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今日ご紹介するボードゲームは、略奪品を集める2人のロビンがモデルの2人用ゲーム「ロクスレイのロビン」です。
ヨタくんと妻が毎晩ずっとフォレストシャッフルで遊んでいるのを勝手に見かねて「はらぺこバハムート」とともに買った、(←)、平日の夜にも遊べる2人専用のゲームです。
しかも我が家が大好きなウヴェさんがデザイナーということで、期待が高まります。
早速レビューいってみましょう。
ロクスレイのロビン(Robin von Locksley)
・所要時間:30~45分
・プレイ人数: 2人専用
ゲームの内容
<ゲームの準備>
- すべての「略奪品タイル」を裏向き(金貨面)でよく混ぜて山にして、1枚ずつ引いて表向き(宝石が見える面)で5×5のグリッドを作る。
- そのグリッド内で対角線上の隅と隅にあるタイル金貨面にして、各プレイヤーは1枚ずつ受け取る。
グリッド内で空いた隅に各プレイヤーのロビン駒を置く。
- 「始まり(スタート)」と「国王陛下万歳(ゴール)」の名声タイル(大)を一緒にして略奪品タイルの外側の1隅に置く。
残りの名声タイル(大)をランダムに3枚、他の隅に置く。
名声タイル(小)を各隅のあいだに3枚ずつランダムに置いて、「競争トラック」を作る。
- 自分の吟遊詩人駒を「始まり」タイルの横に置く。
<ゲームの進行>
手番では、終了条件を満たすまで以下を繰り返す。
- ロビンの移動:
自分のロビン駒を略奪品タイル上で、将棋でいう「桂馬の動き」と同様に動かす(前後どちらかに2タイル分進んだあと、左右のどちらかに1タイル分進む)。
移動した先の略奪品タイルを獲得して、表向きのまま自分の前に置く。
手番終了時、もともとロビン駒があった空いたスペースにタイルを補充する。
- 競争トラックを進める:
競争トラック上の吟遊詩人駒を進める方法は以下の2通り。
※吟遊詩人駒は、手番中であればいつでも移動できる。- 金貨を1枚支払うごとに、1コマ分進められる(上限なし)。
- 移動先のトラックの課題を達成していれば、その分進められる(上限なし)
- 上記とは別に、自分の手番中いつでも、同じ種類の略奪品タイル3枚以上からなる略奪品セットを売却できる。
売却時には2枚を捨て札として、残りを裏返して金貨面にして所持する。
<ゲームの終了>
以下のいずれかでゲーム終了。
- 一方のプレイヤーの吟遊詩人駒を周回遅れにした場合は即ゲーム終了となり、追い越したプレイヤーが勝利。
- それ以外は、競争トラックを2周してゴールに到達した時、そのプレイヤーが勝利。
感想
●ヨタくん(9歳の息子)
次のことも考えなくちゃだめなゲームだけど、次の次のことまで考えて行動したらうまくいくと思った。
条件を満たせる時は満たして進むべきだけど、とても満たせそうにない時は手っ取り早くコインを使って進む方が良いね。
同じ種類の宝石をたくさん集めるとたくさんのコインになるのがなんかワクワクして楽しいね。
●妻
先の先まで考えてロビン駒を動かしたり、どのタイミングでコインを使うかも慎重に考えなくちゃいけなくて結構頭を使うけど、課題を達成しまくって、一気に進めると気持ち良いよね!
後手に回っていても、略奪品次第で一気に追いついたり、追い抜いたりして展開が変わるのも面白い。
名声タイル次第で方針も変えなくちゃいけないから、リピートして遊んでも飽きなさそうだね。
●夫
ルールがシンプルじゃないのに分かりやすい。
凄く緻密に計算して作られたゲームだと思う。
ややアブストラクトの印象を受けるけど、タイルの出現がランダムなので、程よく運の要素で緩和されてて負けてもあまり落ち込みにくいゲームですね。
アブストラクトっぽいから、上手い人とそうじゃない人で差がつきそうだけど、ゲームバランスがそういう設計なのか、いつも1位と2位であまり差がでない点が結構凄いなと思いました。
知育的な観点だと、逆算思考を学ばせられるので良いですね。
総合評価
- 総合評価:7
- 独創性:7
- わかりやすさ:7
- システム洗練度:7
- 間延び感の低さ(起伏):7
- リプレイ性:7
- コンポーネントの魅力:7
- 脳汁感(ジレンマ味わい度):7
- テーマ再現性:7
- 戦術の幅:7
- ドキドキわくわく感:7
- 手番ごとの成長感:7
- 攻撃性の低さ:7
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