・所要時間:45分
・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)
ゲーム概要
<テーマ>
未知の氷の惑星に不時着した状況下、ドローンを使って地下洞窟に入植していくワーカープレイスメントゲーム。
<準備>
- 個人ボード上にドローン3機を配置。
- また、4つの資源トラックとエネルギーエネルギートラックを、手番に応じた初期値に設定。
- 各プレイヤーの乗務員駒と、事件トークン、洞窟タイル、資源タイルなどを中央ボードの所定の位置に配置。
<ゲームの進行>
◆手番では、「ドローン派遣」、「ドローンを呼び戻す」のどちらか1つを実行。
●「ドローン派遣」では、個人ボード上のドローン一機を中央ボード上のアクションスペースに配置し、配置スペースに隣接したアクションのいずれか1つを実行。
<アクションは下記など>
- 資源やエネルギーを獲得
- 資源トークンを個人ボードに配置して「呼び戻し時アクション」の強化をする
- 乗組員駒を救助
- 未開拓の地下洞窟を1つ開拓使、乗組員駒を1つ配置
- ドローンを使って、開拓済みの地下洞窟へ乗組員駒1つ以上を送り込む
- 乗組員駒をサルベージスペースに配置して「呼び戻し時アクション」の強化をする
- カードを獲得orプレイする
- 手番ごとに一度だけ、手札のドローンカードや、個人ボード上の資源トークンを捨てることで、資源を獲得できる。
- カードは、以下、3通りの使い方があり、プレイ時に宣言して用途に応じた指定の場所に配置。
- 「ドローン」としてプレイし、乗組員駒を地下洞窟に送り込む際に使う
- 「能力強化」としてプレイし、以降の自分のアクションを強化する
- 「ゲーム終了時のボーナス点」としてプレイしする
●「ドローンを呼び戻す」では、中央ボード上の自分のドローンを全て個人ボード上に戻す。
- まず、中央ボード上の任意の事件トークンをとり、効果を発動。(資源を得たり、乗組員駒を破棄したり)
- 事件トークンをとったスペースに事件トークンストックから1枚を補充。
- 中央ボード上のサルベージスペースに乗組員駒を置いていた場合はその分だけ資源を獲得。
- ドローンを一機ずつ個人ボード上のドローン保管庫に戻し、その保管庫の能力が完成していたら発動。(資源を獲得)
- 以上を繰り返し、以下いずれかを満たした手番終了時にゲーム終了。
- 事件トークンのストックが尽きた後に登場する日没トークンが中央ボードに配置され、いずれかのプレイヤーに獲得された。
- 「乗組員駒」が全て破棄or地下洞窟に配置されたプレイヤーが発生した。
- 下記得点を合計し、得点の最も高いプレイヤーの勝ち。
- 個人ボード上に残った乗組員駒は1つ1点。
- 地下洞窟に配置された乗組員駒は1つ2点。
- 各地下洞窟ごとのマジョリティ得点。
- 個人ボード上の「ドローン」と「能力強化」のカード1枚1点。
- 「ゲーム終了時のボーナス点」としてプレイしたカードの得点。
感想
●妻
ルールは割とシンプルでいいね。
無駄なアクションが1つもなくて全部優先順位が高いのでジレンマが凄くて楽しかったよ。
●ゆづ(9歳の娘)
1位になれて楽しかった!!
乗組員駒をたくさん地下洞窟に連れて行くのが何か達成感があって良かった。
●ヨタくん(5歳の息子)
カードをプレイして能力がUPして強くなっていく感じが楽しかった!
ドローン駒もカッコ良くて好き!
●自分
随所に工夫があって全体的に高いレベルでまとまっている優秀なワーカープレイスメントゲーム。
乗組員駒を地下洞窟へ送り込むのが最も効率的な得点手段のため、「資源を獲得 → 資源を使って乗組員やドローンを獲得 → 乗組員をドローンに乗せて地下洞窟へ送り込む」という全体的な目的・流れを見通しながらプレイできてGOOD。
事件トークンによる把握アクションが若干直接攻撃要素だけど、許容できるレベル。
1枚のカードが3通りの使い方ができることや、ドローン回収時に個人ボード上の能力を発動できるところなどは独特ながらワーカープレイスメントシステムと上手く融合していて楽しさを増強してます。
得点手段が少ないため、繰り返し遊ぶと飽きる可能性はありますが、レベルの高い秀作といってよいゲームだと思います。
総合評価
・総合評価:7
・独創性:8
・わかりやすさ:8
・システム洗練度:8
・間延び感の低さ(起伏):7
・リプレイ性:6
・コンポーネントの魅力:7
・脳汁感(ジレンマ味わい度):7
・テーマ再現性:7
・戦術の幅:6
・ドキドキわくわく感:6
・手番ごとの成長感:8
・攻撃性の低さ:5
・9歳児と本気で遊べる度:8
・5歳児も楽しそう度:8
・備考:ドローンがテーマという時点で新しさを感じますね。
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