・所要時間:150分
・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)
ゲーム概要
エリアマジョリティゲーム!
戦闘、探検、船の強化など、幅広い要素を活用して、カリブ海の覇権を競おう。
- カリブ海上の島に、町と村が書かれた中央ボードを準備。
各町には「町アクションタイル」を配置。ボード上部にある3つの国の支配トラックに所有権マーカーを配置。
ストーリーカードに書かれた村にクエストタイルを配置。
各プレイヤーの船をスタートマスに配置。
- 各プレイヤーに船ボードを配布。
船ボード上の所定の12箇所にディスクを2枚ずつ配置。
その後、経歴カードを2枚もらって1枚を選び、山札から計画カードを8枚もらい、3枚捨てて、4枚を手札に、1枚を船ボード上の計画スペースに置いたらゲームスタート。
- 手番では、まず自分の船を1~7マス好きなだけ進め、止まったマスのアクションを行う。
マスは「町」と「村」があり、それぞれアクションが異なる。
- 「町アクション」は、その町に配置されている町アクションタイルの内容に従う。
まず、手札のカードから町アクションタイルに書かれた商品カードを1枚捨てて、自分の船ボード上のディスクを1枚町に置くことができる。
その上で、「探検」「戦闘」「助手コマ入手」「戦闘力UP」などの書かれたアクションを実施。
- 「村アクション」は、「1金もらう」「手札を全て捨てて2金もらう」「金を支払って手札から1枚カードを自分の前にプレイする」のいずれかを行う。村アクションについては、手番で進めた船のマス数が多いほどアクション数が増える。
- また、フリーアクションとして、「カードを1枚船ボードの計画スペースに配置(3枚まで)」と、「経歴カードの達成」が可能。
- アクションを終えたら手札を4枚になるよう補充。
- 誰かの船がゴールマスまでたどり着いたら即ラウンド終了となり、決算が発生。
プレイヤーごとの金トラック・勝利点トラックの数だけコイン・勝利点を得たり、並べられている補充用のカードを入れ替えるなどのラウンド終了処理を行い、次のラウンドへ。
- 以上を4ラウンド繰り返し、4ラウンド終了時にゲーム終了となり、終了時決算を行う。
その結果最も得点の多いプレイヤーの勝ち。
- 上記が主な流れだが、このゲームの独特の要素を以下に付記。
- 個人の船ボード上の12カ所に2枚ずつディスクが置かれているが、各箇所2枚ともディスクが除去されるとそこに書かれた能力UPが行われる。
村アクションでできることが増えたり、手札上限が6枚になったり、など。 - 町アクションで「探検」を行うと、中央ボード株の探検トラック上の自分の探検家コマを指定の数進めることができ、とまったマスに書かれた金や勝利点などのボーナスをもらえる。
- 町アクションで「戦闘」を行うと、戦闘タイルの山札から1枚とり、そこに書かれた3か国のうち1か国を選んで、その国の基本戦闘力に、自分の戦闘力や助手コマを支払うことで得られる戦闘力を加え、合計戦闘力を消費して「中央ボード上のその国の自分の影響力ポイントをUPさせる」「影響力ポイントUPに加え、その国の支配マーカーを中央ボード上の旗のある村に配置できる」などを行う。
ゲーム終了時には、各国ごとの「自分の影響力とその国の支配マーカー配置数」に応じた勝利点をもらえる。 - 村アクションで「金を支払って手札から1枚カードを自分の前にプレイする」を行うと、カードに書かれた効果で、金や助手コマや特殊トークンがもらえたり、以降の探検アクションや戦闘アクションが強化されたり、金トラック・勝利点トラックを進めることができたり、助手コマをカード記載の村に送り込み、以降自分の船がその村に到着した時にカードに書かれたアクションができるようになったりする。
各カードには勝利点が書かれていて、ゲーム終了時にもらえる。
また、手札のカードをプレイする代わりに、中央にオープンになっている建物カードにコストを払って助手コマを送り込むことができる。
中央の建物カードは、ゲーム終了時に達成条件に応じて大きな勝利点をもらえる。
- 個人の船ボード上の12カ所に2枚ずつディスクが置かれているが、各箇所2枚ともディスクが除去されるとそこに書かれた能力UPが行われる。
感想
2020年当時
●妻
面白い!!
けど要素が多すぎて理解するまですごく時間がかかったのと、プレイ時間が長すぎる、、、。
でもやり始めると結構シンプルで夢中になっちゃったね。
●ゆづ(8歳の娘)
楽しいけど、さすがにちょっと長すぎて疲れちゃった。。。
でもかなり面白かったので、またやりたい。
●ヨタくん(5歳の息子)
うーん。
ちょっと長すぎたからヨタくんはもういいかな。
●自分
インストに1時間半、プレイ時間に2時間半かかり、半日このゲームをやってました(笑)
要素が凄まじく多いのですが、「戦闘」以外は結構シンプルなのでやり始めるとすぐ理解できました。
同じルートを4周(ラウンド)繰り返すので、ラウンドが進むごとにスピードアップしていきました。
カードを出すことによるパワーアップ、個人ボードでディスクを除去することでの能力アップ、ボード上の探検トラックや影響力トラックの進行、金トラック・勝利点トラックの進行と、成長感をバリバリ感じながらプレイできるので、夢中になります。
長いけど、長い分だけの価値がある重量級ゲームでした。紺だけ長い時間プレイしたのに、終わった後、「しばらくいいや」ではなく「またやりたい」という感想を持てたので、すごいことです。
総合評価
- 総合評価:7
- 独創性:9
- わかりやすさ:6
- システム洗練度:7
- 間延び感の低さ(起伏):7
- リプレイ性:7
- コンポーネントの魅力:8
- 脳汁感(ジレンマ味わい度):7
- テーマ再現性:8
- 戦術の幅:8
- ドキドキわくわく感:8
- 手番ごとの成長感:10
- 攻撃性の低さ:8
- 8歳児と本気で遊べる度:7
- 5歳児も楽しそう度:2
- 備考:ルールを説明する側、聞く側の負担が大きいゲームだけど、乗り越えてプレイするとかなりの楽しさが待っています。
~Fin~
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