ性:8
- コンポーネントの魅力:8
- 脳汁感(ジレンマ味わい度):8
- テーマ再現性:7
- 戦術の幅:8
- ドキドキわくわく感:7
- 手番ごとの成長感:7
- 攻撃性の低さ:7
- 9歳児と本気で遊べる度:9
- 5歳児も楽しそう度:9
- 手番のアクションがシンプルなのに効果が多様でジレンマ溢れるゲームデザインは、本当に凄いと思います。
~Fin~
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