・所要時間:40分
・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)
ゲーム概要
7枚の賞金カードをとりあって、賞金を稼ぐゲーム!
- 賞金カードには、「達成条件(必要なサイコロの個数・出目の数)」「サイコロを振れる回数」「賞金額」が描かれている。
- スタートプレイヤーが5つのサイコロを振り、カードの達成条件を満たす出目のサイコロのみカードの上にのせて、スタート。
- 「この賞金カードにチャレンジする権利」を競る。
お金を宣言しあって、最も大きな額を宣言した人が、場にお金を支払い、チャレンジする権利を得ます。
- チャレンジする人以外は、チャレンジが成功 or 失敗をかけます。
金額は自分が指定。勝てば同額得るし、負けたら失う。
- チャレンジする人は、カードに書かれた数だけサイコロを振る。
達成条件を満たす出目のサイコロは都度カードにのせ、残りは振りなおす。
- 既定の回数内で条件を満たすことができたら、賞金をGET。
- 失敗した場合は、カードに載せたサイコロはそのままにして、再びチャレンジ権を競る。
※サイコロがそのままになっているため、どんどん成功確率は高まっていく。
- ゲーム中、各プレイヤー一度だ「ラストチャンス」宣言ができる。
「ラストチャンス」を宣言したプレイヤーがいたら、競りはせずに宣言したプレイヤーがチャレンジを行う。
ただし、全財産を掛ける。失敗したらゲームから脱落。
- 7枚の全てのカードがプレイされたらゲーム終了。
最もお金を稼いだプレイヤの勝ち。
ただし、1枚も賞金カードをGETしていない人は敗北。
<好感度ポイント>
- 軽いプレイ感の賭けゲーム。
気軽に楽しめて良い。 - いつ競り落とすかの駆け引きが熱い。
- 「ラストチャンス」という挽回のチャンスがあるため、最後まで熱い戦いになる。
感想
2019年当時
●自分
非常によくできたゲームだと思う。
賭けゲームって、完全に運勝負のものは、個人的にあまり面白いと感じない。
何かを実際に掛けるとアドレナリンがでて面白いのだと思うけど、普通に遊ぶ際は物足りない。
しかしながら、賭けゲームが他のゲームと比べて一瞬の爆発力がすごいのも事実。
このゲームは、運の要素が減って、場のカードの達成状況と賞金額を見ながら「いつ競り落とすか」を判断する戦術性を加えた。
その塩梅がとても心地よく、安心して盛り上がれる。
「この賞金カードはここまでサイコロが置かれてたらさすがに次はとれるか」「賞金額を考えると、このくらいまで競りで支払ってもいいかな」 と、結構計算しながらプレイすることが必要。
これを考えずに破格の金額で競り勝っても、儲からない。
かと思えば、1階の無謀とも思えるチャレンジのカードを格安で競り落として、1発成功することも当然できて、その場合の盛り上がりが凄い。
うん。よく考えられてるなー、と感心しました。
2人でも普通に面白かったけど、大人数ならそれはそれで白熱しそう。
今後重宝しそうなゲームです。
総合評価
・総合評価:7
・独創性:7
・わかりやすさ:7
・システム洗練度:7
・間延び感の低さ(起伏):8
・リプレイ性:8
・コンポーネントの魅力:7
・脳汁感(ジレンマ味わい度):8
・テーマ再現性:7
・戦術の幅:7
・ドキドキわくわく感:7
・手番ごとの成長感:7
・攻撃性の低さ:7
~Fin~
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