・所要時間:120分
・今回の人数:4人(俺、妻、ゆづ、ヨタくん)
ゲーム概要
ダイス選択×拡大再生産ゲーム!
大学の町ポルトガル・コインブラで名声を獲得しよう。
- 全4ラウンド。
- 各ラウンドは、下記の6フェイズで構成。
- 「代表者によるダイスロール」
- 「各プレイヤー1個ずつ順番に合計3個ずつダイスを選んで獲得し、中央ボードの4つのスペースのいずれかに配置」
- 「4つのスペースの上から順にダイスアクションを実行し、タイルやカードを入手」
- 「手番順の入れ替え」
- 「ダイスの色に対応した収入」
- 「航海カード1つにマーカーを配置」
- 最も重要なアクションは、「各プレイヤー1個ずつ順番に合計3個ずつダイスを選んで獲得し、中央ボードの4つのスペースのいずれかに配置」。
4つのスペースは、「城スペース」「上部都市スペース」「中部都市スペース」「下部都市スペース」の4つ。
城スペースは、置いたダイスが小さい方が先に恩恵タイル(Noコストでそこそこのボーナスをもらえるタイル)を選んでもらえる。
各都市スペースは、置いたダイスが大きいほうが先に人物カードを選べるが、ダイスの目がそのままコストになる。
人物カードをもらうと、その種類のパロメーターを書かれた数だけUPさせることができ、さらに書かれたボーナスをもらえる。
人物カードによっては、収入フェイズで毎回ボーナスをもらえたり、ゲーム終了時にボーナスをもらえるものもある。
- 「ダイスの色に対応した収入」フェイズでは、そのラウンドで選んだ3つのダイスの色に応じて、各プレイヤー自分のパロメーター(4色)を確認し、「お金」「防御力」「プレイヤー駒をMAP上で進める」「勝利点をもらう」のいずれかを該当の数値分もらえる。
- 中央ボードにはMAPがあり、収入や人物カードボーナスなどで自分のプレイヤー駒を1マスずつ進められる。
MAP上にある街タイルに到達すると、そこに書かれたボーナスをもらえる。
- 「航海カード1つにマーカーを配置」フェイズでは、中央ボードに並べられた公開カードのうち1つに、コストを支払って自分のマーカーを置ける。
公開カードにはゲーム終了時にもらえる勝利点と条件が書かれている。
- 以上の6ファイズが終わると次のラウンドへ。
4ラウンド終了時にゲーム終了。
- それまでに得た勝利点に、「4色の各パロメーターで1位2位3位の人へのボーナス勝利点」「人物カードの勝利点」「航海カードの勝利点」「手元に残った金などの勝利点」などを加え、最も勝利点の合計が大きい人が勝ち。
感想
2020年当時
●妻
うーん。面白いんだけど、他プレイヤーの手番の時の待ち時間が長いし、全体のプレイ時間も長くてイマイチな印象。ダイスを選ぶアクションとか面白いんだけど、要素が多すぎてなんかチグハグな印象。惜しいゲーム。
●ゆづ(8歳の娘)
すごく長くて疲れた。
考えるのが難しいし、待ち時間が長い。もういいかな。
●ヨタくん(4歳の息子)
楽しかったけど、すごく長くて嫌だった。
早く終わって欲しかった。
●自分
ダイス選択システムや、パロメーターUPによる拡大再生産など面白い要素がたくさんあるんだけど、カード効果がアイコンだけでわかりにくいものがあったり、「MAP」「航海カード」「パロメーター」「恩恵タイル」「人物カードに記載されている旗のセットコレクション」など勝利点を得る要素を詰め込みすぎていて、散らかってしまってる印象。
ゲーマーズゲームと言えばそうなんだろうけど、それにしてももう少しスッキリしている方が良かったかな。
全体的に待ち時間が長くて間延びしてました。
総合評価
- 総合評価:5
- 独創性:6
- わかりやすさ:4
- システム洗練度:4
- 間延び感の低さ(起伏):4
- リプレイ性:6
- コンポーネントの魅力:6
- 脳汁感(ジレンマ味わい度):6
- テーマ再現性:6
- 戦術の幅:8
- ドキドキわくわく感:7
- 手番ごとの成長感:7
- 攻撃性の低さ:7
- 8歳児と本気で遊べる度:6
- 4歳児も楽しそう度:2
- 備考:ボードとカード絵の雰囲気:10
~Fin~
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