・所要時間:90分
・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)
ゲーム概要
<テーマ>
アイルオブキャッツは、個人の船ボードにパズル的に猫タイルを配置していくゲーム。
<ゲームの進行>
- 全5ラウンド構成。
- 毎ラウンド、魚チップ(このゲームにおけるお金の役割)タイルを各プレイヤーに20ずつ配布。
その後、島ボードの左右に袋から引いたネコタイルを配置。
4人プレイだと8枚ずつ計16枚配置。
その後、全員に7枚ずつカードが配布され、ドラフトを行う。
ドラフト後に手元に残ったカードを手札に加える場合はカードに書かれた数の魚チップを支払い、いらないカードは捨て札に。その後カードプレイフェイズへ。
- カードプレイフェイズでは、まず手札に青カード(目標カード)があるプレイヤーは、全体目標カードは場の中央に表向きに、個人目標カードは自分の目の前に伏せてプレイする。
- 次に、全員一斉に緑カード(猫タイル獲得カード)を好きな枚数プレイ。
- 緑カードには「バスケット」と「ブーツ」が書かれていて、ブーツの数が多いプレイヤーから順に猫タイルを獲得して自分の船ボードに即配置していく。
- 猫タイルは既に置かれているタイルに隣接している場所にしか置けない。
- 猫タイルを1枚もらうには「バスケット」が1つ必要。
- また、島ボードの左側の猫タイルは3魚、右側は5魚、支払う必要がある。
- 各プレイヤーバスケットと魚が足りていれば1枚ずつ猫タイルを獲得し、全員がパスするまで繰り返す。
- その後、黄色カード(置きやすい形の宝箱タイルを獲得&配置できる効果)や茶色カード(ジョーカー猫を獲得&配置できる効果)を持っているプレイヤーは手番準にプレイして効果発揮。完了したら次のラウンドへ。
- 5ラウンド終了にゲーム終了。
<勝利条件>
- 同じ色の猫タイルが3枚以上隣接していると、隣接枚数に応じた得点を獲得。
- 黄色カードで獲得&配置したレア宝箱は1枚3点。
- 青カード(目標カード)は、達成していればその分の得点。
- これらを合計し、船ボード上に見えている(タイルで隠せなかった)ネズミタイルの数と、タイルを配置しきれなかった区画のマイナス点を引き、総得点が高い人が勝ち。
感想
●妻
何これめっちゃ面白いんだけど!
カードドラフトも楽しいし、パズル的に猫を当てはめるのにすごく頭を使うのも好み。
いいゲームだね。
●ゆづ(9歳の娘)
タイルをどんどん置いてネズミを埋めていくのが何か気持ちよくて楽しかった。
猫タイルの形がボコボコしているから、船に上手く当てはめられないことが結構あって難しかった。
●ヨタくん(5歳の息子)
猫とか宝箱をたくさん集めるのが楽しかった!
カードを覚えたら、ルールは簡単だったよ!
●自分
非常に面白いです。
基本的には同色の猫タイルをたくさん繋げた方が効率的に得点が稼げるけど、他プレイヤーとのバッティングや毎ラウンドに登場する猫タイルのランダム性から、なかなか狙った猫が入手できない悩ましさ。
加えて、目標カードによってはタイルをあまり置かない方が高得点になったり、1つの種類を隣接させず色んな種類の猫タイルを単独で置いた方がよくなったりと戦術が変わるのも楽しい。
他プレイヤーとのインタラクションも程よく、毎回変わる展開にわくわくできる傑作ゲームです。ゲーム終了まで誰が勝つか本当にわからないところがGOOD!
総合評価
- 総合評価:8
- 独創性:8
- わかりやすさ:7
- システム洗練度:9
- 間延び感の低さ(起伏):8
- リプレイ性:9
- コンポーネントの魅力:9
- 脳汁感(ジレンマ味わい度):9
- テーマ再現性:8
- 戦術の幅:9
- ドキドキわくわく感:8
- 手番ごとの成長感:8
- 攻撃性の低さ:8
- 9歳児と本気で遊べる度:8
- 5歳児も楽しそう度:6(カードに感じが多いので、事前に効果を覚えさせる必要あり)
- 備考:ゲーム終了時に猫で埋まった船ボードが可愛くもシュールでたまらないです。
~Fin~
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コメント