ブライアン・ボル (brian boru)

こんにちは! ヒロです!
いつもブログを読んでくださりありがとうございます。

トリテと中量級以上のゲームのコラボは非常に難しいですよね。
トリテはその切れ味が楽しさの根幹になるため、余分な味付けは冗長に感じることが多いです。

でも、トリテが好きな故に、この手のトリテプラスαのゲームは手を出さざるを得ません。
このゲームはまさにトリテプラスαの中量級ゲーム

果たして楽しかったか否か、レビューします。

ブライアンボル (brian boru)

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株式会社ケンビル
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・所要時間:60分
・今回の人数:3人(俺、妻、ヨタくん)

ゲーム概要

  • カードを1枚ずつ出していくことで、町の支配、コイン獲得、ヴァイキングの撃退などをするゲーム。
  • カードは1~25までの25枚。
    数字ごとに4スートのいずれかが割り当てられている。
  • 中央ボードには8つの地域に区分された地図があり、各地域は複数の町マスで構成。
    地図の周囲には、結婚スペース、戦闘スペース、教会スペースがある。
  • 各ラウンドは下記4フェイズで構成。
  1. 準備フェイズ:
    バイキングカードをめくり、その数だけ戦闘スペースに戦闘トークンを置く。
    さらに、結婚カードを公開して、指定のマスに置く。
  2. ドラフトフェイズ:
    各プレイヤーに、指定の枚数のカードを配布し、2枚ずつ選び取っては左隣りの人に残りを回すブースタードラフトを行って手札を決める。
  3. アクションフェイズ:
    スタートプレイヤーは、未支配の町を選んでマーカーを配置し、対応する色のカードを1枚目の前に出す。
    以降、時計回りに好きなカードを1枚ずつ目の前に出す。
    全員出し終えたらトリック判定。
    町の色と同じカードで数字が最大のプレイヤーがカード上部の効果を解決できる。
    他プレイヤーはカード下部の効果を解決できる。
    なお、効果の解決はカードの数字が小さいプレイヤーから。
    カード効果によって、町を支配したり、結婚トラックを進めたり、戦闘トークンやお金をもらえたり、協会スペースにディスクを送ったりできる。
    カードの数字が最大だったプレイヤーが次の対象の町を選んでマーカーを配置。
    以上を繰り返し、手札が残り1枚になったらフェイズ終了。
  4. マジョリティフェイズ:
    まず、中央ボード上の結婚トラックの進み具合に応じて、恩恵や結婚カードを獲得。
    次に、獲得した戦闘トークンの数によって名声を獲得したり支配していた町を失ったりする。
    次に、教会エリアの各プレイヤーのディスク数に応じて、修道院や町マーカーを獲得。
    最後に、地図の各地域を確認し、規定の町が支配されていたらその地域の得点トークンを獲得。
    これでラウンド終了。
    次のラウンドへ。
  • 規定ラウンドが終わったらゲーム終了。
    最終得点計算を行い、得点が最も多いプレイヤーの勝ち。



感想

●妻
まぁ普通に楽しいかな。
マジョリティなので好みではないけど。
トリックに勝つか否かで発揮できる効果が変わるので、どのタイミングでどのカードを出すか悩むね。

●ヨタくん(6歳の息子)
楽しかった!
戦闘トークンを送りまくって点数もらえるのが嬉しかった。

●自分
手番ではカードを1枚出すだけなんだけど、どの町を取りに行くか、どのカード効果が一番適切か、このトリックで勝つべきかなど、1枚のカードに込める意思が多くて悩ましいです。
町、結婚トラック、戦闘、修道院なので、各所でマジョリティ争いだらけなのて、他プレイヤーの動向を見つつ常に最善手を考え続けないとなので結構疲れるプレイ感でした。

プレイ時間自体はそんなに長くないのだけど、やりがいがありますね。
トリテ好きというより、マジョリティ好きにお勧めです。



総合評価

  • 総合評価:6
  • 独創性:7
  • わかりやすさ:7
  • システム洗練度:6
  • 脳汁感(ジレンマ味わい度):7
  • テーマ再現性:6
  • 戦術の幅:7
  • ドキドキわくわく感:6
  • 手番ごとの成長感:6
  • 攻撃性の低さ:5
  • 6歳児も楽しそう度:6

~Fin~

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