リビングフォレスト(Living Forest)

こんにちは!妻のエリです。
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今日ご紹介するボードゲームは、2022年のドイツ年間ボードゲーム大賞エキスパート部門受賞作品の「リビングフォレスト」です。

定期的にドイツ年間ゲーム大賞のゲームをチェックして遊んでいますが、なぜか漏れていたこのゲーム。
どんなゲームでしょうか。
レッツプレイ!



リビングフォレスト(Living Forest)

・所要時間:40分
・プレイ人数: 2人~4人

デッキ構築+バースト系中量級ゲーム!
自然の精霊となり、鬼火の攻撃から森を救おう。

<準備>

  • 精霊の環ボードをテーブル中央に置く。
  • スタートプレイヤーは聖樹マーカーを受け取る。
  • 各プレイヤーは精霊1人を選び、森ボード1枚、開始時護りの木タイル1枚、勝利要素タイル3枚、精霊スタンド1個、初期カード14枚を受け取る。
    森ボードの中央スペースに開始時護りの木タイルを置く。
    森ボードの左側に勝利要素タイル3枚を置く。
    精霊の環ボードに示されたアイコンを参照して、適切な岩マスの上に自分の精霊スタンドを置く。
    初期カード14枚をシャッフルして、森ボードの右側に置いてデッキにする。
  • 守護獣ボードを精霊の環ボードのそばに置く。
    カードをレベル別に分けてシャッフルして、対応するスペースに置いて山札にする。
    各山から4枚をめくって表向きに並べる。
  • 炎トークンを種類別に分けて、守護獣ボード上の対応するスペースに重ねて置く。
    値2の炎トークンの山から1枚を取り、精霊の環ボードの中央に置く。
  • 護りの木ディスペンサー2組を精霊の環ボードのそばに置く。
    各スロットに一致する護りの木タイルを差し込む。
  • 延焼ボードを精霊の環ボードのそばに置く。
    欠片トークンと火まといカードを延焼ボード上に置く。

<プレイの流れ>

下記3つのフェイズを順に行う。
1.守護獣フェイズ
2.アクションフェイズ
3.ラウンド終了フェイズ

1.守護獣フェイズ:

  • 各プレイヤーはデッキから守護獣カードを好きな枚数だけ1枚ずつめくっていく。(全プレイヤーが同時処理)
  • 公開したカードは左側が見えるように並べていく。(=守護獣ライン)デッキがつきている場合は、捨札をシャッフルして新たなデッキにする。
  • 左上が黒丸のカードを3枚引いてしまったらバーストでストップ。
    後のアクションフェイズで、実行可能なアクションの回数が減る。
  • 守護獣フェイズ中はいつでも、欠片トークン1枚を消費して、下記のうち一つを実行できる。
    • 公開した火まといカード1枚を、守護獣ラインに置かずに延焼ボードに戻す。
    • 公開した守護獣カード1枚を、守護獣ラインに置かずに捨札に置く。

2.アクションフェイズ:

  • 聖樹マーカー(スタートプレイヤー)を持つプレイヤーから順に行う。
  • カードの黒丸が2個以下の場合、2つ異なるアクションを実行。黒丸が3個の場合、1つのアクションを実行。
  • アクションは以下の5つ。
    • 欠片トークンを取る:
      ストックから欠片トークン1枚を獲得。
    • 守護獣カードの獲得:
      守護獣ディスプレイから、太陽アイコンの数の合計以下のコストの好きな枚数の守護獣カードを獲得する。
      獲得したカードは好きな順番で自分のデッキの一番上に置く。
      ※ラウンド終了まで、守護獣ディスプレイのカードを補充しない。 
    • 炎を消す:
      精霊の環ボードの中央から、水アイコンの数の合計以下の好きな枚数の炎トークンを獲得する。
    • 精霊の環の上を進む:
      精霊の環ボード上にある自分の精霊スタンドを、時計回りに好きなマスまで動かす。(渦巻アイコンの数の合計まで)
      移動中、他のスタンドがある場合は飛び越して、飛び越したプレイヤーから、好きな勝利要素タイル1枚を獲得する。
      移動後、止まった岩マスに示されたボーナスアクションを実行する。 
    • 護りの木を植える:
      護りの木ディスペンサーから、植物アイコンの数の合計以下の好きな護りの木タイルを1枚だけ獲得する。
      獲得したタイルは、自分の森ボード上の他の護りの木タイルに隣接させて置く。

3.ラウンド終了フェイズ:
以下の5つの処理を行う。

  • 鬼火が精霊達を襲う:
    精霊の環ボードの中央に炎トークンの数を合計する。(=「火力」)
    水アイコンの数の合計が火力よりも低いプレイヤーは、炎トークンの枚数(値ではない)と同じ枚数の火まといカードを延焼ボードから取り、自分の捨札に置く。
  • 鬼火が聖樹を襲う:
    ラウンド中に、守護獣ディスプレイから取られたカード分の炎トークンを精霊の環ボード中央に置く。
    (カードがレベル1の場合は値2、レベル2の場合は値3、レベル3の場合は値4の炎トークン。)
    この処理後、炎トークンが1枚もなければ、値2の炎トークン1枚を置く。
  • 守護獣ディスプレイに、同じレベルの山札から守護獣カードを補充する。
  • 自分の守護獣ラインのカードを捨札にする。
  • 聖樹マーカーを左隣のプレイヤーに渡して、スタートプレイヤー変更。

<ゲームの終了>

アクションフェイズの終了時、以下いずれかの条件を満たすとゲーム終了し、条件を満たしたプレイヤーの勝利。
複数の場合は、自分の護りの木の種類数と炎の個数と聖なる花の数を合計して、総数が多いプレイヤーの勝利。

  • 護りの木を12種類集める:
    自分の森ボード上の護りの木タイルの種類数(枚数ではない)と、持っている護りの木の勝利要素タイルの枚数の合計が12以上
  • 炎トークンを12個集める:
    獲得した炎トークンの枚数(値ではない)と、持っている炎の勝利要素タイルの枚数の合計が12以上
  • 聖なる花を12輪集める:
    今回のラウンドのみで、自分の守護獣ラインや森ボードの花アイコンの数(山札や捨札は含まない)と、持っている聖なる花の勝利要素タイルの枚数の合計が12以上



個人ボードはこんな感じです↑

●ヨタくん(7歳の息子)
すごく面白いね!
ヨタくん、カード集めて強いデッキを作るゲーム好きなんだよなぁ。
でもカードをたくさん引きた過ぎて、何回もバーストしちゃったよ。とほほ。
欲張らない方がいいね。

●夫
思った以上にルールが分かりやすく手番でやることもシンプルかつサクっと終わるので、リプレイ性が高いですね。

クアックサルバー的なバースト要素もあり、バースト系ゲーム好きとしはポイントが高い。
今後我が家で出番が多そうな中量級ゲームになりそうです。

さすがドイツ年間ボードゲーム大賞の受賞作だけある。

●私
久しぶりのバースト要素ありのゲームで面白かった!
デッキ構築のためにカードを獲得したいし、炎トークン集めたいし、護りの木タイルも配置したいし…結構ジレンマがあって悩みました。
今回は炎トークンを集めた夫に負けてしまったので、次は絶対に勝ちたい。



プレイ中です↑
  • 総合評価:8
  • 独創性:7
  • わかりやすさ:8
  • システム洗練度:8
  • 間延び感の低さ(起伏):7
  • リプレイ性:8
  • コンポーネントの魅力:8
  • 脳汁感(ジレンマ味わい度):8
  • テーマ再現性:8
  • 戦術の幅:8
  • ドキドキわくわく感:9
  • 手番ごとの成長感:8
  • 攻撃性の低さ:8

~Fin~

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