コンコルディア (Concordia)

・今回の人数:2人(俺、妻)
・所要時間:90分

ゲーム概要

古代ローマがテーマの拡大再生産ゲーム!
商人となって拠点を作り勢力を広げていこう。

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  • 表ヨーロッパ、裏イタリアの中央ボードを、プレイ人数に合わせてどちら使用。
  • 今回は2人なのでイタリア面。
  • イタリアは11の地域に分かれ、各地域に街が2つか3つある。
    街は5種の特産物(煉瓦、食料、道具、ワイン、織物)のうち1つが割り当てられている。
    ボード中央のローマに、自分の色の人駒1つと船駒1つを設置。
  • 6種アクションの書かれたカード7枚を基本手札として持ちスタート。
  • 手番に、手札から1枚プレイ。
  • アクションは下記の通り。
    1. 人駒か船駒を移動させて、町に商館駒を建てる
    2. 1つのエリアを指定して、その街に商館がある人全員が街の特産物駒を入手する
    3. 特産物駒を売ったり買ったりする(お金をもらったり払ったり)
    4. 中央ボードに並んでいるカードを2枚買う。
    5. 前の人行動をコピーする
    6. 使った手札を回収しつつ、ローマに追加で人か船の駒を置く。
  • アクションを繰り返し、カードを増やしながら、商館を建てまくっていく。
  • ボード上のカードが尽きるか、誰かの商館駒がなくなったらゲーム終了。
  • カードはアクションとは別に6つの神様名が書かれていて、6種類の得点計算方法がある。
  • 例. サトゥルヌス(神様名)のカードは、商館駒が置いてある”地域”ごとに1点。
    地域数は最大11なので、カード1枚で最大11点。
    これがサトゥルヌスが書かれたカードの枚数分、得点になる。
  • 6種類のカードそれぞれの点数を確定させ、その枚数分の得点を合計し、総得点が高い人が勝ち。

<高感度ポイント>

  • 要素が多いのにわかりやすい。
  • 地図上に自分の商館が増えていくのが視覚的に嬉しい。
  • 結構カツカツのプレイ感で、ちゃんとやりくりしないとやりたいことができないのでらゲーム全体が引き締まっている。



感想

2019年当時
● 妻
面白いと思うけど、得点を考えてカードを増やす余裕はなかった。
最後まで勝ってるのかどうかの見通しが悪かったなぁ。

●自分
カード、商館駒、人駒、特産品駒など、要素は多いのに、やることが非常にスッキリしていてとても好感が持てる。

ナヴェガドールといい、ゲルツ先生のゲームデザインは非常に美しい。

ゲーム終了後に充実感があるのに、そんなに重く感じないので、またすぐやりたくなる。

ただ、ゲームを進めながら、勝ってるのか負けてるのかがほぼわからないので、何となく商館を増やしておこう! とか、手札は増やした方が得なはず! とか、あたりをつけて、進めるのがちょっと。。

戦術を考えながら一手を大事にしたいタイプの我が家には合わなかったかな。

でも、ボード全体やゲームシステムの美しさは素晴らしく、間違いなくトップレベルのゲームだと思う。



総合評価

  • 総合評価:7
  • 独創性:7
  • わかりやすさ:8
  • システム洗練度:7
  • 間延び感の低さ(起伏):6
  • リプレイ性:7
  • コンポーネントの魅力:6
  • 脳汁感(ジレンマ味わい度):7
  • テーマ再現性:8
  • 戦術の幅:7
  • ドキドキわくわく感:7
  • 手番ごとの成長感:7
  • 攻撃性の低さ:7
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~Fin~

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