サンダーストーン (Thunderstone)

・所要時間:45分
・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)

ゲーム概要

サンダーストーンは、RPG要素を取り入れたデッキ構築カードゲーム。

  • 各プレイヤーは12枚の初期デッキをうけとりシャッフルして山札をつくり、そこから6枚を引いて手札にする。
  • 中央には「村(武器や食料や魔法)カード」「英雄(仲間)カード」「モンスターカード」が並べられている。モンスターカードは山札があり、そこから常に3枚がオープンされている状態。
  • 手番では、下記いづれかを行う。
    • 「村で、食料or装備品or魔法or英雄カードを1枚購入する」
    • 「ダンジョンでモンスターと戦う」
    • 「休息をとって手札から1枚カードを除去する」
  • アクション後手札を全て捨て札にし、山札から6枚を引く。山札がなくなったら捨て札をシャッフルして山札に。
  • 各カードには、村でのカード購入に使える「金額」と、ダンジョンでモンスターを倒すために使える「攻撃力」と「明かり」、特定の状況で使える「特殊効果」が書かれている。
  • 手番で行うアクションに応じて、手札からカードをプレイし、その合計数値でカードを買ったりモンスターを倒したりする。
  • モンスター討伐の際、「明かり」の概念が重要。山札から近い順に明かりマイナス3、明かりマイナス2、明かりマイナス1になる。
  • 明かりがマイナス1ごとに攻撃力がマイナス2になる。明かり3だと攻撃力がマイナス6。プレイしたカードの「明かり」分、マイナスを減らせる。
  • 手札の装備品カードは英雄1人につき1つ付けられる。装備品には重さ数値が書かれていて、英雄の体力数値以内の重さの装備しか付けられない。
  • 装備は攻撃力や明かりなどをプラスしてくれる。
  • 戦闘で勝利すると、モンスターカードに書かれた経験値分、経験値カードをもらい、さらにそのモンスターカードを自分の捨て札に加える。
  • 経験値カードは捨て札・山札に加えず分けてもっておく。
  • モンスターカードには勝利点が書かれていて、ゲーム終了時のメインの得点源になるほか、手札に加わった際に金や攻撃力になるモンスターもいる。
  • 戦闘で敗北した場合は、戦ったモンスターは、モンスターカード山札の1番下に戻され、別のモンスターがオープンされる。
  • 村でのカード購入の際、フリーアクションとして、経験値カードを必要枚数支払うことで手札の英雄カードをレベルアップ(1つ高いレベルのカードに差し替えること)ができる。
  • 英雄カードはレベルが上がると攻撃力、体力、明かり、特殊効果などのレベルが上がっていく。
  • モンスター山札の最後の11枚の中に「サンダーストーンカード」が1枚混ぜられていて、このサンダーストーンカードがオープンされ、山札から一番遠い位置(明かり1の位置)に到達したらゲーム終了。
  • 各プレイヤーのデッキ・手札・捨て札の中にあるカードの勝利点を合計し、最も高い人が勝ち。



感想

2020年当時
●妻
これは、、、かなり面白い!
ドミニオンとはプレイ感が結構違うね。
どっちもすごく好きだな。英雄のレベルが上がるのいいね!

●ゆづ(8歳の娘)
楽しい!
仲間とか武器を集めてレベルアップさせてモンスターを倒すのがわかりやすくてわくわくする!

●ヨタくん(4歳の息子)
楽しい!
ヨタくん、エルフをたくさん仲間にして強くする作戦が好き!

●自分
仲間を集め、武器や魔法を揃えてダンジョンに行き、モンスター討伐。
そこで得た経験値で英雄をレベルアップさせ、増やした金でさらに強い武器や魔法を得ていく、という流れがまさにRPGゲーム。

デッキ構築という優れたシステムを、RPGというテーマに自然かつ見事に落とし込んでいる。
プレイしていてずっと楽しくわくわくでき、あっという間に終わります。

英雄やモンスターや武器などもゲームをやる度に変更できるので飽きません。
個人的には数あるデッキ構築の中でも最高かと思います。ボードゲームの中でも文句なしで最高ランクに入る傑作かと。



総合評価

  • 総合評価:9
  • 独創性:9
  • わかりやすさ:8
  • システム洗練度:9
  • 間延び感の低さ(起伏):9
  • リプレイ性:10
  • コンポーネントの魅力:8
  • 脳汁感(ジレンマ味わい度):8
  • テーマ再現性:10
  • 戦術の幅:8
  • ドキドキわくわく感:10
  • 手番ごとの成長感:10
  • 攻撃性の低さ:9
  • 8歳児と本気で遊べる度:9
  • 4歳児も楽しそう度:9
  • 備考:RPGゲームが好きだった人なら必ず楽しめる最強のデッキ構築ゲームです。

~Fin~

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