・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)
・プレイ時間:90分
ゲーム概要
工場でコンテナを生産したり、他プレイヤーの工場からコンテナを買って港のお店に並べたり、他プレイヤーの港のお店からコンテナを買って自分のコンテナ船に積んだり、コンテナをたくさん積んだ自分のコンテナ船を外国の島に運んで他プレイヤーにまとめて販売したりしてお金を稼ぐゲーム。
- ゲーム開始時にプレイヤーごとに異なるコンテナ価格カードが1枚配布される。
このカードにはコンテナの色ごとの値段が書かれていて、自分だけが見て裏向きに保管。
- 各プレイヤーの個人港ボードには、工場スペース、生産したコンテナ配置スペース、倉庫スペース、港のお店スペースがある。
ランダムに配布された工場1つを工場スペースに置き、工場の色と同色のコンテナを生産コンテナ配置スペースに1つ置く。
さらに、倉庫を1つ倉庫スペースに置いてゲームスタート。
- 手番では、下記の中から好きなアクションを2つ実行。
- 「工場の建設」
- 「倉庫の建設」
- 「工場の数分のコンテナを生産」
- 「他プレイヤーの工場のコンテナを購入し、自分の港のお店スペースに配置」
- 「公の海にある自分の船を他プレイヤーの港に乗り入れ、お店のコンテナを買って船に載せる」
- 「公の海にある自分の船を外国の島に乗り入れ、船に載っている全てのコンテナを競りにかける」
- 「他プレイヤーの港や外国の島の船を、公の海に移動させる」
- とりわけ重要なのは、「公の海にある自分の船を外国の島に乗り入れ、船に載っている全てのコンテナを競りにかける」アクション。
手番プレイヤーがこのアクションを行ったら、手番プレイヤー以外の全プレイヤーが一斉に握り競りを行う。
手番プレイヤーはその最高値を確認し、その最高値を銀行に支払って外国の島の自分の敷地にコンテナを積むか、最高値を提示したプレイヤーにコンテナを譲り、提示金額を提示プレイヤーと銀行の両方から得る、のどちらかを選べる。
外国の島の自分の敷地に積んだコンテナはゲーム終了に多額の金に変わるし、提示プレイヤーにコンテナを譲った場合は最高値の2倍の金をもらえるわけなので、このアクションは金(=勝利点)を得るうえでで非常に大きい。
- 上記手番を繰り返し、ストックにある5色のコンテナのうち、2色のコンテナが全てなくなったらその人の手番で即ゲーム終了。
- 各プレイヤーは、外国の島の自分の敷地に積んであるコンテナのうち最多の色のコンテナを全て破棄した上で、ゲーム開始時に配布された自分のコンテナ価格カードの金額で金に替える。
さらに、コンテナ船に積んだまま売れなかったコンテナ1個あたり3金、自分の港のお店で売れ残っているコンテナ1個あたり2金に替え、保有する金が最も多い人が勝ち。
感想
2020年当時
●妻
コンポーネントがすごい豪華だね。
ルールお分かりやすいし、やりごたえのある良いゲームだと思う。
面白かったよ。
●ゆづ(8歳の娘)
このゲーム楽しいね!
せっかく工場で作っても、値段を高くしちゃうと誰も買ってくれないのが難しい。
外国の島に行かないと勝てないや。
●自分の感想
前評判で、結構難易度の高い重ゲーと聞いていて敬遠していたゲームでしたが、満を持してプレイ。
やってみたら意外や意外、全然重くなく、ルールも超シンプル。
コンポーネントが豪華で、ゲームシステムの切れ味も鋭く、ボードゲームの楽しさがぎゅっと詰まった素晴らしいゲームでした。
コンテナ船の重量感が素晴らしく、実際に船にコンテナを積んでいく感じがなんとも言えない味わい深さがあります。
工場で生産したコンテナや、他プレイヤーから買ったコンテナの値段を自分が自由に付けられるシステムも良く機能していて、安く仕入れて高く売る商売感覚をダイレクトに味わえます。その意味で、子供たちにも学びが大きそう。
手番でやることがシンプルなので、ヨタくんも楽しそうに最後までプレイしてくれました。
これは自分の中でお気に入りトップ10にランクインしそうな勢いです。
またやりたい! 今回は妻に恥ずかしいくらいにぼろ負けしたので、次こそ勝ちたい!
総合評価
- 総合評価:8
- 独創性:8
- わかりやすさ:8
- システム洗練度:8
- 間延び感の低さ(起伏):8
- リプレイ性:8
- コンポーネントの魅力:10
- 脳汁感(ジレンマ味わい度):8
- テーマ再現性:9
- 戦術の幅:7
- ドキドキわくわく感:8
- 手番ごとの成長感:7
- 攻撃性の低さ:8
- 7歳児と本気で遊べる度:9
- 4歳児も楽しそう度:8
- 備考:コンポーネントのコンテナ船の尋常じゃない気合の入り方:1000
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