・所要時間:100分
・今回の人数:3人(俺、妻、ゆづ)

ゲーム内容

セリ落とした建物カードを、適切な種類、順番で自分の前に出す(=建てる)ことで得点していくゲーム!

  • まず、場にいくつか並んでいる中から、欲しい建物カード(4種、各1~4の数字)をセリ落とす。
    ※セリ落とす際は、黄色駒(お金駒)の数で勝負。
  • 建物カードをセリ落とす代わりに、既に建てた建物の効果を使って、資源(黄色駒や白駒など)を得るのも良い。
  • 入手した建物カードを場に出す(=建物を建てる)度に得点。
    ※普通は1ターン1つだけど、白駒(建築職人駒)1個で建物1つ追加で建てられる。
  • 1枚目は1点、重ねた同種の2枚目は2点(数字が2以上)、3枚目は3点(数字が3以上)、4枚目は4点(数字が4以上)つまり、同種の建物を昇順に建てて行くこと、たくさんの建物カードをもらって建てること、が勝利への近道。
  • セリ落とされる度に山札からカード置き場にカードが補充されるが、山札が尽きると、突然外敵の侵略フェイズになる。
    手元に必要数の黒駒(軍人駒)を持ってないと、激しくマイナス点を食らう。
    その時点で得点が多いプレイヤーはかなりハンデをくらう。
  • 初めに用意してある4つの山札が尽きたら終了(= 4回目の外敵侵略でおしまい)
  • その時点で得ていた得点に加え、各種ボーナス(各資源を最も多くもってるプレイヤーに3点など)を計上し、合計点が多い人が勝ち。

<好感度ポイント>

  • セリの方法が独創的。
    普通のセリゲームの場合、『欲しいカードに金を掛けて、他の人より多かったらとる』という一連の流れを1ラウンドでやるのに対し、このゲームは、『金をかける』『カードをもらう』のどちらかしか出来ない。
    よって、タイミングによっては相場より安く競り落とせる。
  • 山札が尽きると外敵が襲ってくるという設定で、ゲーム全体に緊張感が出ていて引き締まる。



感想

2019年当時
●妻
面白いと思うんだけど、細かいルールが多くて、ちょっと複雑かな。
何回かやるともっと面白くなりそうだけど、ワクワクも少ないし、、、。
他に面白いゲームがたくさんある中でわざわざ何度もやらない。

●ゆづ(娘。6歳)
普通だった。
別につまらなくはないんだけど、、、

●自分
オリジナリティが高く、他にはない記憶に残りやすいゲーム。
つくった人、かなり頭良いと思う。

考えるポイントも多く、何か癖になりそうな凄みを秘めてる作品だと感じる。
多分ある程度繰り返しやるとハマるタイプのゲームなんじゃないかな。

ただ、まず何をもってもルール説明書がわかりにくい!!
説明書のわかりにくさは、俺のこれまで経験したゲームの中でもひどかった。

ゲームを理解するために説明書を繰り返し読む必要があり、あまりに頭に入ってこないので、要点をノートに書き出して整理するという受験勉強のようなことまでやった始末。
しかも、平日の夜中にやってたので、眠気で机に突っ伏してそのまま寝るという、そのまま受験勉強みたいなことをしてしまった。

そんな感じに準備に気張りすぎたため、いざ家族にゲームを説明する際、何故か緊張してどもるという、、笑

大局に関係ないが忘れそうな細かいルールが多く、ラウンド進行も誰かがしっかり管理しないと抜けガチな手順があり、色々と煩わしい。

自動的にシステム管理されるコンピューターゲームでやる方が向いてるゲームだと思った。

2時間近くゲームしてたのに、それほど長く感じない
面白さはあるんだけどなぁ。うーん。

独創的で面白いのに、その分かりづらさと管理の面倒くささで、評価は高くできないけど、やった感じの面白さ補正で6点、かな。

あくまで我が家では、そんな評価でした。
なんかもったいない。。

総合評価

・総合評価:6
・独創性:8
・わかりやすさ:2
・システム洗練度:5
・間延び感の低さ(起伏):6
・リプレイ性:6
・コンポーネントの魅力:7
・脳汁感(ジレンマ味わい度):6
・テーマ再現性:6
・戦術の幅:6
・ドキドキわくわく感:6
・手番ごとの成長感:6
・攻撃性の低さ:6
・備考:ルール読解が難しい。。

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~Fin~

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