アセンション~『神を屠りし者』の伝承~ (Ascension: Chronicle of the Godslayer)

・所要時間:60分
・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)

ゲーム概要

<テーマ>

ファンタジー世界を舞台に,英雄と共にモンスターを倒していくデッキ構築型カードゲーム

<準備>

  • 各プレイヤーに初期デッキを配布。シャフルして5枚を手札に。
  • 中央ボードの指定の場所に常設カード3種を配置。
  • 常設カード以外の全てのカードをシャッフルして山札を作成し、そこから6枚のカードを表向きに並べる。
  • プレイヤー人数ごとに定めれた数の名誉点トークンを用意。

<ゲームの進行>

  • 手番では、好きな枚数のカードをプレイし、ボード上のカードを「撃退」「購入」していく。
  • 「撃退」
    モンスターカードに記載されている体力を上回る数のパワーをプレイできれば撃退。
    撃退することで、モンスターカードは共通の捨て札置き場に置かれ、撃退したプレイヤーは書かれたボーナス(名誉点トークンなど)を獲得。
  • 「購入」
    ヒーローカードとコンストラクトカードは、記載されているルーンを支払うことで、獲得することができる。獲得したカードは自分の捨て札に置く。
  • 中央の場からカードが撃退・購入されたら、即その分のカードを山札から補充。
  • プレイしたヒーローカードは、手番終了時に捨て札に置くが、コンストラクトカードは、自分の前に残り続け、以後手番で1回効果を発動することができる。
  • 使いたい手札のカードを全てプレイしたら手番終了。プレイしたヒーローカードと余った手札は全て捨て札置き場に。
    その後、手札を5枚に補充。
  • 名誉トークンが全て獲得されたラウンドでゲーム終了。
    ※最終ラウンドで獲得した名誉点は、余っている名誉点トークンから獲得可能。
  • ゲーム中に獲得した名誉点トークンと、自分の保有するカードに記載されている名誉点を合算し、総名誉点が多い人の勝ち。



感想


デッキ構築ゲームとしては他と比べてシンプルだね。
運の要素が多すぎて、手番によってはモンスターが全然出ない不公平感とか、
手番で繰り返しアクションをしまくれるから間延びするところとか、ちょっとイマイチかも。

●ゆづ(9歳の娘)
運の要素はあったけど、楽しかった!
折角パワーが強いカードを集めてもモンスターが全然来ない時が結構あるけど、
余ったパワーで狂信者を攻撃して勝利点をもらえるからストレスがなくて良かった。

●ヨタくん(5歳の息子)
カードの効果がたくさんあって面白かったの!
カードを買うのもモンスターを倒すのも楽しいね!
でも色んなカードがありすぎて、1回1回覚えなくちゃいけないのが大変だった。

●自分
何を持っても、ドミニオンやサンダーストーンなどのいわゆる「サプライがある系デッキ構築ゲーム」と比較して準備がめちゃくちゃ楽なのが良いですね。ふとやりたくなった時に、すごく手軽に遊べます。何気にこれはかなりの長所。

ほぼ全てのカードがランダムに登場するので、自分の手番の時に思わぬよいカードに巡り合って気持ちが高揚したり、他プレイヤーに負けていても常に大逆転の可能性が残されているのも〇。

一方で、手番で登場しているカード次第ではどうしようもない時もあり、強烈な運ゲー感を感じます。長期的な計画を立ててコツコツやっていくのが好きな人には不向きなゲームですね。
漢字が読めない子供と遊ぶ際に、全てのカードを説明して覚えてもらわないといけないのもネック。

明確な一長一短があるゲームですが、個人的にはワクワクするので好きです。

総合評価

・総合評価:7
・独創性:7
・わかりやすさ:8
・システム洗練度:7
・間延び感の低さ(起伏):7
・リプレイ性:8
・コンポーネントの魅力:7
・脳汁感(ジレンマ味わい度):7
・テーマ再現性:6
・戦術の幅:7
・ドキドキわくわく感:7
・手番ごとの成長感:8
・攻撃性の低さ:6
・9歳児と本気で遊べる度:7
・5歳児も楽しそう度:7
・備考:準備が楽なボードゲームはそれだけで他のゲームに一歩リードしてますよね。

~Fin~

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