・所要時間:45分
・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)
ゲーム概要
セットコレクション&交渉のカードゲーム!
名作「アグリコラ」のウヴェ・ローゼンベルク氏作のカードゲームです。
- カードは数字7~13の全7種類で、数字ごとに「商品アイコン」と「交渉内容」が書かれている。
例えば、7のカードは、商品は「コイン」で、交渉内容は「他プレイヤー全員が手札から1枚ずつ場に出し、手番プレイヤーは好きな1枚をこの7のカードと交換」。
8のカードは、商品は「銀の燭台」で、交渉内容は「好きなプレイヤーの手札から見ないで1枚引き、この8のカードと交換」。
- 数字のかかれたマスが22個書かれている中央ボードのスタート地点に執政官駒を置く。
- 全てのカードをシャッフルして、各プレイヤーに3枚ずつ配布したらゲームスタート。
- 手番では、カードの山札から全員に良く見えるように1枚めくり、このカードを手札に加えるか、このカードの交渉効果を発動し、他プレイヤーのカードと交換するか、どちらかを選択。
これを繰り返していき、同じカードが3枚以上揃ったら、目の前にオープンして、書かれた数字を得点化。
得点の証拠として1枚を目の前に残し、残りのカードは捨て札に。
得点化の後、中央ボード上の執政官駒を1マス進め、そこに書かれた数字を確認。
各プレイヤーは自分の手札の枚数がその数字以下なら山札から1枚カードをもらえる。
- 同じカードを3枚以上揃えて得点化する以外に、中央の場に並べられている目標カードの条件を満たすようにカードを揃えて得点化をすることもできる。
目標カードは「同種のカードの2枚セット×3」や「全種類のカード1枚ずつ」など。
目標カードは得点が高い。
- 執政官駒が中央ボードを1周してスタートマスに戻る(=23回得点化が行われる)、もしくは、目標カードが全部なくなったらゲーム終了。
得点の最も高い人が勝ち。
感想
2020年当時
●妻
これは面白いね。
交渉は、若干直接攻撃要素はあるけど、基本的に1枚ずつのカード交換なのでそこまでムカつかないから良いね!
●ゆづ(8歳の娘)
まぁ楽しかった!
カードをたくさん揃えて得点できて嬉しかった!
●ヨタくん(4歳の息子)
たくさん交渉して、カードを集めるのが楽しかった!!
●自分
ウヴェ・ローゼンベルク氏のカードゲーム。
「他プレイヤーと交渉しながら同じ種類のカードを集めて得点化していく」というゲームの骨子は同作者のボーナンザに似てます。
大きく異なるのが、「交渉はカード効果として自動的に行われる」点。
交渉ゲームの場合、交渉ベタのプレイヤーはそもそも厳しいし、交渉を持ち掛けても何となく好き嫌いで断られるなど不安定なプレイ感になることがあるが、このゲームの場合は強制交渉になるので非常にやり易い。
また、「手札の枚数を少ない状態で維持すると、追加でカードを補充できるチャンスが来る」というシステムにより、もくもくとカードを1枚ずつ引いて集めるよりも。
交渉でほしいカードをとって最短距離でがんがん得点化した方が効率的になるため、カード効果による交渉がどんどん発生して楽しい。
カードゲームとしてはプレイ感が重めでしっかり遊んだ気持ちになれるのもGOODです。
総合評価
- 総合評価:7
- 独創性:8
- わかりやすさ:7
- システム洗練度:8
- 間延び感の低さ(起伏):7
- リプレイ性:7
- コンポーネントの魅力:6
- 脳汁感(ジレンマ味わい度):6
- テーマ再現性:7
- 戦術の幅:7
- ドキドキわくわく感:6
- 手番ごとの成長感:7
- 攻撃性の低さ:6
- 8歳児と本気で遊べる度:8
- 4歳児も楽しそう度:8
- 備考:相手の手札を振るオープンにさせて1枚を強制的に交換する交渉効果がえぐい!
~Fin~
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