・所要時間:60分
・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)
ゲーム概要
デッキ構築&洞窟探検&チキンレースゲーム!
- 中央ボードはすごろくのように駒が移動していくマスがあり、各マスは道で繋がっている。
- ダンジョンは上下2層に分かれていて、最上部がスタート地点。
財宝は5勝利点~30勝利点まで7つあり、全て下層のマスに配置されている。
- 中央ボード付近に、購入用カード&クリーチャーカードなど合計9枚を並べる。
- 各自、自分の初期デッキをシャッフルして山札にし、5枚を手札に。
手番では5枚の中でプレイ可能なカード全てをプレイし、残ったカードは全て捨て札に。
手番の終わりに山札から5枚のカードを引く。
- カードには「移動力」「攻撃力」「知識力」が書かれていて、それぞれ手番でプレイしたカードの合計値分を使用できる。
- 手番にプレイしたカードの移動力を使って、自分の駒を中央ボードで進められる。
進めた先のマスにあるアイテムや財宝などを獲得できる。
プレイしたカードの攻撃力を使って中央に並んでいるクリーチャーを倒して報酬をもらえる。
プレイした知識力を使って、中央に並んでいる購入用カードを購入できる。購入したカードは自分の捨て札置き場に置き、次のリシャッフルの際にデッキに加わる。
カードの中には、「追加で山札からカードを引く」などの特殊能力を持つものもある。
- 手札から「クランクマーク」のあるカードをプレイしたら、自分のクランクキューブが袋に追加される。
中央の場に購入用カードやクリーチャーカードを補充する際に「ドラゴンマーク」のついたカードが登場したら、いったん中断して「ドラゴン攻撃フェイズへ」。
指定の数のクランクキューブを袋から取り出し、その中に自分のキューブがあったプレイヤーはキューブ数分のダメージを受ける。
10ダメージに到達したプレイヤーはゲームから脱落。
- 財宝をもって地上(出発地点)に戻ったプレイヤーが出たら、その後4回ずつ手番を行ってゲーム終了。
その4回中に財宝をもって上層まで戻れたプレイヤーはセーフ。
下層に残ってしまったプレイヤーは脱落。
- 脱落にならなかったプレイヤーは、「財宝+ゲーム中に獲得した勝利点+カードの勝利点」、地上に戻れたプレイヤーはさらにボーナス20点を足して、合計点が最も高い人が勝ち。
感想
2020年当時
●妻
これは面白いね!
デッキ構築ゲームは嫌いじゃないけど、カードだけでやるよりこのゲームみたいに中央ボードがあった方が燃えるね。
奥に行き過ぎると戻れなくなるチキンレース感も楽しかった!
●ゆづ(8歳の娘)
好きなゲーム!
自分のカードを強くして言って、どんどん置くまで進んでいく感じが楽しい。
カードを引くときにドキドキするね!
●ヨタくん(4歳の息子)
すごい楽しかった!
カードを買うの楽しいね!
ヨタくん、高い点数の財宝をとってちゃんと戻ってこれたよ。
●自分
数あるデッキ構築ゲームの中でも完成度の高い作品だと思います。
デッキを強くしていく拡大再生産要素はあるけど、目的は「デッキ強化」ではなく「中央ボードの駒を進めて高得点の財宝を持って帰ってくること」で明確なのが好感度高い。
各プレイヤーの状態がボード上で分かりやすく可視化されているのも良い。
ダンジョン探索というテーマはワクワクするし、ドラゴンによる攻撃による脱落というリスクに常にさらされている緊張感も良い感じ!
何より、1人のプレイヤーが上がった後は、4回以内に上層に戻らないと脱落するというシステムが良く効いていて、他プレイヤーをよく見て奥まで進まないと戻れなくなる。
これがデッキ構築にありがちなソロプレイ感を減らし、他プレイヤーと一緒にゲームしている感覚に浸れる。
プレイ時間がそれほど長くないのにしっかりボードゲームをした感もある、素晴らしいゲームです。
総合評価
- 総合評価:8
- 独創性:8
- わかりやすさ:7
- システム洗練度:9
- 間延び感の低さ(起伏):7
- リプレイ性:7
- コンポーネントの魅力:8
- 脳汁感(ジレンマ味わい度):8
- テーマ再現性:8
- 戦術の幅:8
- ドキドキわくわく感:8
- 手番ごとの成長感:8
- 攻撃性の低さ:8
- 8歳児と本気で遊べる度:8
- 4歳児も楽しそう度:7
- 備考:誰かが地上に戻りそうになると、みんなが慌てて出口に向かっていく感じがリアル
~Fin~
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