・所要時間:120分
・今回の人数:3人(俺、妻、ゆづ)
ゲーム概要
水力発電がテーマのワーカープレイスメントゲーム!
- 能力の異なる個人ボードと重役ボードを受け取り、プレイヤー色の建物を配置。
初期資源としてお金と2種類の重機、建物タイルを既定の数もらったらゲームスタート。
- 各ラウンド、「収入&源流」「アクション」「水の流れ」「得点計算」「手番順決定」の5つのフェーズで構成。
- 「収入&源流」フェイズでは、個人ボードに対応するお金や重機・勝利点をGET。
また、中央ボードの最上部の源流タイルに、そのラウンド指定数の水コマを置く。
- 「アクション」フェイズでは、各プレイヤー1アクションずつ順番に行う。
手元のワーカー駒を個人ボードや中央ボードのアクションスペースに配置していく。
アクションスペースによって、1~3個のワーカー駒が必要。
スペースによっては追加でお金を払う必要あり。
アクション内容は、「建物を建てる」「発電して発電ポイントを得る」「水コマを源流タイルに追加する」「お金を得る」「重機を得る」「建設ホイールを回転させる」「契約タイルを得る」など。
アクションのメインは「建物を建てる」と「発電して発電ポイントを得る」の2つ。
- 建物の種類は、水コマを貯める「基礎ダム」、貯める水コマの量を増やす「ダム上部」、貯めた水コマを発電所に流す「導管」、「導管」で流れてきた水コマを発電して発電ポイントを生み出す「発電所」の4種類で、それぞれ必要な重機と建設タイルが異なる。
- 発電するためには、「自分or中立(初期配置)のダム」「そのダムに貯まっている水コマ」「そのダムにある導管(誰のでもOK)」、「その導管で繋がる自分の発電所」の4要素が必要。得られる発電ポイントは、水コマ1個あたり、導管の横に書かれている数値。
溜まっている水コマが複数あれば、一度に何個でも発電に使える。
なお、他プレイヤーの導管を使った場合は、通した水コマ1個につき、導管所有プレイヤーに1金支払い、かつ、導管所有プレイヤーは1勝利点を得る。
発電したプレイヤーは、今回生み出した発電ポイント分、中央ボードの発電ポイントトラック上のそのプレイヤーの駒を進める。
手元の契約タイルの中に達成できるものがあれば、達成してボーナスをもらえる。(契約タイルには達成条件として発電ポイントが書かれている)
- 建設のために使った重機と建設タイルは、各プレイヤー固有の建設ホイール上に置かれ、しばらく返ってこない。
他の建物を建てたり建設ホイール回転アクションを行うことで時計回りに回転していき、一回転すると手元に戻って再度使えるようになる。
- 全員がパスしてアクションフェイズが終わると、次は得点計算フェイズ。
発電ポイントトラックが最も進んでいる人と2位の人は勝利点をGET。
同時に、発電ポイントが一定以上進んでいると、ラウンドごとに設定されているボーナスタイルのボーナスをもらえる。
- その後、手番順決定フェイズで次のラウンドの手番を決める。
そのラウンドの発電ポイントが少ない人から次のラウンドのプレイ順が先になる。
- 以上を5ラウンド繰り返し、最終得点が最も高い人が勝ち。
感想
2020年当時
●妻
初めにやったときはややこしくて面白くなかったけど、2回目に面白さがわかった。
ゲームシステムは引き締まってていい感じだね。
ただ、相手を邪魔できる要素があるのでちょっと苦手。
●ゆづ(8歳の娘)
難しかった!
重機がすぐなくなっちゃって、建てたい建物がなかなか建てられなかった。
あと、長くて疲れた。
●自分
非常に美しいゲームデザインです。
このゲーム独特の建設ホイールシステムや、テラミスティカのように建物を置けば置くほど収入が上がるシステムなども素晴らしい。お金も重機も足りずにカツカツで、最初は連続して建物を建てることができず悶絶。
途中から収入が増え、思う通りに発電できるように会っていくと俄然楽しくなってくる。
要素は多いものの、アクション内容が明確でわかりやすく、王道のワーカープレイスメントです。非常に高いレベルでまとまっています。
総合評価
- 総合評価:7
- 独創性:8
- わかりやすさ:8
- システム洗練度:9
- 間延び感の低さ(起伏):7
- リプレイ性:7
- コンポーネントの魅力:8
- 脳汁感(ジレンマ味わい度):7
- テーマ再現性:8
- 戦術の幅:7
- ドキドキわくわく感:7
- 手番ごとの成長感:8
- 攻撃性の低さ:6
- 8歳児と本気で遊べる度:5
- 4歳児も楽しそう度:2
- 備考:ダムや発電者が立ち並んだ終盤のボードの美しさ:10
~Fin~
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コメント
いつも楽しく拝見させて頂いております。
バラージですが、どの程度のプレイスペースが必要でしょうか?
テーブルの広さが事足りるか不安で・・・(-_-;)
参考までに教えて頂けると助かります。
宜しくお願い致します。
いつも見ていただき、本当にありがとうございます!!
バラージですが、一般的なダイニングテーブル(4人用)でギリギリ乗りました。
個人ボードが大きいのでプレイ人数にもよると思うのですが、我が家は4人でも大丈夫でしたよ。
ボドゲの大きさ問題は切実ですが(笑)、個人的には大好きなゲームなのでぜひ遊んでいただきたいです^^