ジャンヌダルク:オルレアン ドロー&ライト(Joan of Arc)

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今日ご紹介するボードゲームは、超名作「オルレアン」の紙ペン版です。

我が家において長い期間トップに君臨し続けていた最強のボードゲーム=オルレアンの紙ペンゲームとのことで、遊ばないわけにはいかず、、、。

ただ、大好きなボードゲームが紙ペンになってルールが結構変わってがっかりすることもあるので、ワクワク半分不安半分、、、。
さて、どんなゲームでしょうか。レッツプレイ!

ジャンヌダルク:オルレアン ドロー&ライト(Joan of Arc)

・所要時間:45分
・プレイ人数: 1人〜5人

ゲームの内容

<準備>

  • シートとペンを全員配る。
  • 全ての随行者タイルを袋に入れる。
  • 場所カードをカテゴリーごとに分けて個別によく混ぜ、それぞれ4枚ずつ表向きにして並べる。

<プレイの流れ>

  • 各ラウンドの最初に、スタートプレイヤーは手元の袋から、随行者タイルをプレイ人数に応じた枚数(4人プレイなら5枚)をまとめて引く。
  • スタートプレイヤーから順に、タイルを1枚選択してそれを使ってアクションを実施。
  • アクションは下記3種
    • 通常アクション:
      • 農家:倉庫の任意の商品1つを獲得   
      • 騎士:陸路を1本繋げる。その陸路にある商品を獲得
      • 船長:水路を1本繋げる。その陸路にある商品を獲得 (もしくは銀行から1金獲得)
      • 交易商:1金支払ってシート上の街に交易所を建設 (もしくは銀行から1金獲得)
      • 職人:建物を1つ建築 (もしくは銀行から1金獲得)
      • 学者:1発展点を獲得 ※一定の発展点を越えるたびに発展レベルが上がる
    • 場所カードアクション:
      既に獲得した場所カードアクションを実行
    • 公益事業アクション:
      公共事業エリアに係れた任意のアクションを実施
  • 特定のアクションを行うと先着で「市民」を獲得できる。
  • スタートプレイヤーだけは残った最後の1枚も選択実施できる。
  • ラウンドが終わったら、スタートプレイヤーが隣のプレイヤーに交代。シート上のラウンド表示マークにチェックし、次のラウンドへ。
  • 以上を繰り返し、既定のラウンドが終了したらゲーム終了。
  • 下記得点を計算して、総得点の高い人の勝ち。
    • (建設した交易所の数+獲得した市民の数)×(発展レベル)
    • 獲得した商品に応じた得点
    • 獲得したコインに応じた得点 など



感想

●妻
本家オルレアンの、初期チップから他のチップを獲得してパワーアップしていく拡大再生産的バックビルドがなくなっているので、最初は面白いのかな、と疑問だったけど、やってみたらやはりオルレアン。
楽しかった!
建物を建てることでパワーアップしていくのはワクワクするね。

●ゆづ(11歳の娘)
楽しかった!
地図をどんどん埋めるか、公共事業をやるか、建物を建てるか、発展点をとるか、みんな優先順位が少しずつ違うのが面白いね。
また遊びたい。

●ヨタくん(7歳の息子)
めっちゃ楽しい。
オルレアンってやっぱり楽しいね。
交易所をあまり建てないで、商品ばっかり集めてたら全然点数入らなくて負けちゃったよ。

●自分
ルールを読んだ時は、オルレアン最大の特長のバックビルド(デッキビルドの個人カードデッキドを、チップ&袋に代えたシステム)がないことで、どの程度プレイ委影響するかが懸念でした。
やはり本家オルレアンのような、どんどん成長していくワクワク感は若干薄れて、マジョリティの部分が強調されている印象かな。

でも、建物をベースにしたパワーアップシステムがあるので、拡大再生産ゲームとしての充実感は十分感じられます。
プレイ体感は思ったよりやや長く、最後の方はあまりやることがなくなってきた印象。
たまたまかもしれないので、何度かプレイして試してみます。

いずれにせよ、紙ペンゲームと侮るなかれ、濃厚なゲーム体験ができる良いゲームです。



総合評価

  • 総合評価:7
  • 独創性:6
  • わかりやすさ:7
  • システム洗練度:7
  • 間延び感の低さ(起伏):6
  • リプレイ性:7
  • コンポーネントの魅力:6
  • 脳汁感(ジレンマ味わい度):7
  • テーマ再現性:7
  • 戦術の幅:8
  • ドキドキわくわく感:7
  • 手番ごとの成長感:7
  • 攻撃性の低さ:7

~Fin~

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