ブルーラグーン(Blue Lagoon)

・所要時間:30分
・今回の人数:4人(俺、妻、父、母)

ゲーム内容

開拓者チップを用いて南の島々を探検し、村を置きながら資源を集めるアブストラクトゲーム!

  • 中央ボードには、海といくつかの島が描かれていて、島には資源を置くサークルが各所に描かれている。
    ゲームの最初に、サークル上に資源をランダムで配置する。
  • 資源は5種類あり、白・水色・黄・緑の4種類は、同じものを複数集めると得点GET。
    2個で5点、3個で10点、4個で20点。
    茶の資源は、単体で4点。
  • ゲームは前半と後半に分かれている。

◆前半フェイズ:

  • 手番では、「海に開拓者チップを置く」か「既に置いたチップに接するように開拓者チップか村コマを置く」
    ※村コマは海には置けない。資源が置いてあるマスに入ったら、資源をGET。
    全ての資源が取られるか、全員が全てのチップとコマを配置したら前半終了。
  • 前半の得点計算をする。
    「資源の得点」「チップ・コマで連結した島の数 × 5)」「島ごとのエリアマジョリティ得点」
    全ての開拓者チップとサークル(資源が置いてあったところ)の上にある村コマを取り除き、資源を全員から回収してシャッフルし、ボードに再配置。
    ※ボード上に残っているのは、サークル以外に置いてある村コマのみ。

◆後半フェイズ:

  • 前半と違い、自由に海に置くのはNG。
    自分の村コマか開拓者チップに隣接している場所にコマを置くのみ。
    他は前半フェイズと同様。
    全ての資源が取られるか、全員がすべてのコマとチップを配置したら後半終了。
    前半同様の得点計算をし、前半の得点との合計が最も高い人が勝ち

<好感度ポイント>

  • 得点をもらいつつ後半をにらんで村コマを設置していく前半フェーズと、前半フェーズの村コマという貯金を利用して、他プレイヤーの資源獲得や島到達をブロックしつつ自分が達成していく陣取りの後半フェーズ。
    どちらも切れ味抜群。
  • 後半の資源配置に唯一運の要素が入るが、基本的には幅広い選択肢から自分で戦術を練っていく超アブストラクト。
    ゆえに、頭はフル回転で、心地よく疲れる。



感想

2019年当時
●妻
面白い。
さすがクニツィア先生だね。
ちょっとガチガチ過ぎて疲れるのと、前半失敗すると後半全然巻き返せないシステムがいまいちだけど。

●父
面白いけど疲れるねぇ。
麻雀の方がいいな。

●母
これは面白い。
こういうのは頭の体操になるし、いいね。
旅行の時に持ってきてほしい。

●自分
計算されつくしたゲームシステムで切れ味抜群。
とても洗練されていて無駄がなく、ゲーム時間も短め。
こういうゲームを作れるのがクニツィア先生だよね。
改めて尊敬!

他の人をブロックしつつ資源をとっていく陣取り要素は、クニツィア先生の「砂漠を超えて」と似たプレイ感。
ただ、このゲームは、得点源を「島到達」「エリアマジョリティ」「資源獲得」と、それぞれ両立が難しい3要素にしているため、とる戦術が遊ぶ度に変えられる懐の深さがある。

やると疲れるけど、適度なプレイ時間だし、準備も簡単なので、繰り返し遊びたくなる魅力があるね。
我が家では相変わらずクニツィア先生の作品は人気です。



総合評価

  • 総合評価:7
  • 独創性:7
  • わかりやすさ:7
  • システム洗練度:8
  • 間延び感の低さ(起伏):7
  • リプレイ性:7
  • コンポーネントの魅力:7
  • 脳汁感(ジレンマ味わい度):6
  • テーマ再現性:7
  • 戦術の幅:7
  • ドキドキわくわく感:6
  • 手番ごとの成長感:6
  • 攻撃性の低さ:5

~Fin~

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